なにこれクッソ面白い!
面白すぎて図書館とツタヤで読破してしまったじゃないか!
2008年「このミス」大賞になったり
話題性のある本だってことは知ってて
逆にそれがいやで読まなかったのだけど。
戦後の混乱期に警官になり、子も孫も警官になり、
戦後の混乱期の事件が迷宮入りするも
3代に渡って謎解きが引き継がれていく。
という話。
本筋の謎解きももちろん面白いし
何より昭和の事件史が随所にちりばめられているのが
時代を思い出すとともにリアルな肉付けに成功している。
ミステリーx犯罪史×大河
というのがこの本の面白さでしょうか。
逆に視点がぼやけっぱなしという評価もあるようですが。
それを置いても
3代目の時代に出てくる汚職警官加賀谷!
これが最高!
スペリオール連載中のクロコーチと清家管理官のやりとりを思い出す。
そうなってくるとリチャードウーが最高だとか
クロコーチは警官の血をパクッるんじゃ・・・
とかややこしくなってくるのでこの辺で。
いやぁミステリーはたまに読むと面白いなぁ。
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