Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.2

2019-05-02 21:32:37 | Ferrari Rossa by pininfarina
本日の山陰は穏やかな良い天気でしたね。
この天気でお出かけだった方も沢山いらっしゃった様です。
私のアトリエにも広島からNさん、同様に広島からYさんとお友達2人とお待ち合わせ。
その後は常連の鳥取県のEさんそしてなかなか会えない島根県鹿島町のKさんのご家族ご一行様とたて続けにご来店を頂きました。
当分の間は良い天気が続きそうなのでお出かけがおおいのかもしれませんね。
明日と明々後日は家内がGWを頂きます、その為ちょっとだけ厨房から声がかかるかもしれませんが・・・
それ以外はアトリエにこもって制作となります。
今製作中のピニンファリーナのロッサも後少しで完成するかもしれませんが完成したら納品に行かなければなりませんね。

さて本日の制作です
昨日タイヤ/ホイールとシャフトを組立てていて気が付いたのですがフロントのシャフトがうまく付かないのです。
と言うのもエンジンを支える円柱状の部品が丁度アクスルシャフトに位置に当たっている訳です。
仕方が無いので1.0mmの真鍮線をコの字に曲げましてシャフトにハンダ付けします。
1.0mmを使ったのはそう簡単には曲がらない様にですね。

そして中央部分を糸鋸でカットします
強い力を掛けますとメタルのシャフトが曲がってしまいますので切り取る中央部分をハンドバイスで固定してカットする作業を行います。

理想を言いますとこんな感じに収めたいですね。
アクスルシャフトがコの字型になってエンジン部分を迂回していますね。

但し組立てる順番などの問題も有りますから組立ててみるまで心配でした。
組立てに関してもどこにも心配になる様な干渉は無くこの通り自由自在に組立てを行なう事が出来ました。

次も真鍮線を加工します
少し潰しました・・・
少しでないとダメです、線のまま丸い断面でもダメなんです・・・
何故かって?実車のこの部分もこの様な形状なんですね。

どこに使うのかと言いますと・・・この部分なんですね
こんな所にアシストグリップがついているんです
しかもくり抜かれた断面の部分はクローム系こ感じなのです
本来なら洋白の帯金を使ってこの部分を表現するのですが、帯金を使ってグリップは真鍮線で作ればかなりゴツイ感じになりましてオーバースケールなんですよね。
ですから塗装後にホワイトメタルの部品についた塗料をデザインナイフで削り取りますとクロームの様な光り方になります
ここにグリップの部分を接着しようかと言う事なんですね
言葉によっての説明は難しいので写真をご覧いただいた方がいいかな・・・。

一応長さを全てその部分に合わせて削ってみました
まだ塗装をしていないのでクリアーボンドでの仮組なんですけどね・・・。

次は1.0mmの洋白版を糸のこでカットしています
大きさは2X3mmくらいでしょうかね・・・

実はドアの内装にこの様な部分がありますがキットでは一体の部品としてつくられていましてこのままではちょっとお粗末かな〜と思っていました。
なのでこのクロームの部分とグリップの部分を別部品にて再現してみようと思いました。
このクロームの部分はドアのオープナーじゃないかと思われますね。

内装の所定の場所につけますとこんな感じですかね・・・
内装のデザインが奇抜なので良いか悪いか判断が難しいですね(笑)

エンジンの上側の部品を取り付けましょう
この部分は制作にセンターを出したいのでマスキングテープの細切りをボディに貼って中心を出しておきます
中央の部品とその横のカーボンの部品を取り付けました

次はその横のクロームのボックスをつけました
左右のクリアランスが意外とギリギリだったのはすっかり忘れていました。

ドアの内装のグリップの部分ですが塗装して取り付けてみました
いかがでしょう?
別部品にする事で質感が変わって良い感じではないかと思いますね。

次は内装のダッシュボード!?の部分を取り付けたいのですが
その間にある跳ね馬を問いつけなければなりません
エッチングパーツが有ったのか無かったのかわかりませんが、光り方がいいのでこのメタルインレットを使おうかと思っていましたが・・・ちょっと使えなかったのです。
理由は残念ながら少し大きいのです

そしてまた出てきたのが先日使った当方の作ったエッチングを磨いて使うことにいたしました
これなら大きさは十分ですね

大きさは実車もこの程度なのです・・・


明日は内装の取り付けとシートの取り付けまで出来ればいいですね

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ROSSOのホイールボルトについて (ランエボ太郎)
2019-05-03 18:42:54
毎回、素晴らしい作品に仕上がっていくのを楽しみに拝見させていただいております。
私は、下手ながら未組立キットを減らすべくあまりディテールアップを行わず完成させています。

欧州車に何台もお乗りで、タイヤ交換をご自分でやられる渡部様ですから構造を良くご存知のはずなので間違いでは無いと思っていますが、今回のROSSOのホイールボルトの真ん中に0.3mmの穴を空けているのは実車のホイールボルトがそうなっているからでしょうか?何だか国産車のナットみたいだな・・・って一瞬思ってしまったもので・・・
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コメント有り難うございます (渡部 洋士)
2019-05-03 19:28:40
ランエボ太郎さん、はじめまして。
コメント有り難うございます。
国産車みたいですか?(笑)
まあそうですね・・・実はフェラーリなどの欧州車では国産の様にナットじゃないのです。ボルトを使っている物が多いんですね。
もしも言われる通りにナットを再現するならアルミのパイプは使いません、なぜならこう言った場合中央からスタッドボルトが突き出しているか見える場合が多いのです。
ではなぜパイプを使ったか・・・実はロッサのこの部分の写真が全く無いのです。
写真に写っていないと申し上げた方が良いかもしれません。
この車のベースは550マラネロなのでその純正品を探しますと確かにクロームの中央に膨らみの有る物が使われていますが・・・最近のフェラーリではホイールボルトも中央に穴の開いているヘックスのホイールボルトを使っている事が多いのでこれだと写真に写り難い(ただの穴ですから)からそれを使っているのではないかと想像しています。
このヘックスのボイールボルトについては今夜のブログにご紹介しておきます。
ただ写真が無いのでどれが正しいのかはわかりませんがヘックスのホイールボルトなら中央に穴の開いたパイプを使った事に納得して頂けるかと思いますよ。
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返信有難うございます (ランエボ太郎)
2019-05-03 19:55:23
早速の返信、ありがとうございます。
欧州車のホイールボルト、知らない人が多いですよね。あまりにも、国産車に慣れすぎてると欧州車のホイールボルトが不思議に見えてしまいます(笑)
ヘックスのホイールボルト、確かにそれならば国産車のホイールナット(貫通タイプ)に似て見えますね♪
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でも本当はまだ迷っています (渡部洋士)
2019-05-03 20:58:13
返信有難うございます。
でも本当はまだ迷っています。
マラネロの純正ならクロームの袋ナット風の頭のボルトなんです。
最後まで迷ってから結論を出したいかな〜ってね(笑)
あの状態なら中央に丸い袋ナット風のものをつければ袋ナット風にもできますでしょう?
なのでとりあえずあの様な形状にしているのです。
返信する

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