Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ストラトス2号車最終組み立てVer.7

2016-12-12 21:16:54 |  Stratos JeansChicago

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本日は曇り時々晴れの天気でしたね、また天気が比較的よかったので朝はこの冬初めて霜が降りていました。
霜の降りた芝生を見ますと本格的な冬がすぐそこまで迫っている事を感じますね。

午前中にフラットブラックの塗料が無くなってしまっていたので市内の小さな模型店に行って来ました。
帰りに山陰の秀峰「大山」が見えるのですがかなり下の方まで雪で白くなっていました。
平野部でも雪が降るのは近いのではないかと思います。
携帯のカメラで撮りましたので肝心の「大山」の雪がわかり難いのですが・・・


さて制作の方をご紹介致しましょう。
本日は消火設備のボンベを固定する金属のバンドを作っています。
まずは0.5mmX0.2mmの洋白帯金でベースとなる金属リングを作りましてボンベに2本装着します。

そしてボディの床板に取り付けます。
赤いラインは消火用のガスが流れる為のパイピングでしてボンベの左側にアルミ製のバルブを付けてそこに接続してあります。
使ったのはプラグコードと同じMFHの赤いプラグコードですね。

床板に先に固定したのは持ち手が無いと作業がやり難いからです。
そしてロックの為の金具もおなじく0.5mmX0.2mmの洋白帯金と0.3mmの洋白線を折り曲げて作って接着しています。
この様な細かな部品を部品を作る時は同じ部品を何個か作っておいて出来の良い物をピックアップして使っています、細かな部品程ロスが多くなるのは致し方が無いかもしれません。

そろそろシートベルトの準備をしなければなりません。
シートベルトは赤い物が付いていますのでこの作品でも赤いシートベルトを使いたいのですがスタジオロッソ製のシートベルトはほつれない材質と言う事をメインに考えていますのでその材質では鮮やかな赤という物が無いのです。
ほつれても良いのであればもっと鮮やかな赤の物が有るのですがそれでは使い難いので・・・
なのでこんな場合はラッカーを使って塗るのです。こんな感じにベルトを固定しておきます。
仮止めは両面テープですね。

塗り直したベルトはこんな感じです。
ラッカーには硬化しない様に軟化剤を使いましたが軟化剤を入れると少し艶が出てしまう様ですから完全艶消しでと言う方は軟化剤を入れないで塗った方が良い様です。
痕界はセミグロスくらいですから実際のシートベルトも艶がない訳では有りませんから今回はこれを使います。

シートベルトをシートに取り付けました。
雰囲気はなかなかよろしい!

ヘッドレストを支える部分を取り付けます。
本来はヘッドレスト側にこの支えが付いていましてシートバックに差し込まれているのです。
その差し込み部分はハトメの様なリングが付いていますのでそのリングを金属リングで作っておきます。

ヘッドレストをとり付けてみました。
この車の場合はヘッドレストを支える2本の棒の間からシートベルトが出ているのでわざわざヘッドレストを分解して実車と同じ様にしてみました。
実車でこのベルトの配置は首が締まるので嫌だという方もいらっしゃいます。
まあ好みなので・・・個々の判断なのですが。

資料写真を見直していましたらシフトレバーの後ろ側に消火器の作動バルブが付いていました。
シフトレバーのノブの色を確認しただけだったのですが・・・見るとついつい作ってしまいます。

ここまで作って床板をボディに取り付けました。
何となく格好良い・・・。

ここでシートを取り付けます。
コクピットはこれで完成ですね・・・完成が見えて来た様に見えるのは錯覚でしょうか!(笑)
明日からはフロントフードの中側を作ります、その後はリアフードの中でカウルの干渉しそうな部分を追加して完成かな!?