KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

記憶の引き出しが開かないはなし

2008-02-28 22:47:52 | 日記・エッセイ・コラム

 ぼくは、特に人と会うことに関して、ほんとうにおぼえが悪い。

 普段は滅多に会わない人や電話だけでやりとりしている人達、同じ会社で違う部署の人や、取引先の担当者とかだけど、そういった人の顔を覚えるのが苦手、というよりは、すぐに忘れてしまう。たとえば廊下とかで「あ、KouChanさん久しぶり」と声をかけられて振り返っても、そのときのぼくは誰だかわからず、とりあえず「あ、どうもご無沙汰です」と愛想笑いで軽くかわす。顔を見ても名前が出てこないのだ。で、その人と別れてしばらくしてから、はて、誰だったっけ?と、そのときの声や話の内容からいろいろ推理し、あぁ営業の誰々さんだ、などと思い出すこともしばしば。

 一年のうち、もっとも忙しくなる3月が、もうすぐ来る。普段会わない人や電話でしかやりとりしない人達と多く会う機会でもあるが、それだけに顔覚えの悪いぼくは不安でもある。

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ニュース見て思うもやもや

2008-02-26 23:30:20 | 日記・エッセイ・コラム

 事故の報告が遅れたというだけで「大臣やめろ」というひとびとがいる。

 では本当にやめてしまったら、どうするのだろう?

 すると今度は、「責任放棄だ」というだろう。そして、そんな閣僚を任命した総理大臣に問責決議を出すか、内閣不信任を出すだろう。

 しかしその直前、野党の側もスキャンダルか何かで足を引っ張られてしまうだろう。そうして、事態はうやむやにされ、いつのまにか報道されなくなるか、別の事件にみんな流されてしまうのだろう。

 ・・・ここ何ヶ月かのニュースを見ていると、そんなことの繰り返しのように思えてならない。

もううんざりだ。いい加減、政治くらいしっかりしてほしい。

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銀河を追いかけて

2008-02-23 19:56:58 | Railway&RailwayModels

 かつては子供達の憧れでもあり、「走るホテル」とも言われていたブルートレイン。今年もダイヤ改正によりその数をまた減らすことになってしまった。特に今回は、最後の寝台急行である「銀河」が廃止されることになり、たくさんの人の注目を集めている。最終日の切符は30秒で完売したという。もう乗ることは叶わないなら、せめて写真に収めようとカメラを持って、銀河が停車する沼津駅へ。

・・・と書くと、単なる撮影記で終わってしまうのだが、これが一苦労だった。

 「銀河」は大阪を深夜出発し、翌朝早く東京に着く。したがって、沼津を通過するのは・・・?時刻表を確認すると、朝4:50。当然、電車なんて走ってもいないので、家から駅まで、てくてく歩くしかない。距離から時間換算して1時間半はかかるので、出発は逆算して朝3時過ぎ!一旦仮眠してから、沼津駅へ。歩いていくと、思ったほど寒くなかったのでそんなに苦労はしなかった。怖かったのは、246旧道に明かりが非常に少なかったことと、猛スピードで走る大型トラック。交通量少ないと、あんなにびゅんびゅん飛ばすんだぁ・・・。

 で、やっとの思いで駅に到着したが、さすがに人は少ない。銀河を写真に収めようとする人も、自分含めて2~3人しかいない。4時48分頃、列車がゆっくりと入ってくる。聞こえてくる機関車の轟音。まちがいなく「銀河」だ。中を覗くと、まだ眠っている人が多いのか、座席(寝台)のカーテンが閉じているところが多かった。しかし逆に車内から駅の様子を撮影するファンらしき人もいる。ちょっと油断して車両を何気なく見たら、そんなファンだろうか、持っているビデオカメラの視界に堂々と(?)入ってしまったらしい。ヤバイ、自分の姿をニ×道にアップされては・・・!とあらぬ事を思いつつちょっと退く。そして4時50分、定刻通り「銀河」はしずかに走り去っていった・・・。

 で、写真はどうなったの?という質問の答えは、次回メインサイトの更新までのお楽しみ、ということで。 

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むぁいにち、むぁいにち・・・

2008-02-20 22:34:55 | 音楽

 ぼくらは机に座って~パソコンとにらめっこして~いやんなっちゃうよ~♪という愚痴った話ではないです。

 日本で一番売れたシングル曲は何か?30代以上ならば、いや30代未満も必ず一度は聴いたことがあるだろう、「およげ、たいやきくん」。あらためてぼくが説明するまでもないけど、たいやきが店を飛び出して、初めて海を泳ぐ、エビを食べようとして釣り針に引っかかってしまい、そして釣り人に食べられる・・・・てな感じのストーリー。「ひらけ!ポンキッキ」の番組で何回も何回も放映されてたからあのアニメも覚えている。じつは私、この曲とは同じ年なんです(_ _;

 日本で一番売れたレコードなんだけど、ギネスブックには今まで載っていなかったらしい。なんだか、ギネス申請をしていなかったとのこと。ゲーセンでのキャラクターグッズがきっかけでブームが再燃し、ギネスブックにも認定され、3月に完全復活で発売されることが決定!カップリングはもちろん、なぎらけんいち「いっぽんでもニンジン」。話の種に見つけたら手を出そうかな?

 ・・・言い忘れてましたが、前回は500回目の「KCF徒然草」でした。

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見てきました、東京マラソン

2008-02-18 00:46:06 | スポーツ

 去年から始まった東京マラソン。去年はひどい雨だったが、今回はとってもいい天気・・・と言う前置きはどうでも良く、今回もまた、野次馬根性が出てきたので、応援に行くことに。混んでいるのは苦手と分かっていつつも、足は一路東京へ。

 最初に訪れたのは浅草。有名な雷門のところ。選手がここでターンしていくあの場所に11:00から30分くらい、ぼくいたんですけど、予想通り人垣の山、山、山。選手なんかとてもとても見えない。立ち止まってはいけない歩道にも人が止まってしまい身動きできなくなりそうなので、ちょっと離れた、駒形橋の前まで移動。このときはトップランナーはもういなくなったけど、足に自信あるランナーがまだばらばらとやってくる程度。市民ランナーの大集団はまだ見えない。マラソンに参加しているという有名人、芸能人には誰ひとりとして目撃できず。写真を何枚か撮ってさっさと移動。

 移動した先は、浅草からちょっと奇怪なルート(浅草→押上→北千住→茅場町)を通って、水天宮前の交差点。新大橋通りで再びマラソン応援。ここでは結構がんばっている有名人を見ました。ぼくが確認したのは、通過順に、タレントの勝俣州和さん、カンニング竹山さん、日テレアナウンサーの羽鳥慎一さん、鈴江奈々さん、馬場典子さん・・・。羽鳥アナがかなりの長身だったこと、鈴江アナが可愛かったのが今回の収穫(?)

 3万人が東京を駆け抜けるってのは、改めてすごい光景だな、と思いました。そのせいか、その後寄った秋葉原が少し寂しそうな感じに思えたのは気のせいか?

こういう事書くと、お前も走ってみたくなったか?と言われそうですが、丁重にお断りしようと、先に宣言しておきます。 

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ソンナ年寄ニ ワタシハナリタイ

2008-02-14 22:58:51 | 日記・エッセイ・コラム

 ある会社の社長が書いた、年頭所感の記事に、珍しく感銘してしまった。

 その記事は「年寄りのいない企業は衰退する」というタイトルで、年寄りの価値がなぜ下がったのか、丁寧に、解説された文章だ。しかし、もともとその会社の社内報なので、リンクを貼ることも公にもできないので、ここで要旨をかいつまんで紹介したい。

 日本の今、一番の問題は「少子高齢化」という。「年寄」とか「老」と言う言葉は、昔の大老、家老、若年寄といった、位の高い役職に付けられるように、社会的エリートの称号でもあった。それがいつのまにか逆転している。年寄りになりたくない、もっといえば、若くなりたい、これを望むことは、精神衛生上、もっとも不健康であるといい、これに気づかないと、年を重ねていくにつれて自分がどんどん幼児化していくことにも気づかない。

 人間としてこの世に生まれてから死ぬまでに、意識レベル成長と身につけなければいけない能力が4段階であるという。まず0~3歳までの「幼児レベル」で、このときには「甘えの能力」を身につけなければならない。4~20歳までの「青年期」では、甘えを卒業し、「自立の能力」を身につける。20~60歳までの「大人の時期」では、「自分よりも社会のためになることに意義を持つ」。そして、60歳以降の「年寄りの時代」では、「未来に何を残すのかを考え、陰ながら見守る」のだそうです。・・・と、ここまで読んだとき、はたして自分は今どのレベルにいるだろう?そう考え、実際の年齢と比較し、そのギャップの差に驚いてしまった。

 この社長は、それぞれの意識レベルの段階で身につけるべき能力をしっかり身につけないから、現在の信じられない事件や社会問題が起きているという。幼児期に甘えを十分受けなかったり、厳しく育てられた者は、大人になっても甘えが残って色々と問題を起こし、また青年期に自分がやりたいことを十分しなかったら、自分勝手が出て周りに迷惑をかけることになる。

 そして表面的に日本は「少子高齢化」というが、実際は「多子少齢化」ではないか。こどもっぽい大人が増えすぎて、本当の年寄りが減ってきている、と捉えている。昨今多い、所謂「モンスターペアレント」と呼ばれる人達や、逆ギレする大人、駅などの公共の場所で大声を出して騒ぐ大人・・・。みんな実は「大人」ではないのかもしれない。ぼくだってその一人だ、と思っている。一人高みに登ってエラそうにしているわけではない、と思っているつもりだが。

 しかし、「大人」から「年寄り」への「意識改革」をすることによって、これらの問題は解決できる、「構造改革」にばかり目を向けず、手間もカネもかからない「意識改革」によって、自信をつけることが大切だ、会社ではその効果が出てきている、としている。と同時に、知らず知らずのうちに価値の下がってしまった(と思われていた)「年寄り」が実は会社を陰から支えていたこと、「年寄り」の意識を変え、「年寄り」の価値を再構築する、絶好の機会だと締めくくっている。

 ぼくの会社にも、嘱託の方がいるが、彼は無線・電波関係で右に出る者がいないほどのエキスパートで、会社からも一目置かれ、今も自分の持つ技術を伝えようと、技術講演会を年に数回行っている。こういう人は、たしかに会社としても誇りであり、こんな人に最終的にはなりたいと思うことがある。ただ本人がどう思っているのかはよくわからないのだが。

そんな「年寄り」が、あなたの近くにはいますか?

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浅い夢だから 胸をはなれない

2008-02-11 23:49:15 | 音楽

前々回のつづき。

 村下孝蔵「初恋」を収録したアルバム「初恋~浅き夢みし」を手に入れました。

 昨日、渋谷へ行ったのはこのためでした。

 聴いていて、胸が締め付けられました。CMの出てくるサビのメロディもそうだけど、詞の一節一節が中学・高校生ころの自分にも当てはまる感じで、当時を思い出させる。この歌の通りだったからなぁ。でもこれはジャケットのカバーイラストのせいかもしれないけど。

 '99年に急逝されたことはニュースで知っていたけど・・・今となっては、本当に残念でならない。はからずも本名が同じ(ただし字は違うよ)だし、もっと早くこの音楽を知っていたら、きっとファンになっていたかも。 

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高尾の冬ソバ

2008-02-10 22:05:37 | 食・レシピ

 それは、京王線のある駅で貰った1枚のチラシがきっかけだった。

 「高尾山の冬そばキャンペーン」と書かれたそのチラシ。最初見たときは駅ソバのことと思っていたが、よく見たら、高尾山まで行かないと食べられないことが・・・。ソバはすきなんだけど、ちょっと遠いな、と半分行くのを諦めていたが、折しも3連休が近いこともあり、遠出しても翌日休める今日を選んで行ってきた。

 前日、雪が降っていたためか、京王線の高尾山口駅に降り立ったときは、まだ雪も残っていて、あちこちに雪解け水による泥濘(ぬかるみ)ができていた。おまけに非常に寒い。特に足先。家を9時前に出たのだが、もう正午を30分も過ぎていた。やっぱり高尾は遠すぎる。

 そんな嘆き節などどうでもよく、さっそくどの店にしようか歩きながら選ぶのだが、どこが美味しいか、そうじゃないかなんて、まるで分からないので、店の外見から美味しそうと直感で思う店に入った。目的はあくまでも「とろろソバ」を食すこと、この1点なので、よけいな天ぷらやキツネ、なんて頼まない。10分ほどで出来上がったソバをさっそく食す。うむ、ソバは比較的細い。とろろと一緒に頼んだウズラ卵を混ぜて一緒に「ズズズー」っと食べる。

 目的を達成し、久しぶりに満足したのだが、頼んだのがソバだけなので、ちょっと足りない。何かもう1品、と思ったとき、たまたま通りがかった茶店で「ソバおやき」を売っていたので、ぱっと飛びつき、ホームでぱくぱく。

 そしてそのまま、渋谷方面へ行ってしまったので、結局山は登りませんでした・・・。

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気になるCMソング

2008-02-09 19:50:58 | 音楽

 堀北真希さんが出演している「なっちゃん」の新しいCMが気になってしかたない。

 といっても、堀北さんよりも、その後ろに流れているCMソングだ。どこかで聞き覚えがある、けど思い出せない。サイトで調べても名曲「初恋」としか出てこないので、よけいモヤモヤする。

 ・・・で、ようやく調べ上げたら、原曲は村下孝蔵「初恋」('83年)で、ゴーイングアンダーグラウンドがカヴァーしたものと判明!名前だけは知っていたけどね。どこかにも書いたのですが、この時代のJ-POPって、あんまりよく分からない、知識としても抜けている時期でもあるので、だれか詳しい人や思い出のある人、教えてください。

 CD手に入れたらこの続きを書きます。

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流されるひとびと

2008-02-06 22:46:30 | 日記・エッセイ・コラム

 たぶんこれらの理由は、「日本人だから」ということで片づけられるかもしれないが。

 たとえば、中国産の冷凍ギョーザに毒薬が混入された、という事件ひとつにしても、現在進行中で事件の全容がはっきりしていないにもかかわらず、「中国」「ギョーザ」そして「冷凍食品」というキーワードが一人歩きしてしまう。結果、専門店のギョーザや冷凍食品の買い控えまで起きてしまっている、という。

 日本人は、「風評」というものを人一倍気にする人種なのかもしれない。一旦「これが怪しい」とされてしまうと、全体がその流れに「ワーッ」と乗っかってしまう。それでいて、本質を見ていないから、別の怪しい流れに変わると今度はそっちへ流れていく。芸能にしても、スポーツ選手にしても、食生活にしても。

 ちょっと話が抽象的なので、自分の得意なジャンルで語ってみる。

 「鉄道が好き」というと、最近まで「鉄道オタク」とひと括りにされ、決まって「暗い・地味な男」というイメージがつきまとっていた。ところが最近、「鉄子」とよばれる新幹線が恋人という女性アイドルが登場したり、鉄道をテーマにしたマンガやドラマが大ヒットしたこともあり、ぼくの周囲でも、ある日突然「じつは自分も鉄ちゃん(鉄道ファン)なんだよ」と声をかけられ少し嬉しくなったりする。媒体による二次的要因のおかげといわれればそれまでなのだが、この数年で「鉄道」というジャンルがメジャー化している、と思っている。

 でも今、メジャーになりつつあるこの「鉄道」のジャンルも、ある日突然流れが変わってしまったらどうなるだろうか?数年前の福知山線脱線事故を参考に、以下にシミュレーションしてみる。

 たとえばある通勤列車が脱線し、乗客、乗員に多数の死傷者がでた、という事故が起きたとする。事故発生から1~2日、このときまだ事故原因などまるで分からないので、 「運転士に何かが起きたのか?」「ATS(鉄道の信号システム)は作動しなかったのか?」「過密ダイヤが事故を招いたのでは?」といったごく一部の「専門家の意見」が「情報」として繰り返し流される。

 それを聞いた人達が「運転士に何かトラブルが起きた」「ATS(鉄道信号のシステム)は作動しなかった」「過密ダイヤが事故を招いた」と、いつの間にか「?」が取れ、あたかも事実であるかのように流布される。そこへさらに追い打ちをかけるように、「鉄道会社から十分な補償が貰えず困っている」「電車に乗るのが怖い」という、事故の当事者(多くは被害者側)のインタビューが流される。その結果、「鉄道会社=悪」という図式が人知れずできてしまい、誰からともなく、「鉄道会社はなぜ責任を認めない!」「社長は辞任しろ!」「もうこんな電車には乗りません!」となってしまう。こうなるともう話の本筋からまったく離れてしまい、逆に解決の道は遠のいてしまう。

 真の原因なんて、よほどのことがない限り、はっきりするのには時間がかかる筈なのに、と思っている。これが原因で、せっかく増えた鉄道ファンが去っていく、なんてことになったら、それこそ風評被害だ、と思うのだが。

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