前回の続き。郡山に舞い戻ったあと、磐越西線に乗り換える。
会津若松を訪れるのは、今回3回目だ。城やSLを見に行ったり、B級グルメを食べに行ったりと、何かしらの目的があってのことだが、今回もB級グルメの、カレー焼きそばを食べるためだ。
列車を乗り継ぎ、只見線の七日町(なぬかまち)で降りる。
会津の街は、古風でハイカラな建物が多い。
ただ、今回はちょっと違うようで、いたるところに「八重の桜」の文字が・・・。
とここで、話を少し戻して、郡山駅で見た、このピンクのキャラクター
ポスターにも
後で調べたら、この「八重たん」は、会津出身の「新島八重」をモデルにしたキャラクターだという。来年の大河ドラマ「八重の桜」の主人公だそうだ。
男勝りな性格で、戊辰戦争では銃を取って戦場に立ったことから「幕末のジャンヌ・ダルク」といわれたり、また先進的な考えの持ち主で、のちに新島襄(同志社大学の創始者)と夫婦になるのだが、夫より先に車に乗りこむなど、あまり(当時の)女性らしくない(?)ことから「ハンサムウーマン」と夫から呼ばれてたらしい。
しかし後半生は日清、日露戦争に看護師として従軍したり、また女性向けの茶道教室を開くなど、けっしてだたの男勝りだったわけではない(この辺、かなり失礼だったか・・・?)方のようで。
余談の余談だが、いま始まったオリンピックでも、柔道で松本薫選手が日本最初の金メダル!ほか、重量挙げの三宅宏美選手が銀、競泳では鈴木聡美、寺川綾両選手、アーチェリー女子団体が銅メダルを獲得!”女子力”なんて言葉がもてはやされているが、新島八重、彼女こそ、その先駆的存在なのかもしれない。
本題に戻る。街中を歩き回るも、肝心のカレー焼きそばを扱った店がなかなかみつからない。あっても閉店していたり、ランチタイムが終わってたりで、なかなかありつけなかったが、40分くらい歩いて、ようやく1軒、扱っているお店にたどり着いた。ちょっとした広場の中の小さなお店。
しかし有名らしく、TV出演のちらしや新聞記事が壁面を埋め尽くす。
本題のカレー焼きそばを注文した。1皿500円は安い!
たった4席のカウンター、ランチタイムはとうに過ぎ、調理している店主の女性としばし雑談。
「どっから来たの」「横浜ですが」「へぇ、私も昔横浜に住んでたの、○○に」「○○ですか、うちから近いですね」・・・とまぁこんな感じの、在り来りなものでしたが。
そうこうしているうちに、本命のカレー焼きそばが出てきた。
もう、見た目そのままですな。ソース焼きそばの上にカレールー。
食べてみたが、不思議な感覚。B級っていうくらいだからな・・・。
で、食べたあとは、ふたたび駅まで散策。いつものごとく、駅の裏手に回って、
待機中の「ばんえつ物語」の客車を見る。よくみたら、ここにも復興メッセージの日の丸が。
ここから暑さのせいか(?)ぼくの中でなにかが狂い始めるが、その顛末は次回。