KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

カメラを持つ少年に

2015-02-24 21:42:41 | Railway&RailwayModels
日曜日のはなしですが、私の所属する鉄道模型サークル「ポッポ屋」の運転会をIMON大井町店のレンタルレイアウトを借り切って行いました。


公式HPにも写真や動画がアップされてますので、こちらでは控えめに。


ところで、運転会の最中、ぼくに「すみません、写真撮ってもいいですか」と、おそるおそる中学生くらいの男の子がたずねるので、どうそどうぞと答え、撮影をさせた。

持っていたカメラはE○SKissと、ふつうの一眼デジカメだったが、なが~い望遠レンズを取り付け、模型列車が近くを通るたび、「バシャバシャバシャ」と本格撮り鉄さながらのカメラワークをみせる。結構本格的だな、と思い、なにげに「そのレンズはどこで手に入れたの?高かったでしょ」と聞いてみると、



「いや、ジャンクショップで数百円で買えましたよ・・・」少年はちょっと照れくさそうにそう答えた。ぼくはたまげた。趣味はただ単にお金をかけるばかりが能じゃない、ちょっとした努力と工夫しだいで、お金をかけなくても自分の趣味を満喫できることを、25年経って思い知らされた気がした。

 ちょうど彼とほぼ同じくらいで、Nゲージのベーシックセットを買い与えられたころ、お小遣いもそんなになくて、キットも満足に作れなくて、ボール紙に箱の展開図を描き、そこに好きな車両の絵をかいて台車くっつけて走らせてたっけ・・・。

ただひたすら、自分の好きなカメラを構えて無心に模型を撮り続ける少年。あのころの自分に何かを諭されたような気分になった。

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