KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

会津カレー焼きそばとハンサムウーマン

2012-07-31 23:01:35 | まち歩き

 前回の続き。郡山に舞い戻ったあと、磐越西線に乗り換える。

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会津若松を訪れるのは、今回3回目だ。城やSLを見に行ったり、B級グルメを食べに行ったりと、何かしらの目的があってのことだが、今回もB級グルメの、カレー焼きそばを食べるためだ。

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列車を乗り継ぎ、只見線の七日町(なぬかまち)で降りる。

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会津の街は、古風でハイカラな建物が多い。

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ただ、今回はちょっと違うようで、いたるところに「八重の桜」の文字が・・・。

とここで、話を少し戻して、郡山駅で見た、このピンクのキャラクター

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ポスターにも

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 後で調べたら、この「八重たん」は、会津出身の「新島八重」をモデルにしたキャラクターだという。来年の大河ドラマ「八重の桜」の主人公だそうだ。

 男勝りな性格で、戊辰戦争では銃を取って戦場に立ったことから「幕末のジャンヌ・ダルク」といわれたり、また先進的な考えの持ち主で、のちに新島襄(同志社大学の創始者)と夫婦になるのだが、夫より先に車に乗りこむなど、あまり(当時の)女性らしくない(?)ことから「ハンサムウーマン」と夫から呼ばれてたらしい。

 しかし後半生は日清、日露戦争に看護師として従軍したり、また女性向けの茶道教室を開くなど、けっしてだたの男勝りだったわけではない(この辺、かなり失礼だったか・・・?)方のようで。

 余談の余談だが、いま始まったオリンピックでも、柔道で松本薫選手が日本最初の金メダル!ほか、重量挙げの三宅宏美選手が銀、競泳では鈴木聡美、寺川綾両選手、アーチェリー女子団体が銅メダルを獲得!”女子力”なんて言葉がもてはやされているが、新島八重、彼女こそ、その先駆的存在なのかもしれない。

 

 

本題に戻る。街中を歩き回るも、肝心のカレー焼きそばを扱った店がなかなかみつからない。あっても閉店していたり、ランチタイムが終わってたりで、なかなかありつけなかったが、40分くらい歩いて、ようやく1軒、扱っているお店にたどり着いた。ちょっとした広場の中の小さなお店。

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しかし有名らしく、TV出演のちらしや新聞記事が壁面を埋め尽くす。

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本題のカレー焼きそばを注文した。1皿500円は安い!

たった4席のカウンター、ランチタイムはとうに過ぎ、調理している店主の女性としばし雑談。

「どっから来たの」「横浜ですが」「へぇ、私も昔横浜に住んでたの、○○に」「○○ですか、うちから近いですね」・・・とまぁこんな感じの、在り来りなものでしたが。

そうこうしているうちに、本命のカレー焼きそばが出てきた。

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もう、見た目そのままですな。ソース焼きそばの上にカレールー。

食べてみたが、不思議な感覚。B級っていうくらいだからな・・・。

で、食べたあとは、ふたたび駅まで散策。いつものごとく、駅の裏手に回って、

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待機中の「ばんえつ物語」の客車を見る。よくみたら、ここにも復興メッセージの日の丸が。

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ここから暑さのせいか(?)ぼくの中でなにかが狂い始めるが、その顛末は次回。

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炎天下の福島で~SLバンザイ

2012-07-29 15:15:19 | Railway&RailwayModels

 郡山に降り立った理由は、この日と明日(きょう)運転される、「SLふくしま復興号」を見に行くため。出発式は、磐越西線用の1番線で行われるようで、すでに式典の準備や物販がはじまっている。

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 そして列車は、駅構内のはずれで着々と準備を進めていた。

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旧型客車と連結する機関車「C61 20」。C61が東北を走るのは45年ぶりという。

 ちょっと脱線だが、今回C61が福島を走るのは、今思えば偶然が重なり合った結果のような気がする。高崎のD51が空焚きによる故障で予備機を探すことになり、諸々の条件に合致した、伊勢崎の公園に保存されていたこの蒸機に白羽の矢が立った。その後1年以上にわたる修理復元工事、しかし復活直前に東日本大震災が発生。ドキュメンタリー番組の影響もあるだろうが、いつしか「東北復興のシンボル」という位置づけをされたようである。

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はじめて披露された、「復興号」のヘッドマーク。一般公募で採用されたものだ。

9時を過ぎると、乗車するお客さんもどっと増え、ご当地キャラクターたちが次々あらわれた。

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郡山市のキャラクターで「がくとくん」(緑)と、妹の「おんぷちゃん」(ピンク)。

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福島県のマスコットキャラクター「キビタン」と、ピンクの幕末剣士のような「八重たん」。この「八重たん」については後日。

楽隊の演奏が始まり、SLが入線して会場は盛り上がるところなのですが、その前に郡山を抜け、列車で先回りする。

沿線にはSL通過を待っている大勢の人がいた。SLに手を振るキャンペーンに参加してのことだが、なかにはこんなメッセージボードを掲げたものもあった。

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こういう声を、この機会に届けてあげたいと思うものだが。

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降りたのは、郡山から3つ目の「本宮」駅。ここはSLが最初に停車することと、停車の時間が15分と大きくとっていることから。線路の外から撮って、そのあとで駅構内に入って撮影しても十分余裕がある。

 まずは到着するところを撮るために、踏切まで歩く。青いTシャツ着ているのは、ボランティアの方々だ。列車到着までまだ20分あるというのに、すでに多くの人が。

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なんか、かっこいいな。

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 今回はこちらの親子と、近くの老人ホーの方々と一緒だった。娘さんが持っている、ホームの方々が作られたらしい手製の国旗には、「目標百才」の文字。国旗を持つこのおじいちゃん、御年96だそうだ。

 

 上り列車を1本やり過ごしたあと、いよいよ本題のSLがやってきた。遠くから汽笛が聞こえてきた。おじいちゃん、ここで赤いちゃんちゃんこに着替え、フェンスと国旗を掴んでSLの通過を待つ。

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国旗の合間から、列車が見えた。目の前を通過したその時、

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「SLばんざーーーーーい!」

 

という野太い声が響いた。あのおじいちゃんだ。SLはそれに応えるかのように汽笛を3回鳴らし、ゆっくりとホームに滑り込んでゆく。

ここでぼくは踏切から離れて駅構内へ移動したのだが、すでにすごい騒ぎ。

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列車から降りるひと、SLと一緒に撮る人、DSで動画を撮影しながらリポートの真似事をする子供もいたな。

対岸のホームでは太鼓の演奏で列車とその乗客を歓迎している。

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もみくちゃになりながらも、SLに近づこうと思ったら、

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ここでもゆるキャラに遭遇。本宮市のイメージキャラクターで「まゆみちゃん」という。福島のへそ、という意味の大きなヘソがチャームポイントか。

 そのあと、対岸のホームの端に移動、出発シーンを撮るためだ。跨線橋の上から貨物列車を撮影。

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少し見にくいが、機関車にも「がんばろう東北」のラッピングが。

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出発の直前、夏の真っ青な空がSLの黒煙に覆われる。

そして10時30分、力強く、ゆっくりと列車は出発。

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目の前で耳が割れんばかりの大きな汽笛が。

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そしてゆうゆうと福島へむけて去っていた。

 

・・・書いてて思ったが、「力強い」「ゆうゆうと」とか、「声援に応えるように汽笛」というように擬人化する表現をしても違和感が少ないのは、どうやらSLだけのような気がする。SLが人の心を惹きつけたり、あるいは記憶を呼び覚ましたり、人をどうにかしてしまう、ということを、この日もたくさん実感したように思う。

 

SL復興号を見送ったあとは、郡山へ舞い戻ったのだが、このつづきは次回へ。

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プロローグ~炎天下の郡山へ

2012-07-28 23:35:55 | 旅行記

今朝は5時に起床。ロンドン五輪の開会式を見るためではありませんが、朝食とりながら見てたのですが、

マスゲームの途中でTVを消して、5時半に出発。

朝7時には東京駅に着き、東北新幹線のMAXやまびこで一路、

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郡山へ。

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今回はこれだけ、以下次回(Twitterでは逐次報告してましたが・・・)

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KouChan、じつは××じゃなかった!?

2012-07-27 21:34:05 | 健康・病気

 1ヶ月まえ、いつも通う耳鼻科の病院で、院長に勧められて、自分がなんのアレルギーを持っているかを調べるために採血をした。

 そして、1ヶ月経った今日、その結果が出た。

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 予想に反し、ハウスダストやダニのアレルギーを持っていることがわかった。スギ、ブタクサなどの花粉系でもなく、さらにはヒノキの花粉アレルギーでもないことがわかった。そのためか、院長はこの結果の用紙を渡したあと、しばらく無言だった・・・。

 

 結果的に、少なくても花粉症ではないことがこれでわかったが、今回の検査ではわからなかった、ほかのアレルギーの抗体も持っているらしい。それにはさらに精密な検査が必要という。今回は代表的なアレルギーのみの検査だったが、これで○千円というのは、ちと高かったかも。

 その後、先生は1枚のパンフレットをくれた。

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 舌下免疫療法、という聞きなれない治療法で、ハウスダスト・アレルギー性鼻炎の新しい治療法のようだ。錠剤を舌の上におき、錠剤が舌の上溶けたところで飲み込む、というものらしいが、喘息の発作がある(治療している)とか、過去にハウスダストの免疫療法の治療をしたことがある場合はこの治療はできないという。事前にけっこう厳しい選抜を経て行われるのだそうだ。やってみたい思いもあるが、ある種臨床実験のレベルでもあるらしいので、その場での即答はさすがに気が咎めた。でも、申し込みが8月末というので、やるならやるで早めに返事しなきゃならない。

 

 受付で治療費払うとき、舌下免疫療法なんて聞いたことないですと病院のスタッフに話したら、「心臓病の治療でも同じようなのがありますよ、グリセリンとか」。一瞬だが、背筋が凍るのを感じた。

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きょうは何の日、フッフ~♪

2012-07-23 21:44:43 | 日記・エッセイ・コラム

 きょう、またひとつ、年を食いました。mixiではプレゼントが届いていますが、それは後でご開帳するとして。

 

しかしこの7月23日って、二十四節気で「大暑」、あるいは「ふみの日」というのが一般的でしょうが、ぼくは案外大きな事件が多い日のようにも感じる。そう思って、今回はWikiで、この日の出来事やもろもろを書いてみよう。

 

その1 出来事

今回、これを書こうと思ったのは、ニュースで、長崎大水害から30年(1982年)ということを初めて知ったことから。そのほか、ざっと書くと、こんな感じ。

1988年 なだしお事件

1989年 埼玉の連続幼女誘拐殺人事件の容疑者を逮捕(別件逮捕)

1999年 全日空機ハイジャック事件 犯人が自分で操縦をした

2005年 千葉北西部地震 東京都足立区で震度5

2011年 中国 高速鉄道衝突事故 事故後の対応が物議を醸し出す

自分が生まれる前のことでは、こんなのもある。

1867年 薩土盟約を締結 薩摩側は西郷隆盛、大久保利通、土佐側は坂本竜馬、中岡慎太郎ら

1914年 サラエボ事件

1921年 中国共産党が発足

1954年 国鉄EH10形電気機関車新製配置

1973年 アメリカ 地球観測衛星「ランドサット1号」打ち上げ

 

その2 きょう誕生日の人

有名どころでは、俳優の松方弘樹(1942年)がいますが、改めて調べると、けっこう居るんだなぁ。

1901年 下山定則(初代国鉄総裁)

1933年 北原三枝(石原まき子・女優)

1935年 朝岡雪路(女優)

1938年 ミッキー・カーチス(俳優・歌手)

1947年 井崎脩五郎(競馬評論家)

1962年 三上博史(俳優)

1971年 倉田真由美(漫画家)

1976年 パッション屋良(芸人)

1983年 和希沙也(タレント)

1989年 ダニエル・ラドクリフ(俳優)

架空の人物も含めると、こんな人がいた。

1966年 亀山薫(ドラマ「相棒」に登場 演:寺脇康文)

アニメキャラは、自分が知らないひとばっかりなので割愛。名前だけ挙げると、

高坂まゆき、うちはサスケ、桃城武、矢野元晴・・・ぼくはちんぷんかんぷん。

ところで、自分と同じ年に生まれた有名人は・・・?

ヴァレリー・サウレー(カナダの女子フィギュアスケート選手)・・・知らない。

(以上、すべて敬称略)

・・・余談ですが、高校の時のクラスメイトで一人、かつてネットで知り合いだった一人、会社の女性後輩社員の旦那さんと、同じ生年月日の人物がいます。

 

ともあれ、ぼくも含め、みなさまおめでとうございます。これ書いたら、ケーキじゃなく、プッチンプリンでもいただこうかな。

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インパクトでレゴに負けた・・・かも(_ _;

2012-07-21 23:03:23 | Railway&RailwayModels

twitterでは、すでに書いたことですが、きょう発売の「とれいん」に、

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先日の柏崎でのトレイン・アトラクションの記事が載りまして、

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その中で、自分の上野駅もちゃっかり(!?)掲載されました。

模型を紹介するコメントも一緒に載ったのですが、自分で何書いてるんだかわからない状態。推敲はしたつもりでも、活字になると(いつも思うのだが)もっときちんと、念入りにやっておかねば、と反省しきり。

今月号は、電車の重要部品ともいうべき、床下機器の特集で、特に最後に載っていたパーツカタログは、すごく役に立ちそうな気がする。

 

 さらに今月のRMM誌では、先日参加したJNMAの模様がはやくもレポートに上がっている。「古風な木橋」のモジュールは、じつは福島交通の軌道線がテーマだという。

この土日のTVはあまり面白くなさそうだけど、その分今月の模型誌で退屈しなさそうだ。

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いののおばあちゃん家

2012-07-19 22:14:40 | Railway&RailwayModels

 最近「編集長敬白」にて、土佐電・伊野駅をテーマにしたブログが掲載されていて、とくに、

土佐電伊野界隈。(下)

伊野駅 今昔(いまむかし)。

という2話については、すごく懐かしく拝見した。

ここは、母親の実家があり、自分が鉄道好き、とりわけ「路面電車」が好きになった場所でもある(前もどこかで書いたような気もする・・・?)。

そして、この伊野の停留所は、土佐電の終点であるとともに、そこから枝分かれする線路があり、その先には4線ある車庫があった(このへんを知るには、上のブログに載っている写真を参照いただきたい)。

 夏休みに祖母の家に遊びに行く(だいたい10日くらい)と、朝はだいたい早起きして、車庫までひとり歩いていく。小学4年生当時は、まだ車庫はふつうに使われていて、前の晩に入庫していた電車が2~3台、止まっていた。6時半頃、そのうちの1台が車庫からゆっくり動き出して、坂道をのろのろと伊野の電停に入る。ぼくはそれを追いかける。電車は始発の知寄町行きとなり、まだ少ないお客を乗せて、ほどなくゴトゴト行ってしまう。それを毎朝見るのが、とにかく楽しみだった。

・・・もう四半世紀以上前の、純粋無垢(?)な少年の思い出だ。最近の写真を見ると、その車庫への線路がぷっつり切れ、車庫の跡地はパーク&ライドの駐車場になっている。タイトルに登場した祖母も10年前に他界し、彼の地へは、それ以来行ってない。祖父はまだ健在だが、覚えているだろうか?

最後に、1枚の写真を載せる。

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伊野電停の前で。ちょうど、本線と車庫への枝線のポイントの上に立っている。

黄色い服を着ているのが自分、そして左の水色の服を来てるのは弟。かれはまだ幼稚園児でした。それが今や2児の父親だとは、想像もつきません。

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「いじめる」ことを考えてみる

2012-07-19 00:46:14 | 日記・エッセイ・コラム

大津いじめ自殺、生徒の父親が同級生3人を告訴

 

 いじめをしている人からすれは、相手を「いじめた」とは思わず、単なる「遊び」でしかない。

 これに大勢の人が許せない、などと激しく反発しているが、ちょっと冷静に考えれば、これは当たり前だと思っている。いじめられ命を絶った少年や、少年の家族を思う気持ちや無念さは計り知れないのはわかる。それに対する学校や教育委員会や市の対応の不手際さに不満を持っている、というのもわかる。

 よく、いじめた側は、相手のことを考えて、というが、上のような思考では、なかなか理解するのも難しいように思う。本当にわかるのは、自分がいじめられる立場にたった時だけしかない、と思っている。

 自分も何度も書いているように、いじめられた経験を持つ。だけど、自分の経験だけを語るだけでは、今起きているいじめのレベルにはとても追いつけない。いじめっ子が相手(いじめた相手)を思うことができなくても、いじめられ、やられる側は、相手がなぜ自分をいじめるのか、ということを考えることはできる。

だけどそれは、いじめられている最中やいまいじめで苦しんでいる時には、してはいけない。自分が悪いんだという思考に陥ってしまう危険があるからだ。だからそんな人に代わって、考えてみた。

 

 例えば、兄弟、姉妹で、自分が年長の立場であれば、弟や妹とじゃれあったり、時には頭をこつんとやって、泣かしたとする。あとでお母さんに「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」とお目玉食らったことがあるだろう。小さい子、弱い子をいじめれば、回りまわって自分が痛い目に遭う、なんてことは経験したことがあるかと思う。

 それが中学にあがると、少し体つきもよくなって、力もつく。しかし成長期は人によって時期などに差があり、大人の体つきと子供の体つきの生徒が同居する世界が生まれる。そんな中で、TVでみて覚えたプロレス技を自分でも試したくなったり、ドラマの影響でラグビーの真似事をしてみたり(我ながらこれは相当古いなぁ・・・)、不良に憧れてみたりもするだろう。

 あるとき、それを試してみたくて、ちょっとこい、と言って、気の弱そうな、体つきも自分より小さいクラスメイトを呼び出し、プロレス技をかけてみたり、ふいに頭や腹を殴ったりする。最初はそこから始まる。いじめてやろうという思いはほとんどないように思う。相手が自分の攻撃を受けて苦しんでいるのを、かわいそうと思うだろうか、苦痛に満ちた顔に興奮するだろうか。

 自分がいくら相手を痛めつけても、何も反撃しない、言い返さない。自分に刃向かうなんて考えられない、となれば、これほど楽しい「おもちゃ」はない、と思うだろう。

 そうしたら、情報の吸収が早い今時の中高生、とにかくいろんなことをやってみたくなる。TVドラマやバラエティ番組で繰り広げられる、出演者同士の暴言や、ドッキリと言う名の嫌がらせ、時には暴力まがいの行動もTVで見て、次の日には同じものをターゲットに自分もやってみようと思う。そして思ったような反応が返ってくる。

 とにかく、それが楽しいのだ。安全圏にいて人を恥ずかしい目に合わせたり、犯罪スレスレの危険に遭わせようといろいろ画策する。しかし、自分で手を下すのが怖いから、自分の代わりを使って悪行をさせる。弱虫な自分がまったくの無傷でいるために。

 そのうちだんだんやることがエスカレートしていく。たとえば女子の前で恥ずかしい格好を強要したり、ふと見せたくせや欠点を大げさに笑って恥をかかせたり(欠点を見せることが悪いこととは思ってない、当然だが)。金を無心したり、万引きを強要したり、虫の死骸を食べさせようとしたり・・・苦痛に歪む相手の顔。その一つ一つが愉快でたまらない、そんな幼い考えでしかないのだ。大人になりきれていない。

 そんな風に「遊んで」いた同級生が、ある日急にいなくなったら、あるいは自ら命を絶ったとしたら、どう思うだろうか。寂しい、悲しい、悔しいと思うか、それとも・・・?

 もし、遺書が残されていて、そこに「○○君にいじめられた」なんて、自分の名前がかかれていたとしたら?自分は「遊び」のつもりだったのに、こんな結果を招いてしまったことに気がついた時には・・・!

 ここまで考えたとしても、相手をオモチャのように「遊び」ますか?

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 人の感情を逆なでするような文章が続き、書いている自分も気が滅入って参ったが、いじめた側は、それまでの自分を振り返る。きちんと見る、考える、思いを巡らす。

これをしないことには、いじめの根絶は難しいと思う。

 

 今はニュースの渦中にあるのでしばらく話題になるだろうが、時が経てばまた別の形でいじめの問題は起きると思っている。その時に、また同じような騒ぎにならず、きちんとした解決が示されればいいのだが。

 

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印象が・・・(困った)!?

2012-07-16 20:06:50 | Railway&RailwayModels

 しかししかし、今日も暑かったねぇ。

みなさんは体調崩されたりしてませんか?楽しい連休を過ごされたでしょうか?

・・・いちばん暑かったきょう、ようやくよろよろと外出。行き先は、先日横浜にオープンしたという鉄道模型の博物館

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横浜から歩いて数分のビルの2階なのだが、来てみたら長い行列。最後尾と書かれたプラカードの裏には60分待ち・・・!出直そうか考えたが、外は暑いし風も強い、また外にでたら間違いなく不快指数上昇、まだ室内なら冷房が効いている・・・なので並ぶことに。

しかし結果的に、けっこう行列は長かったものの、30分くらいで入れた。目玉の模型やジオラマを紹介したいところなのだが、館内撮影厳禁とのことで、写真はなし。

なので、ジオラマはこの写真でご勘弁をm(_ _)m

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 巨大レイアウトに、ヨーロッパ風の列車が走る。世界最大級のジオラマと謳っているだけあって、ほかの博物館よりも車体も大型(1番ゲージ)だからか、確かにダイナミックではある。(※ほんとはここで、ジオラマのネタを見せたかったのだが・・・!返す返すも残念。気になる方は実際に見て確かめて欲しい・・・のだが)

ただ休日の午前中、開館したてということもあって、混雑に最後まで悩まされたな。時間をずらして来るとか、平日の仕事上がりにふらっと寄りたい、って最初考えてたのだがね。今週からもとの就業時間に戻るので、それも当分無理になったから。

 個人の所有物を収蔵して博物館にするアイデアはいいんだけど、対象が子供向きではあまりないような気がした。昔の蒸気とか海外の機関車より、最後にあった横浜をテーマにしたジオラマ(こちらはHO)に、会場で見かけたお子ちゃま達は興味津々のようだったし。

 

 4月にイベントもやっていたのだが、その時と感想があまり変わらなかったのは・・・我ながら不覚!?

もちろん、そのあと天○堂も寄りましたけどね、収穫はナシです、はい。

 

ちなみに、最初の2日間は、家でのんびり、こんなの作って遊んでました。

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↑塗装したんだけど、あまり変化がないように見える・・・(_ _;

ちなみにこのときは、起床am11:00、就寝am3:00という、昔に戻ったような(?)昼夜逆転な生活でした。

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出来すぎです

2012-07-14 22:12:02 | アニメ・コミック・ゲーム

 ネットのニュースで既に知っていたが、見たのは今日がはじめてだ。

体操・内村が出木杉くん役!トヨタCM

 しかしこのシリーズ、何回も続くうちにだんだん違和感なくなってくるんだよな。とくにジャン・レノのドラえもんとか(_ _;、のび太役の妻夫木さんがさ。

さすがに今回のは時期的にオリンピック応援という意図もあったろうけど、そういう意味では、同じトヨタのCMで、戦国の武将が現代によみがえるシリーズでも、豊臣の三姉妹(お茶々、お初、お江)がロンドンをドライブしているからなぁ。

ところで、あのCMに出てくる淀君はほぼマ○コ・○ラックスだろう・・・?良く出来たCMだぁ。

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