●今号のパーツ
部品番号56-A、56-B、56-C
「エキゾーストマニホールド」です。
PVC(ポリ塩化ビニル=ソフビ)で出来ているので柔らかさがあります。
なのでエンジンへの取り付けに難はないと思いますが、
ディテールを見るとパイプが途中からつながっているのが気になります。
ココは実際に派を入れて切り離すか、スミ入れするだけでも目立たなくなるかと思います。
こちらパイプ部分は切り離し確定ですね。
また実車のエキパイは手加工の溶接で接続されているので、
接続部分はパテなどを利用して溶接跡のディテールを作ろうかと思います。
●今号の組み立て
久々にエンジンの登場です。
前方の3つの穴にエキパイを差し込みます。
※今回の組み立ては今後のディテールアップを考えて全て接着はしません。
後方の3つの穴にエキパイを差し込みます。
エキパイの後端を差し込みます。
今号の完成です。
うん、やっぱりエキパイが付く事で「エンジン」らしくなってきました。
後ろ姿はちょっと残念。
エンジン単体のディスプレイモデルではないので仕方ないですが、
MP4/4のエンジンは全方向良い感じでした。(*^_^*)
さぁ次回、第57号は6月29日(水)発売!「エンジンブロックを搭載する」です。
konaki。
いよいよスタッドボルトに入ります。
前回は現物合わせだったので、今回はデバイダーを使ってみました。
ハブの裏側に合わせます。
ネジの頭が飛び出す事を避けるためハブの一部を削ります。
一箇所だけにφ1.4mmの穴を開けます。
M1.7x8mmのビスをねじ込みます。
ディスクを差し込んで、
ホイールに差し込みます。
位置が確定したら、残り3箇所は現物合わせです。(;^^)ヘ..
4箇所の穴が確定したら、ハブの裏側の出っ張りを削り取ってしまいます。
そしてネジを6mmに変更します。
ホイルをはめるとネジの飛び出し量も丁度良い!です。
塗装は普通のブラックを筆でぺたぺたと塗ります。
裏側はネジをねじ込んでから全体を塗りました。
いもネジを裏側から飛び出さない程度に締め込みます。
インナーホイールハブを車体側にビス留めします。
穴位置を合わせながらいもネジ4本を締め込みます。
正面から見るとこんな感じになりました。
スタッドボルトにホイールを取り付けると・・・
やっぱり・・・こだわりの工作が見えなくなってしまいました。(T ^ T)
ホイールナットはまだ量産していないので普通のナットで止めてます。(^^;)
次の課題はホイールのセンターキャップ取り付け穴を埋めて、
ハブのセンターの工作ですね。O(^-^)o
konaki。
前回「スタッドボルトを工作する。~リア~」としましたが、
フロントについてはもう一つ気になる点があったため時間を要してしまいました。
それがココ。
ハブにあるモールドはハブにブレーキディスクを取り付けるためのものですが、
本来4箇所ある内の2箇所は再現しているものの、
2箇所は足回りの3つのパーツを固定するために皿ビスとなっていて、
どうしてもリアル感を損ねています。
モデルとしてはココを三層構造にしてビス留めしないと、
ブレーキキャリバーにディスクプレートを挟み込む事が出来ません。
(私はまだブレーキキャリパーを接着していないのでテープ止めですが)
という事を使用されているネジAG(2x10F-TP) の代わりになるネジとして選んだのはコレです。
六角穴付き止めねじのM2x10で通称「いもネジ」です。
一般的ないもネジに比べるとM2はかなり細くそのため六角穴の対辺も0.9mm、
使用出来る六角ドライバーも0.89のものを使用します。
まずデフォルトのネジAGを使用して3つのパーツを組み合わせます。
(ディスクプレートは瞬着で仮止めしています)
モールドのあるところに真っ直ぐφ1.6mmのドリルで下穴を開けます。
ココは3パーツ通しての効き穴としました。
いもネジを六角ドライバーにしっかり奥まで差し込みます。
ゆっくりとねじ込んでいきます。
モールドだったものが形も機能もリアルに再現されました。
ネジAGをいもネジに差し替えてみると・・・
皿ネジのためのざぐりが要りませんね。
ならば埋めてしまおう!と用意したのがコレ。
ホームセンターで売っているセメダインのエポキシパテシリーズ。
「木部用」といっても色が茶色いだけですが、
なにより「10分硬化」と言う事で最近気が短くなってきた爺には最適です。
ほんの少ししか使わないのですが・・・
ひたすら練って混ぜます。
皿ビス穴を埋めます。
ドリル刃の後を使って一段下げます。
残ったパテは丸めておいて、硬化具合の確認用にします。
・・・十分に硬化した事を確認したらいもネジを抜きます。
ハブの裏側は不要なのでカットします。
ヤスリで整えます。
もう一度3パーツをいもネジで組み立てます。
裏側からφ1.6mmのドリルで穴を開けていきます。
皿ビスのところもいもネジ仕様になりました。
・・・後半に続く!
konaki。
モデルのホイールナット(メッキではなく塗装でした)の外観はちゃんと袋ナットの形をしているので、
内側にネジを切ってリアルなホイールナットにします。
ランナーに付いてる状態の方が工作しやすそうなので切り離しませんが、
片側のあしは邪魔なのでカットします。
ホイールナットの裏側のピンをカットします。
少しでも残っているとセンターが出せないのでカッターで平面にします。
φ1.4mmのドリルで下穴を開けます。
ネジ山は中タップを使いたかったのですが、
中タップの先端は少し細くなっていてネジが切れないので、
使用するビスをタッピングビス代わりに使います。
ランナーから切り離してリアル袋ナットの完成です。
ちなみに以前このナットの規格を「3.0mm」と書いてしまいましたが「3.2mm」でしたので、
その規格のナットドライバーを用意しました。
取り付けてみました。
う~ん・・・確かに「リアル袋ナット」なのですが、
装着してしまうと工作したことが判りません(T ^ T)
デフォルトの「センターでのネジ止め」はしなくても大丈夫そうなので、
センターキャップをつけずにここを実車みたいに工作したいです。
konaki。
●今号のパーツ
部品番号55-A、55-B
「エキゾーストチューブ(ミドル)」と、
サブマフラーの付いた「エキゾーストチューブ(フロント)」です。
部品番号55-C 、55-D
2つあるのが「チューブクランプ」で1つの方が「チューブバンド」です。
●今号の組み立て
エキゾーストチューブ(ミドル)の中程にチューブクランプを取り付けます。
本誌では「接着」ですが私は差し込むだけ(以下同じ)にします。
2つとも取り付けました。
サブマフラーの中で組み合わせます。
54号のエキゾーストチューブ(リア)と(ミドル)を組み合わせます。
接続部分にチューブバンドを取り付けます。
今号の完成です。
そして“今号のおまけ”です。
良い感じで延びてま~す。o(^-^)o
さぁ次回、第56号は6月22日(水)発売!「エキゾーストマニホールドを取り付ける」です。
konaki。