Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールとタイヤの選択

2021-04-09 21:03:09 | Austin Healey 3000
本日2回目の更新です。

オースチンヒーレーですがこの車はあこがれの車だったのですが実車を拝見する機会は余りありませんでした。
なのでその雰囲気とかバランスなどは確認しておかないと制作を前に進める事が出来ません。

今日はタイヤとボディのバランスからですね
原型師の方がボディのマスターを作られる時に何を気にしながら作業をされるんでしょうね?
私が作る時はボディとタイヤのバランスが一番気になります・・・私だけかもしれませんが。

まずはキットのボディにキットのホイール/タイヤを付けてバランスを確認します
少々タイヤのハイトが高くて軽快な感じが無い様な気もしますが・・・年代を考えれば1967年辺りですとバイアスタイヤが一般的でラジアルタイヤはまだ一般的ではなかった頃ですからね。
これ位のタイヤのハイトだったのかもしれません。
まあラジアルタイヤのしても扁平率は82%?70%の扁平率の物が存在したんでしょうかね?
でもさすがにメーカー純正には無かったでしょう・・・
ちなみに日本のメーカーで一番最初にメーカー純正でラジアルタイヤを採用したのはどこのメーカーで何と言う車かご存知でしょうか?
私の知る限りですがスバルのスバル1000スポーツという車だったはずです
スバル1000から派生したスポーツモデルで1967年11月に発表されました
タイヤサイズは145SR13という今で言えば軽自動車並みのサイズでした・・・確かそうだったと思います
何故知っているのか・・・当時父親がその車に乗っていたんですよね〜、だから知っているのです(笑)
話しがかなり横道に逸れてしまいましたが・・・

タイヤサイズを検討する時はリアだけではなくフロントも仮組して判断しないといけません・・・多少はホイールアーチを削ったり車軸の高さを微調整は出来ますが大きな変更は難しくなります。
またフェンダーのインナーの追加とかの別な問題点も見えてきますからね〜。

で・・・ボシカホイールですと当方の自作タイヤと組み合わせました
・・・こんな感じです。
あ〜タイヤはラジアルです(笑)
もしバイアスタイヤがご希望なら250TR用に作った物が有りますのでそれを使っても良いのですが・・・
それを使うとタイヤのハイトが少し上がってしまうので軽快感がなくなりますね。
バランス的にはこちらが良いと思いますので・・・暫定的にはこれで行きましょう。

少し車高を調整したらこんな雰囲気で作れるかな〜!!
イギリスの車ですとグリーンが似合っていると思っていましたがヒーレーは別ですね。
このツートンが好きなんですよね(笑)

リアにはこんなキャリアーも欲しいですね
革製のカバンを乗せなきゃ!!
ライトブルーメタリックとホワイトのツートンで明るめの茶色の革製のトランクをトランクフードの上に乗せてどこか旅に出掛けましょうか・・・
なんて雰囲気で作りたいですね。


次は実際に仮組を始めてしまおうかと・・・思っています。

2台のAMGはタイヤ/ホイールが付きました

2021-04-09 20:37:43 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は朝のうちは青い空が見えておりましたが、午後からは少し雲が多くなりまして曇の天気でしたね。
風が少し強めで気温は低め・・・屋外ではちょっと寒いかな〜。
昨日が暖かだったので今日は余計に寒く感じますね。

少し前にメイクアップのNSXのケース交換作業を書いたの覚えていらっしゃいますか?
お名前はK岡さんと言います。
自営業の方で車が大好き・・・多分!!
頑張って念願のNSXを購入された方ですね。
で・・・記念にメイプアップアイドロンを買われてナンバープレートも取り付けました。
・・・少し前に写真を送って頂きました
なんとご自分でも1/24のプラモデルを作られたとの事!!
一番小さいのが1/43その右側が1/24・・・乗っかっている台は1/1のNSXです(笑)
(これでRossoの1/12が有れば全スケールが揃いますよ〜)
3台揃い踏みデスね〜!!
凄いお金持ちの方なら「な〜んだ」と思われるかもしれませんが・・・自分が欲しい物の為に一生懸命に働いて手に入れて楽しむ・・・
これが本当の趣味の方向性だと思います。
如何ですか?皆さんも夢に向かって努力してみませんか??

せっかく頑張ってお買いになられたのですからいつまでも大事に乗って頂きたいですね。

さて今日もお仕事ですよ
今日は出勤したらまずは重労働です・・・私も次の目標に向けて努力をしなければなりません・・・(そんな物有ったか??)
この冬の間に集めた来年のストーブの薪を作らないとね〜
お客様が寒い思いをされてはいけませんからね。
まずは45cm程にカットします。
集めて来た丸太は軽トラックに積みやすい様に90cm程に切ってありまして半分に切りますと45cmなのですがストーブに焚く為にはこの45cmというのがベストな寸法なんですよね。
今年の薪は大部分がFB友達(いやいや昔から知っていた模型クラブの方)のS本さんからお譲り頂きましたが、何センチくらいにしておきましょうか?という質問が一番最初だったんですよね。
これは実にプロフェッショナルな質問なんですよ。
例えば素人さんなら細い丸太は軽いから1.5mmでも2.0mmでも軽トラックの荷台ににりますからOKと思うでしょ?
実は違うのです。
ストーブに焚けるのは最大長さが45cm(ストーブによって違います)なのでその倍数にしておきますと後で加工するのが楽なんです。
90〜100cmなら半分に切れば45〜50cmの薪が出来ますよね。
これを薪割り機で割る作業が有りますが割る作業は20cmでも50cmでも同じなんですね。
どうせするなら45〜50cmの木を割る方が効率がいいのです。
ですから1.0m位にしてありますと真中を半分に切って薪割りが出来ますから無駄が無いのです。
「何センチにしておきますか?」という質問が最初に出る時点で十分プロフェッショナルなんですよね。
S本さん有り難うございます、今年は端材も出ず楽に作業が進みそうです。
また来年もよろしくお願い致します。

でもクタクタになるのは同じ事です・・・(笑)
この後、着替えてからしっかり手も洗って厨房係ですね。
今日は少し暇だったので14時には厨房係は無事終了!!

その後は本業ですね
昨日作ったブレーキディスクを分解しています
まあ余分なハンダがいっぱい付いていますのでペーパーで掃除します。
ペーパーで削っていたら指が痛くなってしまったので取り敢えず1台分だけ・・・(笑)

真鍮の丸棒に両面テープで貼り付けて・・・
さて何をするでしょう??(笑)
ヒントは・・・とってもアナログです


旋盤にとめておいてディスクの傷を付けておきましょう・・・
ブレーキをかけますとパッドがディスクを擦りますからこんな傷が入るのですよね。
まあ新品のディスクの時は綺麗なんですけどね。

裏はフラットブラックで塗ります
何故か・・・
本当はディスクブレーキのディスクの内側にはディスクのカバーが付いています、実車の世界ではバックプレートというのですが・・・
なので普通は裏から見た時にはピカピカのディスクが見える事は有りませんかのでセミグロスブラックに塗っておく訳です

昨日作ったABS樹脂のカラーを接着しておいてからディスクを取付けました。
ちょっと味気ないかな〜(笑)

やっと元通り4本のアクスルにタイヤが付きました
この完成品・・・4本共車軸が無かったので元通りになったのは何年ぶりでしょう??(笑)
560SECさんご気分は如何ですか?と聞きたいですね(爆笑!!)

例え車軸がなくなった物でも修理は可能です・・・
少し高くつきますが・・・まあお客様の気持ち次第です(笑)

6.0SLの方もタイヤが付きました
こちらは車軸が有りましたのでオフセットの調整が一番大変でしたね。
そのまま付けてしまいますとフェンダーからはみ出てしまうのです。
車軸とホイールの裏側の微調整は必要でしたね・・・
まあ同じホイールを違ったメーカーのミニカーに取付けるのですからそのままピッタリ付くはずは無いですよね
リアの車高が少し高過ぎる様に感じましたのでスプリングを外して車高を落としています。
2.5mmくらいは下がったです、余り低いとガソリンスタンドに入れなくなってしまいますからこんな感じで良いかな!?


明日は土曜日・・・Cafeは掻き入れ時ですね。
本業大丈夫でしょうか!?
でも頑張りますよ(笑)