KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

年末の外出~2014年をふりかえる

2014-12-31 11:19:33 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日の早朝、それこそ夜も明けぬ午前4時すぎに家を出た。


 駅のホームは、なんだか知らんが、どう考えてもその時間起きていないだろう若者がホームを埋め尽くす。同じ列車に乗って、大井町でほとんどが降りていくのを見て、「あぁきょうまでコミケやってんだ・・・」ということに気づいたわけでして。

ぼくの目的地は上野。まぁ例の如く、鉄写真でありまして。
今回のターゲットは、


あれ、と思う人もいるかもしれない。「あけぼの」って、3月ニュースで廃止って聞いて、上野のホームがファンで埋め尽くされた映像観たんだけど、というひともいるかもしれない。
今回は年末年始の臨時運転ということで。


だからあの時言ってたでしょ、廃止じゃないって。


尾久への回送まで見送って、次の目的地へ。

去年も行った、築地市場。





ここでの目的は、





 この有名な玉子焼き店の玉子焼きを買うこと。去年は品切れだったので、今年こそと、リベンジのつもりで、この時間(朝7時)なら大丈夫だろうと。案の定ほとんど並ばずに無事購入。

 せっかくなら、何か食べようと思い、ふらっと適当に店に入る。「又こい丼」なる、変わった名前のメニューを見つけ、頼んでみた。


朝のすきっ腹に、これはうれしいご馳走。
名前が変わってるな、と思ってたら、どうやら店の名前を冠したメニューだったよう。



そして、その日の午後から姪っ子が遊びに来て、我が家は一段と大賑わい。
夕食後に、お土産で持ってきた三宝柑を食べる。


チキンとか脂っこいモノばかり食べてたあとだったから、とてもさっぱりして美味でした。

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ということで、今回が2014年の最終回です。大晦日の今日、天気がいいので、姪っ子たちは、じいじばあばとともに、遊園地へ遊びに行ってて、おじちゃんは一人お留守番。その間に書いてます。

今年を振り返ると、苦労したり、トラブルが続いたりが多かった印象が。
とくに夏場の3か月間、親会社への出向をはじめ、ほぼ同時期に起きた車の事故から始まる一連の災難(!?)にはかなり凹みましたね。このころのことは正直、あまり思い出したくない・・・。

鉄関連でいえば、大井川のトーマス撮影や、天浜線、銚子電鉄を訪れたり、鉄模イベントも可能な限り参加、それに伴い友人もまた増えた。


これらは一生モノの財産になるから、今後も続けていきたいな。


ということでみなさま、よいお年を。
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買ったものアレコレなはなし

2014-12-27 21:34:33 | 通販・買い物
 きのうで仕事納めでした。

その帰り、なにげなく寄ったCDショップで、ひさびさにCDなんぞ買っちゃいました。


「ゆでめん」じゃなくて、アルバムのタイトルは「はっぴいえんど」(はっぴいえんど)。

もうじきBSプレミアムで、はっぴいえんどの特集をやる予定になってることと、メンバーの大瀧詠一さんが亡くなられて1年になる、という追悼の意味も込めて。ならば本当は2枚目の「風街ろまん」が欲しかったんですが。ちなみに、これを聴きながら前回のブログ書いてたから、文章がめずらしくやや過激(!?)になっちゃったような。

翌日のきょうは、月に一度の耳鼻科通院。予約を取ったまではよかったものの、待ち時間がとても長い。午前中は部屋を片付けやら年賀状の印刷やらを行い、昼食後、それでもまだ余裕があるので、100円ショップに入り、


アルバムやポストカードファイルをいっぱい買う。年末ということで、いろいろと整理したかったので。

で、そのあと病院に入るが、まだ呼ばれるまで2時間近くあるという。それならと、あとから行こうと思ってた、上大岡での「京急鉄道フェスタ」へ行く。その目的は、


この鉄コレを買うことで、並ぶまでもなく無事ゲット。この用事だけなので5分で済んで帰ろうと思ってたところ、会場の一コーナーにあった、この絵に思わず惹きつけられてしまった。


作品の撮影はNGのようだったので、グッズ(クリアファイル)を購入しました。
絵の作者は、杉本聖奈(まりな)さんという方。先天性の聴覚障害とアスペルガー傾向を併せ持って生まれたが、「こころの絵カード」で自分の気持ちや言葉を表現できるようになり、ほのぼのとしながらも緻密で奥深いイラストや、立体絵を描き続けている。さらに、鉄道好きということもあって、今回のイベントにも作品を展示することになったという。


最近リニューアルされた、東京三歩というクッキーの缶デザインも彼女によるもの。



銀座線の1000系がデザインされた、レモン味のクッキーを買いました。

イラストも、もっとじっくり見てみたかったが、病院に戻らなければいけなかった(診察時間が終わってしまう)ので、10分ほどで引き上げる。


病院へ戻ってきた。まだ診察は続いていた。ふとトイレに入った時に、目に飛び込んできたのは・・・!
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過剰な期待をうらぎられたとき

2014-12-26 23:04:33 | 日記・エッセイ・コラム
1月のあの騒ぎは、いったいなんだったのか?

 万能細胞をより簡単な手法で生み出すという「STAP細胞」も、その正体がほぼ露見され、再現実験でもSTAPを生み出すことは出来なかった。つまり、研究はねつ造でしかない、こういう結果を示された。
主導していた若手女性研究者は退職。それでも世間では批判が止まない。

そもそも、STAPがあったとしても、実用化するのは、当初彼女の発表では100年近い先のことになろうというのに、何を期待してたのか?科学の無限の可能性を?再生医療の未来を?女性の社会進出の可能性を?

だけどそれらは本来、TVニュースや新聞雑誌、ネットなどのメディアが合同で作り出したものであり、それを見た人々が勝手に膨らませてきただけのこと。そのリーダーがたまたま若い女性だったことに注目が集まり、過剰に期待をかけられたことに、気づいてはいただろうか?

だから残念に思うのは、この女性研究者に、最終結論を報告させなかったこと。それがたとえ虚偽だったと報告する結果だったとしても。周囲がそれを完全に奪ってしまったように見える。もちろん、研究リーダー側も、そうした批判の矢を正面から受けられたかどうか。批判を浴びるのは、思う以上に、辛く、苦しいものだ。


結果として不正だったのならこれは犯罪だ、という人もいる。ならば、被害者はだれなのか?実害をこうむった人はいるのか?
もしあえていうなら、STAPに過剰な夢を持たせたメディアと、それを信じ切った人々の膨らみすぎた「期待」だろうと思う。

 先日の東京駅記念Suicaでの騒ぎも、同じようなものと思う。ちゃんとルールを守って前日からの徹夜もせず、行ってみたら列の体制もできてなくて混乱が起き、きちんとした説明もないまま販売中止。おまけに買えた人の一部が転売し破格の値段をつけていく。こんなことがまかり通っていいのかと、期待を裏切られたことへの怒りが鉄道会社に向けられたのはある程度仕方ない。過剰な期待が弾け飛んで今回の騒動を引き起こしてしまった結果となってしまった。

過剰な期待と、その期待を裏切られたことへの反動、バッシング。
社会的責任とか道義的責任などという罪をこれまた過剰に着せ、今や死刑宣告に近いレベルにまでなってしまったこと、ますます息苦しくなる未来の予感。


(参考)いま必要なのは失敗を認める社会 (Blogos)
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だけど食堂~KCFバージョン大宮編

2014-12-25 23:42:56 | 食・レシピ
 今回も、先週末の大宮でのはなし。
昼食を摂ろうと、TTNETメンバーのシマ電氏とポンタ君(知ってる人にとってはある種ものすごいメンツ!?)と3人で会場を出る。

このときシマ電氏が「近くに評判の食べ物屋があるので行ってみよう」とのこと。聞くと、なんでも「うどん屋だけどハンバーグが絶品」なんだとか。



歩いて5分ほどで、その噂の店「武州うどん あかね」に着く。店名に、これまたTTNETメンバーならある人を連想してしまう・・・?TVでもしょっちゅう取り上げられていたらしく、待ってる間、店の前にあるモニターを見てた。



昼時だけど土曜日ということもあり、数組が並んでいた程度で、5分ほど待って入れた。

もちろん、注文したのは、うどんとハンバーグのランチ。ハンバーグのソースとうどん又はきしめん、ドリンクが選択式になっていて、チーズのトッピングとうどん、そしてウーロン茶を選んだ。



この店、そもそもが、うどん屋だったのだが、息子さんがどうしてもハンバーグをやりたかったらしく、それでうどんとハンバーグが一緒になってしまったとか。で、またこの手ごねのハンバーグ、ウマいんだな。


で、翌日も、違うメンバーで同じ店に行ったが、日曜は定休日だった。ざんね~ん。
なので、「ステーキのどん」へ行きました・・・。
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東京駅での騒動に思うこと

2014-12-23 21:37:35 | Railway&RailwayModels
 今年はなにかと話題になる、東京駅100年記念に関する話題。



 12月20日に起きた、記念Suicaを巡って、9千人もの人が殺到し、混乱から販売を中止。買えなかった人々が駅員に詰め寄り、あわや暴動かという騒ぎに。しかも当のSuicaは一部がネットオークションにかけられ、定価(\2,000)の何百倍にまで値が吊り上った・・・などなど、その日の昼のニュースをはじめ、Twitterのリツイートも一時期、それ一色になってしまったり。

翌日、親から「あんた東京駅に行ってなかった?」と聞かれ、すぐに件の騒動のことだと知ったが、このブログの読者ならご存知の通り、ぼくは大宮に行ってたし、だいいち、東京駅でSuica販売することも知らなかった。会場でスマホいじってたら偶然(?)このニュースが飛び込んできて、TTNETメンバー内でちょっと話題になってたぐらい。


もし、今回のSuica販売を事前に知ってても、実用品としか思ってない自分は触手を伸ばさなかったろうな。結果的に買えたのは、前日から徹夜して並んでた(本当はイケナイことなのに・・・)人が多かったようだし、先の通り、すぐに転売する人も出て、一時期数千万~数十億というとんでもないクレージー価格が付いてしまったり(あれ、マジで数十億とかで落札した人みてみたい・・・)。あとでニュース映像観たら、駅のコンコースが人、というかもう群集で溢れかえってて、利用する人にとってはさぞかし迷惑だったろう。結果的に場内整理できていなかった鉄道会社側の失態もあるだろうけど、期待を裏切られた時の人間の恐ろしさを垣間見た感じがした。

 父が、この話題に関して、こんな話をした。

それは、競輪によく通っていた祖父が見たという話だが、レースに負けた客が、帰りがけに「今のレース、インチキしてただろ!」などと払い戻し場でイチャモンつけてると、同じように負けた人が「インチキだ」「払い戻せ」などと押しかけて、そのうちに騒ぎになる。すると、その騒ぎの混乱に乗じて売上金を毟り取って帰っていく、そんな人がいたという。競馬は公営だからあまりそういう人はいなかったようだが、民営の競輪では日常茶飯事だったらしい。

 あの混乱した東京駅の、騒ぎに乗じて、こうした「漁夫の利」を得た人なんていない筈だと期待したい。しかし先の例を見るにつけ、販売を打ち切ったことについての判断は正しかったかも、と思う。騒ぎに乗じて商品を盗まれた、とか、売上金を盗られた、という事態になったとしたら、それこそ駅として大問題、人としての品格も疑われかねない事態に発展しかねない、と思うのだが。


 限定販売、ということに関しては、こちらのブログに、慧眼ともいうべきことが書いててちょっと感動したので、リンクを貼っておきます。限定販売することが、必ずしもいいことではない、ということがよくわかります。


おまけ 件の記念Suicaがネットおよび郵送販売をすると聞いた両親から、「家族3人分買っといてくれ」と言われました・・・時期が来たら予約しておこう。
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2014年ラストを締めくくる運転会のはなし

2014-12-21 23:09:57 | Railway&RailwayModels
気が付けば、2014年も残すところあと10日あまりになってしまいました。

年内最後の公開運転は、大宮ソニックシティでの「さいたま鉄道模型フェスタ」でした。
今回は模型運転を中心に。


路モジチームの全景




季節がら、クリスマスや西欧系を意識した作品が多いのも、この運転会の特徴でもあるようですが、







自分も今回は、それを意識した、こんな作品をつくってみました。
背景の家や風景は、最近クラフト系百貨店でみつけた、オルゴールつきのクリスマスカードを流用したもの。スイッチの配線を引き直し、ギャラリーの手元で鳴らせるようにしてみた。



そんなわけでボクの出番は今回ほとんどなし・・・子供たちに見つけてくれたのが唯一の救いなんだけど(トー○スのひとりごと)。


もちろん、過去に出した作品や、新作も出てきました。




都会のなかに放牧している牧場が!!




これは去年もやった、シャッター速度を早くすることで疑似的夜景にしたもの。





そしてこちらが、「鉄男の部屋(大宮東ケアセンターそよ風)」さんによる都電をテーマにしたレイアウト。

今年は念願だったという、「浅草」を完成させたのをはじめ、「銀座」「東京タワーのある風景」の3本建てでまとめた。





銀座と言えば、柳の枝。



すごく味のある背景が、お気に入りです。思い入れが深い情景とあって、よく作りこまれているのが印象的でした。
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クリスマスだからいい大人がまたまた遊んでもいいじゃないか

2014-12-18 21:51:43 | 日記・エッセイ・コラム
う~む、今年もこの時期になりました。

今度の週末行われる「さいたま鉄道模型フェスタ2014WINTER」に、今年も路モジチームが参戦します。

http://world-kougei.com/hpgen/HPB/entries/50.html

ほかに、地元からも「大宮東ケアセンターそよ風(鉄男の部屋)」さんが昨年に引き続き参加されます。いい刺激になること請け合いです。

今回はこんな小品も用意しました。





場所は大宮ソニックシティです。入場無料ですので、お近くの方、最後に鉄分補給したい方、忙しいとは思いますが、来てくれると嬉しいです。

しかし、イベントの告知にこのサブタイトルを使いまわすとは、我ながら芸のないこと・・・。
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選挙もおわったことだし

2014-12-15 21:59:27 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日の総選挙、ぼくも投票いってきましたが、入れた候補者は落選するも比例当選、政党は大敗北を喫してしまったようす・・・。

このブログで前に書いた「支持政党なし(支持なし)」。10万票以上集めたらしいですね。そんな政党があることを知ってか知らずか、支持政党なしと本気で思った人が入れたのか、知らずに捨て鉢的に「支持なし」と書いたタナボタ的票が多かったのか、その辺は不明だけど。

こうなるなら、無効票覚悟で「ドナルドダック党」って書いときゃよかったかなぁ・・・ちと反省。

とはいえ、白票は委譲信任の意味、棄権は選挙制度そのものの否定であり、どちらも政権への反対の意思を示すものではないことは、そろそろわかってきたのでは?(反対の意思を示す方法は、前に書いた通り)


ところで、選挙結果を見る限り、各政党で多少増減があったものの、そう大きく体勢が変わるほどではなかったようで。共産党が議席倍増の大躍進といっても、与党を脅かすほどでもなさそうだし。ただし沖縄で小選挙区与党敗北は、現政権は反省材料としなければならんと思うよ。

そもそも、「アベノミクス」是か非かを問う選挙だということは、最初から分かっていたはず。そうすると、700億近くの費用(しかも税金)をかけたのは無駄ではなかったのか、という指摘も多く聞かれる。

これは最近見たポリティック・バラエティー番組で知ったけど、衆院選の費用って、国家の予算にある「予備費」から使われるとのこと。憲法でも規定されており、災害支援、復興支援などの費用もこの予備費から使われる。つまり、はじめから予算として(選挙に使われるかは別として)用意してあるってこと。血税使うなんてけしからん!と思ってる人、身勝手(!?)な選挙のためだけに追加課税されると誤解してた人、もしかいるんじゃない??


結果は出た。しかし本当にウォッチしなければいけないのはこれから。うぉっちっち!
(すんません、最近このフレーズが妙に気に入っちゃってて・・・(^^;> )
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みらいの国から

2014-12-13 23:27:57 | アニメ・コミック・ゲーム
ちょっと前までやってた、某T自動車のCM。
大人になったドラえもん(実写)のシリーズの中で、ジャイ子役の前田あっちゃんが、ジャン・レノのドラえもんから「もしもボックス」を借りて、
「もしものび太さんと結婚したら・・・」という願いをかけたそうだが。

ちょっと知ってる人は、おや、って思ったかもしれない。そもそも、ドラえもんが22世紀から来なければ、のび太くんの未来は、ジャイ子と結婚することになっていた(コミックス1巻第1話)はずだから。

それ(だけじゃないけど)を変えるために、22世紀の世界からやってきた、というのが、ドラえもんのスタートなわけで。


ところで、ドラえもんの第1話って、原作漫画だけでも一つじゃないって、知ってましたか?


過去の参考リンク:ドラえもん”熱”のはなし(2012.1.29)
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損しない投票をかんがえる

2014-12-10 23:27:28 | 日記・エッセイ・コラム
 先週、海外では支持政党がない場合「ドナルドダック党」という架空の政党に投じれば、有効票としてカウントしてくれる、と書いたが、そのあとで、日本でも「支持政党なし」とか、単に「なし」と書くと、その名のついた政党に票が入ってしまう、ということを知り、なんと強かな、というかセコイなということを知りまして。


 すでに期日前投票を済ませた方もいるようですが、4日後の総選挙を控え、いまだどこに入れるか、だれに投票するのか決めかねている人(ぼくも含む)に、指標というか、こういう考えで入れるのもアリだろうな、ということを今回つらつら書いてみました。

と言っても、○○さんに入れよ、××党には入れるな、ということではありませんので。

(1)自分と歳の近い人に入れる。
 特に若い世代の投票率低下が問題視されている、という。政策を聞いても難しく、聞いても高齢者ばかり優遇するので、自分たちにはあまり関係がないよ、なんて思ってる人向けかと。衆議院の場合、被選挙権が25歳以上なので、もしかすると、そろそろ平成生まれの候補者なんて出てくるんでは(十分調べてないので何とも言えんが、27~8歳の候補者なら結構出てくるようです)。
そういう人たちと、若い有権者とは自然と気持ちが似通ってくるので、たぶん、一番共感しやすいのでは、ないかと。

(2)わざと対立する候補に入れる
この人に入れたいけど、どうせ大勝してしまう。だけど、今までの政治活動が少し怠慢なので、そのことを反省してもらいたい、という意思として、入れたい人以外の誰かの名前を書く。たとえば、1万票集めて当選した人について、2位以下が1,000票以下だった場合と、2位が9,500票集めた場合とでは、かりに当選したとしても、否応なく議員側も方針を考え直さざるを得ないだろう。もしそれに気づかない人だったら、その次本気で落とそうと考えればよい。そういう政治意識の高い有権者ばかりなら、選挙報道ももっとスリリングで面白くなると思うのだが。下馬評通りで、投票締め切りと同時に結果がわかってしまっては、本当に面白くないからね。

(3)1番目のポスターの人に入れる
選挙ポスターの掲示板に番号があり、候補者は届け出た順に、指定された番号に自分のポスターを貼っていくのだが、ある情報番組を見てたら、実際にはくじ引きでこの番号を決めているという。誰が当選しても同じだと考えてる人には、参考として、1番目に貼られた候補者に投じてみる、という手もあるかな?同様の方法として、サイコロで決める、あみだくじで決める、「どれにしようかな・・・」と指折りで決める・・・まぁ、こんなとこか。


誰がどういう思いで投票するかは、その人個人の自由。なので、上に書いたことを全く無視してもらっても結構。

それと、せっかく投票したのに、落選してしまうこともある。当選された票だけが有効になる、ということではなく、我々はあんたを当選させたくはなかったが、これだけの人があなたに「反省せよ」と言っているのだ、と。一方で、落選した候補者、特に若い候補者へは、初めての選挙でこれだけの人が応援してくれていることが分かったのだから、これを励みに、奢らずに次は頑張りなさい、というメッセージを送ったと思えばいい。

これも個人の勝手な思いだが、政治なんて、選挙ひとつで一朝一夕に変わってしまうようなら、国情は不安定この上ないだろう。大貧民の革命のような、物事の価値観がひっくり返ってしまう未来。朝起きたら、ルールもしきたりも全く変わり、昨日までの常識が全く通じない、不都合だらけの明日なんて想像できるだろうか?

こういうのは、歳を重ねるごとに少しずつ変わっていくもので、その変化にちゃんとついていかなければ、その人、世代にとっての「よい政治」は生まれないのではないかと。だから若いうちから「投票に行きましょう」というのは、そのことを伝えているものと、ぼくは思うのだが。
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