KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

朱に交われば

2015-02-27 22:31:19 | ニュース
 前回、中学生の男の子のことを書いたが、もちろん、この事件にも無関心だったわけではない。
 多摩川の川岸で殺害された中学生の少年の事件について、きょう事態が大きく動いた。付き合っていたとされる3人の年長の少年が、少年の殺害に関与したとして逮捕された。

川崎中1殺害 逮捕した少年3人は容疑否認(Yahoo!ニュース)

 事件そのものについては、ぼく自身もやるせなさを禁じ得ないが、こういう事件でいつも思うのは、「被害者はおとなしく、明るく人気者だった」などと優等生ぶりを持ち上げる一方で、加害側については「こんなことをする人じゃない」といいながら「普段は優しいが、キレると何するかわからない」という、何かお決まりのイメージを押しつけているようにも思う。そうしたメディア等のあおりを受けて「学校や家族は彼のSOSに気づかなかったのか」「助けてやれなかったのか」という声から始まってどんどん広がり、はては「少年法を見直せ」「犯人の実名、顔写真をだせ」「極刑にしろ!」と、どんどんエスカレートしていく・・・凄惨な事件も、こうして大衆の不満を発散させるカタルシスに堕してしまうのではないかと危惧する。


 中学生と言えば、当然思春期がはじまり、それまでの性格も、大人になることへの意識が芽生え、親をはじめとした大人の知らない、自分たちだけの世界ができるのは当然の流れと思うのだが、どうだろう?

「朱に交われば赤くなる」という諺があるが、人は付き合っている人次第でよくもなり、また悪くもなっていく、と言うことのたとえだが、この少年も、一時はこの年上の仲間といることに、多少は背伸びした気分で喜んでついていったのかもしれない。成長の過程でそういうことはあってしかるべきだと思う。しかし年長者から万引きを強要されたりして、グループに居続けることに嫌気がさしても抜けられず、会えば殴られ、身の危険を感じつつも、親には当然伝えられず、友達にLINEで伝えるのが精いっぱい。そしてまた、LINEで呼び出され・・・。

 別にLI○Eが悪いとか、殺されると知りながら呼び出しについて行ってしまうことが悪いというつもりは毛頭ない。しかし、この年頃の男の子ってのは、得てしてそんなもんだ。成長の早い女子に後ろめたさを感じ、どこかに劣等感を持っているから、ましてや母親に助けを求めようなんて考えられなかったか、とか。

これらは、彼らより倍以上生きているぼくの勝手な思い込みもありますよ、もちろん。

 だから、ステレオタイプ的な加害者および被害者という見方や、少年法見直しの議論や、これから始まるであろう裁判といった、「外部の大人」目線からでなく、当事者の中学生心理に立ち戻った視点が必要なんじゃないかと思う。


それっていわゆる「中二病」ってことなのか?とも思った・・・オチがこんなんで申し訳ない。
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カメラを持つ少年に

2015-02-24 21:42:41 | Railway&RailwayModels
日曜日のはなしですが、私の所属する鉄道模型サークル「ポッポ屋」の運転会をIMON大井町店のレンタルレイアウトを借り切って行いました。


公式HPにも写真や動画がアップされてますので、こちらでは控えめに。


ところで、運転会の最中、ぼくに「すみません、写真撮ってもいいですか」と、おそるおそる中学生くらいの男の子がたずねるので、どうそどうぞと答え、撮影をさせた。

持っていたカメラはE○SKissと、ふつうの一眼デジカメだったが、なが~い望遠レンズを取り付け、模型列車が近くを通るたび、「バシャバシャバシャ」と本格撮り鉄さながらのカメラワークをみせる。結構本格的だな、と思い、なにげに「そのレンズはどこで手に入れたの?高かったでしょ」と聞いてみると、



「いや、ジャンクショップで数百円で買えましたよ・・・」少年はちょっと照れくさそうにそう答えた。ぼくはたまげた。趣味はただ単にお金をかけるばかりが能じゃない、ちょっとした努力と工夫しだいで、お金をかけなくても自分の趣味を満喫できることを、25年経って思い知らされた気がした。

 ちょうど彼とほぼ同じくらいで、Nゲージのベーシックセットを買い与えられたころ、お小遣いもそんなになくて、キットも満足に作れなくて、ボール紙に箱の展開図を描き、そこに好きな車両の絵をかいて台車くっつけて走らせてたっけ・・・。

ただひたすら、自分の好きなカメラを構えて無心に模型を撮り続ける少年。あのころの自分に何かを諭されたような気分になった。

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入り鉄砲に出女

2015-02-21 20:05:11 | まち歩き
今週は、静岡への急な出張で1週間が終わった感じ。
仕事は夕方から夜間だったので、昼間は寝て過ごす、というスタイルでしたが、少し体が慣れたころ、出番が来るまで寝ているだけというのも勿体ない気持ちも起きたので、ある日思い切って、泊まっていたビジネスホテルを飛び出して外出。

ということで、行ってきたのはこちら。


関所です。東海道で箱根と並ぶ「新居関所」の跡地。

関所の建物は安政2年(1855)年から5年かけて建替えられたもの。
現在関跡は見学可能で、隣接する資料館も見学できるというので、入ってみる。




江戸時代の関所といえば「入り鉄砲に出女」という言葉を思い起こすが、「出女」に関しては、大名の妻が江戸から国元へ帰ることを厳しく制限していたため、「あらため女」という女性が関所を通過しようとする女性を徹底的に調査した。髪の毛まで調査されたり、時には裸にされたり。そのためか、男装して通過しようとする女性も多かったらしい・・・。

(写真は新居関跡パンフより)

その部屋が「女改長屋」というが、現在は存在せず(その場所は公衆トイレになっていた?)、その様子が別室にて再現。柱の陰になってしまったが、これが「あらため女」


今進められている復元工事の進捗に伴って、建物を復元する予定という。

関所の東側は、石積みの護岸壁になっている。


じつはこの新居(荒井)関から舞阪までは海(浜名湖)上航路で続いており、写真の後方、新居町~舞阪あたりまでは後年埋め立てられた土地だという。浮世絵にも、関所のすぐそばに船や船着き場が描かれており、その様子がうかがえる。


街並みは昔の風景を再現すべく、歩道や信号、街灯の整備を進めている。これは関所の西側にある「大御門」。


関所の西側、泉町には、当時の長屋もいくつか残っており、






そのうちのひとつ「旅籠 紀伊国屋」は、紀州藩御用達の船割宿でありながら一般客も利用できた。





新居町の駅。前述の通り、この辺りは昔湖の上だった・・・。


列車を待つ間、平行する新幹線の撮影を試みるが、とにかく速い。


ケータイカメラじゃなかなかタイミングが合わない。やっとこれなら見せられる・・・かな(_ _;
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急に出張・・・

2015-02-17 00:37:39 | 日記・エッセイ・コラム
 あす(日付変わったから今日か・・・)から急に出張に行くことになりまして、予定では週末まで出づっぱり。
なので当ブログは週末までお休みします。出張中の近況は、TwitterやFacebookなどにアップするかも。

その代わりと言ってはなんですが(また唐突な・・・)、先日、東京・葛西にある地下鉄博物館に行きまして、日本最初の地下鉄というのを見てきましたので、その写真を載せておきます。


銀座線の新型車両は、このカラーリングを範にしたという。


一方こちらは、初代の丸の内線車両。いかにもメトロポリタンな感じが。どっちも渋い。


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『中途半端な・・・』サイト移転

2015-02-15 12:56:26 | KouChan'sFactory本編
今回は告知です。

メインサイトでは、昨年10月ごろから続けていましたが、ようやく今月になりまして、メインサイト「KouChan's Factory」の正式引っ越し先が決まりました。

http://www.kouchans-factory.sakura.ne.jp/

Bookmark登録されている方は、お手数ですが修正をお願いします。

サイトについてですが、今はまだ現状維持の状態のため、一部外部サイトのリンク切れが発生しています。これらは順次修正を行うほか、サーバ容量の都合でこれまで公開終了したサイトにつきましても、復活させていく予定です。

引き続き、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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遅刻する夢

2015-02-12 23:06:35 | 日記・エッセイ・コラム
時々だが、「大遅刻」する夢をみる。その時の状況は、たとえば学校の遠足だったり、定期試験の日だったり、入社式だったり。

大遅刻、と書いたのは、家にいてふと時計をみたら10時くらいになってたり、なぜか朝のワイドショーを余裕で見ていたり。そんな時の自分は、焦っているわけでもなく、遅刻と分かって開き直っているのか、(夢だと気づくまで)不思議と落ち着いている。

子供のころは約束の時間に遅れたり、相手が遅れるのもイヤだったものだ。幼稚園のころ、いつも乗るバス(路線バス)が渋滞とかで時間通りに来なかっただけでも不安になって泣き出していたのに。そういや、必死で走って来たのに目の前でバスに乗り遅れる、という夢も結構見るんだよね。


なんでだろうね、妖怪(!?)のせいでもなく、社会人になってからのフレックスにすっかり慣れきったせいなのね、そうなのね・・・。
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七人のガンダム

2015-02-10 22:26:25 | アニメ・コミック・ゲーム
 面白いネタがないので、きょうは2月10日、そこで過去の2月10日に撮った写真から話を膨らませようかという、すげー行き当たりばったり。

で、出てきたのがこれ。5年前の2010年に撮ったもの。


こんな写真よく撮ってたな・・・。中学生のころに出た奴だと思うけど多分今もプラモ店とかおもちゃ屋とかに売ってんじゃないかな?

ガンプラとは言い難い面もあるが、SDガンダムの「BB戦士」シリーズ、武者ガンダムですね。元はコミックボンボン連載の漫画(「プラモ狂四郎」だったかな?)に、リアル武者ガンダムってのが登場してて、それを2頭身のSDガンダムにデフォルメしたもの。

箱に入っている説明書に、1ページのマンガがあった。


でもこのときは、これが後にシリーズ化(SD戦国伝)されて、マンガの連載とかアニメ(VHS化)にもなって、本家以上に人気になってくなんて、思わなかっただろうな?だからなのか、マンガの最後のコマから最初のコマに続くようになっていたり、あと、”農丸(ノーマル)”というキャラも、農民上がりという設定から、のちの戦国伝では隠密ガンダムになったうえ、実は武者の実弟だった、という設定に変わったことも。もちろんプラモ化されてもいる。



ちなみに、実際組み立てたのは最初の写真からかなり後のことでしたが。
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暑苦しかった頃ののりもの

2015-02-07 21:11:52 | Railway&RailwayModels
 今週はインフル治療のため、完全休養してましたKouChanです。病院でもらった治療薬の効果もあり、何とか来週から復帰、というところまできました。

しかし、それまでがツラかった。何がって、外に出られないことが。なので、明日はひさびさに出かけたいぞー。マスクは必携、花粉症のシーズンもこれからあるので5月くらいまでは離せない。

で、そんな外出禁止の間、こんなのをちまちま作ってました。



小田急4000系(旧)、しかも非冷房でございます。前にちらっと見せたかもしれませんが。
これで95%完成させたつもり。たぶんこれ以上は加工しないだろうと。

・・・
子供のころは小田急沿線に住んでたので実車ももちろん乗っている。昔ながら釣掛け駆動の上、冷房がないので、夏休みに図書館やスイミングスクールの帰りに駅で待っててこれが来ると「暑苦しい電車だ」と避けてた思い出がある。ほどなくして冷房改造され、同時に駆動方式もカルダン駆動に更新されたのでその後は暑苦しさもうるささもなくなった。



 GMキットの前面があまり気に入らなかったので、Bトレの小田急(左)のオマケパーツが使えないかな、と思ったのが作るきっかけ。簡単にいくかな~、と最初は気楽に始めたが、色が合わなかったり、パーツの嵌め合わせが当然違うので、破損しないように加工するのに苦労したり。
それと、せっかく4000系にするならと、


特徴的な台車はGM台車(パイオニア+東急TS)を加工。


クハはTAVASAのパーツを使ったが、穴あけの中心位置を間違え、嵌めたときに台車が回転しない(ToT)。修正にこれまた苦労した。

それにしても相変わらず、塗装は苦手でして(これはインフルになる前に完了しましたが)。とくに2色以上の塗分けが。これでも今のとこ当人だけが納得してるレベルなので、たかが知れてるのですが。

とりあえず、作ったぁ、という達成感だけはいっちょまえにあるわけでして。
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しばらくお休み・・・

2015-02-03 19:29:09 | 日記・エッセイ・コラム
 えーと、A型インフルエンザに感染してしまったKouChanです。
これで会社へは週末まで出勤停止、しばらくは自宅療養になります。

昨夜あたりから急に寒気を感じ、身体の節々が痛くて寝苦しくなり、今朝になったら発熱も。こりゃいかんなと病院行ったら案の定・・・、という感じ。3年前にも罹ったが、その時と同じ症状だった。

 職場でも流行ってて上長も感染してた、こともあり、アルコール消毒やマスク着用で防いでいたと思ったのだが。あと予防接種も受けたんだけど、どこかに落とし穴があったのだろうか?

インフルエンザ治療用には今回もリレンザが処方された。


このとき、薬剤師さんから、部屋の湿度を上げるようにしてくださいとも指示された。そんなわけで、とりあえずペットボトルを使った加湿器を使っている。


おそくとも日曜までには回復しないとな・・・。
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江ノ島エリアを歩く~パート2

2015-02-02 21:04:07 | まち歩き
前回の続き。

腰越から江ノ電に乗り、降りたのは極楽寺。



ここは車庫があるので、鉄的にはそっちへ行くかと思いきや、江ノ電唯一のトンネルを望める橋の上。


このスポットは最近知った・・・!


その後、鎌倉まで来て、折り返す。復路は唯一残ったこの旧型車両に乗る。




江ノ島で下車。このあと夜の部が新宿であるため、


片瀬江ノ島からロマンスカー「えのしま号」に乗車。車両はMSEだった。


新型車だけあって乗り心地もよく、ひと眠りするのも忘れて談笑しているうちに外は日が暮れ、新宿に到着。すると、隣のホームから入れ替わりにロマンスカーLSEが発車していくので、みんなダッシュで降り、めいめい撮影ポイントへ。出遅れた自分はこれが精いっぱいだった。


そのあとは、夜から合流したほかのTTNETメンバーと食事。昼間のはなしとかそれ以外のことで盛り上がってたのしいひとときでした。




かつての新宿コマ劇場は、今こんな風になっている・・・全然知らなかった。


さいごに、今回計画(お膳立て)してくれた松江製麺所さん、伽枕流さん、ありがとうございました。
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