Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シルビアの整形が気になって仕方が有りませんね・・・その2

2021-11-13 20:40:46 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は曇りです。
なかなか天気が一気に回復とはいかない様でしてどんよりとした曇りが続きそうです。
でもまあ如何にも山陰の冬が近くなった様な気がします・・・そう言えば昨日の帰りに道路の温度計を見たら一昨日よりも時間は少し早いのに今期の最低温度を更新して6度でした。
これからどんどん寒くなって最低気温を更新してゆくんでしょうね。

で今日は畑に入れなくても出来る作業をしておきましょう

冬、降雪時期に大活躍する除雪機を整備しておきました
まずはバッテリーの充電ですね・・・これは昨日から掛けてありますがそろそろバッテリーが寿命の様でなかなか入り難いですね。
比重を計りますけど・・・ギリギリです(笑)

でも今日は取り敢えずかかったので良いとしましょう。
続いてガソリンの抜きかえです
一夏越えていますので残ったガソリンは一旦抜いて軽トラックのタンクに移します、軽トラのタンクは20Lくらい入っていますので一緒に使います・・・私、ケチなのでガソリンスタンドで処理などはしてもらわないのです(笑)
で携行缶から新しいガソリンを補充します。
最後にエンジンオイルの交換ですね。
そんなに使った訳では有りませんがこれも1年前に交換したものなのでドレインから抜き取って新しい物を入れました。
量はそんなに多く有りませんね、だから自家用車のオイル交換をして残った物を使っています。

これだけやってやっとエンジン始動です・・・今年も調子よく働いてくれるはずです・・・。
少々多く雪が降っても大丈夫でしょう!!

さて本日も昨夜まで降っていた雨の為に畑は水分が多くて入れそうに有りませんのでさっさと本業を始めます。
本業をしている時が一番リラックスして楽しい時間です(笑)

今日はどこから始めようか・・・チョット迷ってましたが。
パテを削ると机の上が粉だらけになりますので、今日はリアウイングから始めます。
このオットーのミニカーはスペックRなので純正でリアウイングが付けられています。
それはセンターと両サイドにステーが付いているのですが今のお客様の車には他のタイプが付けられていますのでこれを直すかそれと新規で作るしか方法が有りません。
せっかくなので付いていたリアウイングを加工してみます。
まずはセンターのステーをカットします、このステーは絶対に使わないのでね・・・。

両端のステーも純正品は逆ハの字になっていまして取付け角度が違うのですね〜
仕方が無いのでこちらも一旦カットして真鍮のピンを入れて付け直しまして角度を直します。
このカットですが出来るだけステーを長く使いたいので糸鋸でのカットにしました・・・普通の鋸を使いますとそれだけで0.7〜0.8mm程も無くなってしまうからです。
長い物は後で削って短く出来ますが短い物は付け足さなければなりませんからね・・・少々厄介な仕事になるんです。

このリアウイングの後側には空気をかき上げる為のリップ形状の部分が有りますのでその部分はプラ板を足します
またリアウイングの中央部分は少し下に下がっていましてちょっと複雑な形状をしているのは実車を見た時に確認済・・・純正のリアウイングは真っすぐなので左右に切り目を入れて(切断はしません)残った部分を曲げて中央部分を下げます・・・文章で書いてもわかり難いのでわからない人はコメント下さいもうちょっと詳しく説明します(笑)
カットした部分に0.3mmのプラ板を挟んで接着しまして癖を付けましょう。
でペーパーでザックリ削ってからパテを盛って削った・・・と言う手順です。

作業中の写真を撮り忘れっていますね・・・いきなりパテですから作業に熱中しているとついつい忘れます(笑)

手が粉だらけになったついでにバンパーのアウトレット部分のパテも研いでおきましょう。
全体の高さとか斜めの角度が全部この部分のボリュームに影響します。
見た感じで大きめに感じるなら斜めの角度を強くするとか高さを低めるとか調整をしながら削ってゆきます。

次は再びリアウイングに戻ります。
このリアウイングですが両サイドに翼端板が付いています。
ちょっとだけ面倒なのは斜めに付けられているんですね・・・・
斜めなのは一旦置いておきまして、アルミ板で翼端板のサンプルを作ってみました

こんな感じかな・・・指で持つと翼端板が見えなくなってイメージがつかみ難いのでピンセットで当ててみましょう。

2枚同じ物を作らなければなりませんので(左右に有るからね)同じアルミ板を重ねて瞬間接着剤で接着します
ざっくり同じ様な形状に切っておくと削りやすいし作業が早いのはわかりますよね・・・。

削って形状を合わせました・・・問題は分割ですよね!?
分解する場合はこの隙間にデザインナイフの刃を入れて割っても良いし、ライターで軽く暖めますと外れます。
暖め過ぎない様に注意は要りますよ(火傷しないでね)
昔ならアセトンに浸けていたりしましたが・・・アルミはアセトンに浸けますとアセトンの中の水分で酸化してしまう場合が有りますから最近はこの方法が多いですね。
(勿論ですがアセトンは火気厳禁なので間違っても近くに置かない様に、またアセトンやシンナーに浸けておいた物をライターであぶらない様にして下さいね・・・火災を起こす危険性があります)

同じ部品が2つできました

表面はペーパーで研磨してエッジの部分のカエリを削ります、また実車のウイングは角が丸く仕上げられていますので丸くなる様にエッジを落としています。
で・・・ここからは大事な部分です。
なぜこの部品をアルミで作ったのか・・・ですね。
実は実車の翼端板は途中が斜めに曲げられているんです。
僅かですけどね・・・
良く見ますと斜めに曲がっているのがわかりますかね〜?

プラ板で作りますと塗装した後や気温が上がった時に曲げた部分が元に戻る事が有りますのでここはアルミにしておきました。
またプラスチックですとせっかく作った翼端板が曲げた時に割れてしまう事も有りますしね・・・
せっかく異種素材を使える訳ですからここはアルミ板を使った訳です。

ボディに取付けてみますと・・・こんな感じになります。
T中さん盛り上がって来ましたか!?(笑)

でもまだまだですよ。
この後一度サフを塗って形状の確認とグレージングパテを付ける作業に移ります。

サフは明日以降かな・・・サフが硬化するまでオースチンが進められますね。

 

 


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