僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

昭和は遠くなりにけり(興津宿)

2016年02月11日 | ぶらぶらする

東海道17の宿

興津を散策。

まずは坐漁荘。

最後の元老こと

西園寺公望が終の棲家に選んだ

興津の別邸を復元したもの。

齢70の時に建てられ

その後の20年のほとんどとこの興津で過ごし

中央からの諸氏訪問をこなしたのだとか。

復元後10年といったところで

大切に使わている印象。

なにが素晴らしいって

大正建築の数寄屋造りのくせに

洋間があったことと

当時は太平洋の波打ち際に建てられていたこと。

この日向ぼっこルームなんてたまりません。

粋だねえ。

しめは興津宿東の入り口にあるたい焼き専門店

伏見さんのたい焼き。

5個づつしか焼けないらしく

満席状態で待つこと15分。

皮がパリッパリ!

これはすごい!

餡は砂糖控えめで

薄めのおぜんざいを頂いているかのよう。

餡子の体積も控えめで

皮の中に隙間があったりするくらい。

逆に言うとそれくらい皮がしっかりしている

っていうことでもあり

なんといっても

おいしく皮を頂くためのたい焼き

って感じでした。