というわけで、フロントタイヤをリアルに回すにはどんな改造をすれば良いか、その構想を…実車がどうなっているか知っていればそんなに悩むことではないのですが、さすがにホイールの内側って見た覚えがないので…
(こんなことならマンセルがピットアウトした後にホイルナットが外れてマシンより先にタイヤが転がっていった時、もっとちゃんと見ておくべきでしたxxx)
まず、アップライトの中でブレーキハブを回転させるには nori さんがおっしゃるように、アップライトの内側の出っ張り2箇所を取ってしまえばよく、これにより一体となるアクスルシャフト、ブレーキハブ、ホイールハブが回転します。でもここで問題になるのがホイールナットを締めようとしたとき、アクスルシャフトも一緒に回転してしまうので締められない!のです。
では、実車では?
ブレーキハブにブレーキディスクが取り付けられているので、ブレーキをかければアクスルシャフトは回りません。でも、モデルでは「ブレーキをかける」ことは出来ません。それでもブレーキディスクとハブは連結されているのが本来だと思うので、モデルを見てみます。
![Rimg0071 Rimg0071](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/76/032b957d2ad6873952a65ad55a322d80.jpg)
ブレーキハブの外側外周に穴があり、ブレーキディスクの内側にも同じところに凹みがあります。なんとなくですがここが実車では噛み合うのではないかなと…。 モデルではここ、接着しちゃってもいいのかなと思います。あ、もちろんアクスルシャフトを回転するようにしてからですよ!
ここでふと気付いた訳です。ブレーキディスクって、タイヤ(ホイール)と連動してるよなぁ…。でなきゃブレーキが利かないですよね!そして、ブレーキディスクとタイヤが連動していれば、タイヤを押さえていればホイルナットを締めてもアクスルシャフトは回転しない!です。
そういえば自家用車のタイヤを交換するときも、ホイルナットの緩め始めはタイヤを接地させたままにして回り止めにします。。。
(ちなみにF1のピット作業でははじめからジャッキアップされているので、ドライバーがブレーキを踏んで回り止めにしていました。なのでロリーポップに「BRAKE」と書かれています。あ、近頃のF1は見ていないので知りませんが…)
では、モデルのホイールの内側とブレーキディスクの外側を見てみます。
ブレーキディスクの外側にはやはり凹みがあります。これってもしかすると「穴」なのかなぁ?と思いますが、ホイールの内側にはそれに対応する部分がありません。でもきっと、ここでホイールとブレーキディスクは固定されていると思う次第です。(この部分の実車を知らないので、あくまで予想です)
かといって、この部分を接着しちゃうのは本末転倒(タイヤ交換が出来なくなります!)なので、せっかくのディテールを活かすことを考えてもやっぱりホイールの内側を加工したい…。
と、ここまでが現状です。。。ちなみにリアタイヤはそもそもドライブシャフトが回転しないのにタイヤが回転することが「否」になると自分に言い聞かせて、手をつけないつもりですし、フロントも「なんか大事になりそう…」なので構想途中で挫折しそうです。根性無しですみませんxxx。