Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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極細コンパウンドでの磨きと最終組み立てVer.1

2016-12-04 22:06:07 |  Stratos JeansChicago

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本日の予報は午前中曇り、午後から雨という予報でしたが・・・本日は天気予報が当たりましたね。
午後からキッチリと雨が降って来ました。

本日は午後からアトリエの方に御客様が数組いらっしゃいまして何気ない会話の中からエアブラシのお話しになりました。
そう言えばまだ使っていないですが青森の塗料を買ってくださる御客様からエアブラシを頂いたのですがこれがかなり細いノズルなんだよね〜と話しをしまして実物をご覧頂いたのですが、下の画像がそのブラシです。

御客様の一人の方がこのエアブラシをご存知でして・・・

これが高価なエアブラシだった様です。
送って頂く時には細くて細かな部分を塗りやすいと伺っていただけだったのです。
次に細かな部分を塗る時に使わせて頂こうと思っていたのですが・・・下のクレオスのHPを見る限り定価は30000円(税別)もすると言う・・・。
http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=16
エアブラシを送りましたとお電話を頂いた時にはまさかそんなに高価な物とは思いませんでした、有り難いやら申し訳ないやら・・・複雑な気分ですよ。
大切に使わせて頂きます、有り難うございました。

さて本日もスマートからですね。
スマートは内装も塗装をしなければなりません。
シートは水色の様な明るいグレーと、濃いグレーのツートンなのです。
マスキングは一発では難しいので上側と下側を分けて行ないます。
まずは上側です
ヘッドレストの凸部分を避けてマスキングをするのはなかなか困難ですが上下を分ける事で少し作業が楽になります。

そして下側のマスキングですが下側は真っ直ぐではなく曲線を描いていますのでパンチコンパスでマスキングテープをカットしておきまして貼っております。

ウレタンクリアーを塗ったフロントカウルにライトレンズを合わせています。
ミニカーの部品というのは裏から嵌め込んで止めていますので形状は結構いい加減な物が多いのです。
形状は穴から見えれば良い程度なんですね。

左右ともレンズを削って合わせ、接着しておきました。
裏からシルバーを塗っておかないとボディ本体がブラックですのでそのままにして置きますと黒いライトになってしまいます。



さてスマートはこれ位にしておきましてストラトスを進めましょう。
ボディの部品は吹き漏れをクレオスのシンナーを使って拭き取りましてウルトラフィニッシュを使って磨きます。
磨きの仕事はご覧になられる側からですと退屈な作業であるでしょう。
作り手側からですと大切な作業ですしなかなか厄介な作業なのですが・・・
この部分のご紹介は時間はかかりますが最低限にして置きましょう。

ここからは最終組み立てにかかります。
ホイールとタイヤを組み付けました。
この組付けですが接着剤では有りません、このタイヤは自作の樹脂製なのですがゴム系接着剤とは相性が良く無くて硬化しなくなってしまうのです。
ですからこの部分の固定は薄いフィルムの両面テープを使っています。
ホイールの周りに貼っておきましてタイヤを嵌めてから裏紙を剥がしますと綺麗に定着出来ます。

次はエンジン関連です
キャブレターは吸気口に穴が無いので1.2mm程度のドリルを使って少し掘り込んでおきます。
上にはエアクリーナーのケースが付くので見えないと思われるかもしれませんが、実車はFRP樹脂製ですので新しい内なら透けて見えてしまうのではないかと思うのです。

キャブレターの凹みの部分にフラットブラックを塗っておきます。
エアクリーナーは透明な樹脂で置き換えておりますのでその部品に着色してFRP製の様に見える様に塗っておきました

エンジンをボディに積んでみました。
干渉する部分はこの時点で確認しておかなければなりません。
干渉はほぼ無く良好な状態では無いかと思いますが・・・。

プラグキャップを接着しました。
プラグキャップはブラックに近いグレーです、
コードは実車画像を見る限りレッドの様なので近い色相の物を使おうと思っています。

余り見えませんがキャブレターのリンクを取り付けてみました。
これもエアクリーナーを付けますと見えなくなってしまいそうですね。

クランクプーリーとウォーターポンププーリーを取り付けました。
細かな部品をどんどん取り付けてゆかなければなりませんね、どこまで付けるかと言うのは難しい部分でして最後にはフレームに干渉してボディに積めなくなってしまうと困りますから部品を付けては確認する事の繰り返しですね。

オイルクリーナーを取り付けて来ましたが先にファンベルトを付けておいた方が良かったかもしれませんね。