Matsuda さんからの投稿です。
スターターワイヤー
スターターワイヤー(チョークワイヤー)を再現してみました。
材料はφ0.36のワイヤーとバイクプラモのチューブを使用し、
キャブレター側はφ0.5のドリルで穴開けしました。
(エンジン搭載まで仮止めになりますが・・・)
STEP1 では「ワイヤ止めシール」で赤と黒の配線を貼り付けますが、
私は既に瞬着で取り回しているので最短距離を直線にならすだけで収まりました。
続いて「ベルト&ハーネス」をスクリューネジBMで固定しようとしたところ・・・
ネジがねじ切れましたxxx。
組み立てているのがフェアレディZだった事を忘れていました。(T_T)
「風の谷のナウシカ」の劇中、ミトじいの台詞を借りると・・・
「なんともろいビスなんじゃぁ~」
気を取り直して反対側は1.7mmのタップを切ります。
コレならちゃんとビスで固定出来ます。
折れてしまった方はプラパーツに瞬間接着剤を少量塗布します。
1分間圧着します。
折れたネジ部にはセミグロスブラックで塗っておきます。
左右のベルト&ハーネスが取り付きました。
さて、「トランクライナー(カーペット)」についてやはり代替品を探してみました。
上から「液晶画面拭き」、「マイクロファイバータオル」、「提供パーツ」です。
ですがこの部分、「提供パーツ」が一番しっくり収まりました。
ベルトにバックルを通して、
輪を作るようにしてベルトを通します。
ざっくりこんな感じ。
2本ともバックルを通して今号の完成です。
バックルの位置やベルトの処理は後々資料など見ながら考えます。
ライナーをめくってツールボックスを開けてみました。
こうなると中に「車載工具」が欲しくなりますね。。。
konaki。
ハコスカ廣場 掲示板風味 壱枚目 はこちらから
今回はちょっと加工をしたため記事が長くなってしまいましたので早速パーツを確認します。
部品番号13-A
「エアクリーナー」の上側なので「アッパーケース」ですね。
凸部分が成形品のパーティングラインになっているので目立ちませんね。
また“こだわり”のラベル再現です。
ホントに細かいことなんですけど、
右下の「★ 詳細はサービスダイヤルを参照して下さい。」は「サービスマニュアル」ではないかと・・・
部品番号13-B
「エアダクトパイプ」です。
このパーツも実際の合わせ目がパーティングラインになっているので気にならないのですが、
そのラインが蛇腹部分とつながっているのは嫌かも。
ディテールアップするならこの部分のパーティングラインは消したいです。
また「ホースバンド」が「シルバーのベルト」になっていますが、
ダクトカバーのクリップ同様、針金などで再現したいと思うところです。
最初の組み立てはエアクリーナーのアッパーケースにエアダクトパイプを組み合わせます。
ここは後にロワーケースで覆うことになるので「接着不要」と書いてあります。
それをエアクリーナーダクトの穴にはめ込むのですが・・・
接続面のパーティングラインが気になったので削ります。
改めてはめ込もうとすると・・・
キ、キツいxxx。
と言うことで各パーツをバラします。
“キツい”と言うことだったので、穴をヤスリで少しずつ広げます。
ピタッと入りました。・・・が、
つなぎ目の隙間が気になります。
で、最初はパイプ側の形を合わせようと思ったのですが、
いやいや、曲面になっているのはエアダクトの方な訳で・・・
パイプの外形をダクトに写します。
その内側をリューターでコリコリ削っていき、
こんな感じになりました。
合わせてみると・・・
気をつけて削ったつもりなのですがちょっと削りすぎましたxxx。
でも、削ってしまったものは戻らないので・・・
なんかパイプが突き出しているようでxxx。
もしこれが成形色なら接着剤で少し溶かして穴埋め出来るのに。
またパテ埋めしたとしたら塗料で赤色を作らないといけないし・・・
ぶつぶつぶつ・・・。
「後悔先に立たず」とはこのことかと。
あ、組立マニュアルではパイプをダクトに接着していますが、
ちょっとこの後の様子を見たいので「未接着」です。
さぁ次回、第14号は9月2日(水)発売!です。
konaki。
ハコスカ廣場 掲示板風味 壱枚目 はこちらから
「エアダクト」のカバーについて前回、
「実車では脱着を容易にするための留め具が着いています」と書いてしまいましたが、
またまた『お詫びと訂正』です。
このカバーの固定は中・後方の2箇所は蝶ネジ(ウィングナット)ですが、
前方は外周3箇所を「バネ金具」(今後はクリップと呼称します)で固定しています。
これは脱着のためではなく、
中・後方の蝶ネジにあたる部分が前方はエアクリーナーへとつながっているためかと。
で、papa さんが再現されているように存在感のあるパーツなので、
私もエンジンのディテールアップの際は再現したいと思い「みんなの写真帳」へはコメントさせて頂きました。
ただその際「当時のこのパーツは鉄線に黄色っぽい有色クロメートメッキが施されている」としましたが、
本誌を初め他のどの資料でも「黄色っぽい」ものは有りませんでした。
(これまた失礼してしまいました)
ただ真鍮線は模型では扱いやすい事と「エアダクトの赤に真鍮色は似合う」と思いちょっと工作してみました。
奥から零号機、初号機、弐号機です。
零号機は実車の写真などを見ながら試行錯誤して工作したもの、
初号機は工作方法を確立しようと試みました。
そして最後の弐号機はその工作方法を画像に収めながら作りました。
初のプロトタイプ(?)って事で・・・。
結果は三者三様。
やはり同じものを複数作るには一工程ずつ繰り返し行う方が良いようです。
なので実際に採用する量産機のためにその製作工程を備忘録として書き留めます。
まずは今回使ったもの達です。
木片に0.8mmのドリル刃を差し込み、φ0.5mmの真鍮線を端から10mmのところでくるっと巻き付けます。
その先10mm(端から20mm)のところでもう一巻きして、残り10mmで線をカットします。
今度はφ1.6mmのドリル刃に変えて、線の真ん中から曲げていきます。
こんな感じ。
小さな丸から2mm程で内側に90°曲げます。
線の重なったところをカットして、反対側の大きな丸を半分程持ち上げて曲げます。
今度はφ2.2mmのドリル刃に端から10mmで巻き付けます。
両端を2mmずつ折り曲げます。
これを大きく曲げます。
線の重なっているところをカットします。
これを先ほどの小さな丸に差し込みます。
後は現物合わせで形を整えて、個体差が出ないようにして完成です。
(これは量産機ではありません)
konaki。
いよいよ塗装!と思っていたのですがどうしても引手の形状が気になってしまい・・・
つわものどもが夢のあと。
志半ばですが。
今思うとなのですが、アルミ線より「針金」の方が扱いやすかったかもです。
実車ではこの部分は鉄板なのでボディ色で塗られていますが、
モデルでは「黒」なので「セミグロスブラック」に塗りました。
もちろん蝶番も。
蓋の裏側とボックス側も同じです。
ボックス側のトリムはシルバーを塗装しました。
引手はシルバーです。
塗料が乾いたら組み立てます。
シャシーに取り付けます。
引手が出っ張っていないのでトランクライナーを引いても敷いても違和感有りません。
引手を持ち上げて・・・
ツールボックスオープンです。
konaki。