今回はニュースの拾いネタです。
正直、社会性のある映画というのは、あまり好まないほうだ。
でもそのくせテレビのドキュメンタリーは好きだけど。
とはいえ、去年99歳でまだメガホンを取り続けているというのも驚きだ。
そういう経歴や実績よりも、100歳まで生涯映画監督であることをを貫き通した、その人生を大きく評価したい、と思っている。老衰ということは、元気なまま亡くなられたわけだから、まさに大往生にふさわしい。
まだメジャーに行く前の松井秀喜は、とにかく嫌いだった。ただ単にアンチ巨人だったというだけでなく、とにかくチャンスに強い、必ず打つ。彼が打席に立つと勝負が一気に決まってしまう、なんてこともしばしばだった。
そんな彼も37歳。移籍先がなかなか決まらず、やっときまった球団でもマイナー契約。この年なら現役を引退して別の道へすすむ選択肢もあるのだが、メジャーの球団でバッターとして生きることにあえてこだわり、その結果、機会あって今回のメジャー昇格と、合流初戦でいきなり2ランHRを放った。日本にいるときは好きではなかったが、アメリカで自分の夢を実現し続ける松井秀喜選手には、同じ年代ということもあるが、まだまだ(もうちょっと?)頑張って欲しいと思っている。
同年代の中には、この時期、人生の転換点として、路線を変える人も多い。しかしまだ何かを成し遂げたという達成感が少ない自分としては、このまま行くべきか、それとも彼らに倣って路線を切り替えるべきか、迷うことが多いのだが、新藤監督、松井選手の人生を見るにつけ、今の道をそのまま突き進むのも良さそうな気がした。
そんなわけでぼくは、今後とも枕詞でもある「中途半端な趣味人」として生きることを決意・・・って、単にそれは遊びたいだけだろう、というご批判が聞こえてきそうですが。