Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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塗装開始Ver.1

2018-01-29 21:02:27 | Ferrari 365GTB4 Daytona
本日の山陰は曇りから雪模様に・・・そして夕方には結構気温も下がって寒くなってきました。
この数日は天気が回復する様な予報も有ったのにまた真冬になりそうですね。
今も深々と雪が降っています。

塗装の準備が大体できましたが細かな部分を見てゆきますと今のうちに直した方が良い部分がそこかしこに見えてきます
さすが1/12ですね〜
手を加えれば加えるだけ良くなりますからね〜
この部分もそんな部分です
シフトゲートの回りですがキットでは一段と高くなっていまして何か枠の様な物が付いた感じなのですが
ロードカーでは枠の回りの部分にはレザーが貼って有りましてその下は恐らくスポンジが入っているらしくレザーの部分が少し盛り上がっている位、またレース用のライトウエイト仕様ではいくつか種類が有るのですがクッションのスポンジが省かれているのか枠の部分とほぼ同じ高さになっています
これには少し理由がありましてこの枠の部分にリバースへのシフトミスを防止する為にリバースのゲートの部分にロックが付いていますので枠が高いとこのロックを付け辛いのではないかと言う心配も有ります
サフを塗る前にゲートの枠の回りにスジ彫りを入れておいてから枠を削り落としました。
この順番を間違えますと枠を削った後でスジ彫りを入れる事になり硬いレジンと相まってちょっと苦労する事になります
加工の順番は大切ですね

まだサフを塗っていなかった細かい部品(1/43と比べると大きいのですが・・・)にもサフを塗っています
部品が全体的に大きいのでサフの量を間違えたりしています
ダッシュボードだけでも1/43のボディより大きいのですからなかなか感がつかめません(笑)

これも直しておかなければなりませんでしたね〜
このビスですがボディとシャーシを止めるネジなのです
キットの標準ではナベ小ネジを使う様になっていますがここをナベ小ネジで止めますと作品を正面から見た場合に大きめのナベ小ネジの頭が見えてしまいます
せっかくの作品ですからここは皿ビスに替えておいて頭が見えない様にシャーシ側を削っておきましょう
そう言えば足回りを決める為の部品もナベ小ネジでしたのでここもついでに皿ビス仕様に変更しておきます
この部分は少しですがスライドする様になっていますのでちょっとだけ厄介ですがやっぱりネジの頭が見えるよりも良いでしょう。

少しずつですが塗装開始です
こちらはメーターリングですがセミグロスブラックで塗っています
この時代の車は内装がブラック一色の場合が多いのですが艶や塗り方を変えて質感が違う表現をしています
質感を変えて「別の部品なんですよ」と主張させたいのです。

メーターの文字盤の部分はデカールを貼らなければなりませんのでグロスブラックです
仕上げはフラットですがデカールを貼らなければならない部分はグロス仕上げにしておいて後でセミグロスやフラットに仕上げる事になります
2段階の作業が必要になる訳ですね

ステアリングは少々迷いましたが取り敢えずルフ氏の指示通りにしておきましょう
まずはスポークの部分にウレタンシルバーを塗りました
グリップの部分に少し凹みを発見しましたのでここにはポリパテを入れて修正しておきました
セミグロスブラックを塗る前にうっすらとサフを入れてペーパー目を消しておきたいですね

スポークの部分はシルバーにしたいのでマスキングしました
裏表が有ったりしますのでちょっとマスキングが面倒なんですね(笑)

ブレーキディスクは以前作って置きましたのでここから塗装です
もう塗っていますが・・・わからないかもしれませんね
金属地を生かして仕上げたいのでここは酸化防止にラッカークリアーを塗ってあります

塗装を始めてちょっとミスです
ダッシュボードとコンソール部分にフラットブラックを塗って・・・しまいました。
ここは断熱材のシルバーのカーペットを先に塗ってマスキングしてからフラットブラックを塗らないといけなかったんです・・・
仕方が無いからフラットブラックが硬化してからシルバーを塗ってマスキングしました

シャーシや残った細かな部品にサフを入れました
シャーシだけでも結構な大きさなので0.3mmのエアブラシではちょっと大変かな・・・
0.5mmで塗れば良かったですね〜
時間はかかったけどまあ何とかなったので良かったです・・・。


この調子だと明日も塗装をしながら組立てを始める事になりそうですね〜。