今日は朝から例の「たまでん~」関係でまた三茶へ。しかし今回はこんな話を。
ケータイを変えて1週間、デジカメ並のカメラ機能に驚かされっぱなしだったが、はたしてケータイがあれば今後デジカメは要らなくなるのか?完全に置き換えることは可能なのか?徹底比較は時間的にも技術的にもムリ(知識不足、ということ)なので、今回はこんな形でやってみた。ちなみに、デジカメはSANYO DSC-J1(初代Xacty、有効320万画素)、ケータイはN902iの外部カメラ(有効200万画素)を使用した。
まずは比較する写真から。(1)デジカメ と (2)ケータイカメラ
サイズはどちらも640×480pixel(VGA)のJPEGファイルであるが、容量がデジカメ102KBに対しケータイ34KBと、容量ではまずケータイに軍配があがった。ただ、容量が軽い分、ケータイは画質の粗さが否めない。拡大していくと、よりはっきり解る。ハード的に、CCDの有効画素数がケータイとデジカメでは1.6倍違うというのもあるのだが。
あと、ケータイは手ブレ防止機能などが新機能として追加していて、「静止画」にはその機能を効果的に発揮するというのだが、人や車、電車などの「動くもの」については弱いようで、人や乗り物がぶれて写っていた。ケータイ購入時に貰った「FOMA N902i徹底比較」というパンフを読むと、QVGA(320×240pixel)までは手ブレ補正が効くと書かれていた。それ以上のサイズでは難しい、ということなのか?
もう一つ気になったのが、オートフォーカス機能。ケータイは被写体の焦点を合わせた後、即座にシャッターを切ってしまう。この点でも静止画撮影では有利だけど、動きのある撮影にはちょっと困るところがある。動いている(向かってくる)被写体を待つことができないからだ。
結果的に、「まだ」デジカメに有利な点が多いのだが、ケータイのカメラも、技術的に肉薄しているし、デジカメよりケータイを持つ機会が多いので、なにか撮りたいものがあったとき、即座に対応できる、というメリットを付けて、おあいこということにしよう(ダメ?)。
そんなわけで、今後はケータイカメラと普通のデジカメ、両方持っていって、上手く使い分けることにしよう。どっちが良いor悪い、ではないことがわかったので。