3月31日、平成24年度の最終日にあたる今日、2011年3月11日の東日本大震災以降、
飛行再開を果たしつつも福岡県の航空自衛隊芦屋基地を中心に移動訓練を続けていた
第4航空団第11飛行隊ことブルーインパルスがホームベースの宮城県松島基地に
帰還するのを記念した式典が行なわれました。
天候などにも左右されていろいろとあった帰還の経緯については、今日の式典とともに
次号、『航空ファン』6月号(4月20日発売)で詳しくご紹介するとして、
ここではそのランプインの写真を1枚だけ掲載しておきます。
飛行隊長田中“JOE”公司2佐の乗る1番機の後方には、津波対策として新設された
退避用かさ上げエプロンと簡易ハンガーが(松島救難隊に暫定配備されているUH-60Jも)
見えます。
式典に参加する来賓などの関係もありエプロンにはT-4に加えU-4やYS-11、C-1なども並び、
久しぶりに松島が「飛行場らしさ」を取り戻していたのが印象的でした。
さて、そんな松島で見かけたちょっとおもしろいものをご紹介。
こちらは基地内売店(BX)に置かれている、いわゆるガチャガチャ。
F-86F、T-2、T-4と3世代にわたるブルーインパルスに関連したケータイアクセサリーと
カッコいいステッカー1枚がセットでカプセルに収められています。
運試しに1回まわしてみると、夕日のなかアプローチするT-4BIのステッカーと
50周年記念エンブレムのアクセサリーのセットが出てきました。
これは基地内ですから、なかなか一般の方がチャレンジすることはできませんが、
松島基地以外にも設置されているところはあるといった話も聞いたことがあります。
もし見かけたら、ブルーファンの皆さんはぜひ、ガチャっとまわしてみてください。
そしてもうひとつ。こちらは『ブルーインパルス50年の軌跡』のグッズ紹介でも
採り上げているものですが、今回店舗が営業しているのを見かけて、思わず購入した
ものです。
大勇堂さんの「銘菓ブルーインパルス」。基地の正門近くにある大勇堂さんは、
東日本大震災の際に津波被害で浸水しましたが、現在ではその店舗を修復して
営業を再開しています。
「銘菓ブルーインパルス」はT-2ブルー時代から販売されている洋焼き菓子で、
ブルーインパルスの絵がパッケージになっていなかったとしても食べたい、
美味しいお菓子です。中にはステッカーとブルーの大判印刷写真も入っています
(ちなみにこれも基地内売店でも販売中)。
震災から2年が過ぎ、悲惨な爪痕はあまり見られなくなった東松島市ですが、
まだまだ仮設住宅や家屋が取り壊された後の空き地は多く、本来の活気が
戻ってきているとは言えない状況です。
4月6日にはブルーの基地上空でのフィールドアクロを外周から見学でき、
その後に市の主催で帰還を祝したセレモニーなどが行なわれるイベントがありますが、
ぜひ皆さんも松島基地に帰ってきたブルーを見に出かけ、そして東松島市や
東日本大震災からの復興にがんばっている地域を応援してください。
飛行再開を果たしつつも福岡県の航空自衛隊芦屋基地を中心に移動訓練を続けていた
第4航空団第11飛行隊ことブルーインパルスがホームベースの宮城県松島基地に
帰還するのを記念した式典が行なわれました。
天候などにも左右されていろいろとあった帰還の経緯については、今日の式典とともに
次号、『航空ファン』6月号(4月20日発売)で詳しくご紹介するとして、
ここではそのランプインの写真を1枚だけ掲載しておきます。
飛行隊長田中“JOE”公司2佐の乗る1番機の後方には、津波対策として新設された
退避用かさ上げエプロンと簡易ハンガーが(松島救難隊に暫定配備されているUH-60Jも)
見えます。
式典に参加する来賓などの関係もありエプロンにはT-4に加えU-4やYS-11、C-1なども並び、
久しぶりに松島が「飛行場らしさ」を取り戻していたのが印象的でした。
さて、そんな松島で見かけたちょっとおもしろいものをご紹介。
こちらは基地内売店(BX)に置かれている、いわゆるガチャガチャ。
F-86F、T-2、T-4と3世代にわたるブルーインパルスに関連したケータイアクセサリーと
カッコいいステッカー1枚がセットでカプセルに収められています。
運試しに1回まわしてみると、夕日のなかアプローチするT-4BIのステッカーと
50周年記念エンブレムのアクセサリーのセットが出てきました。
これは基地内ですから、なかなか一般の方がチャレンジすることはできませんが、
松島基地以外にも設置されているところはあるといった話も聞いたことがあります。
もし見かけたら、ブルーファンの皆さんはぜひ、ガチャっとまわしてみてください。
そしてもうひとつ。こちらは『ブルーインパルス50年の軌跡』のグッズ紹介でも
採り上げているものですが、今回店舗が営業しているのを見かけて、思わず購入した
ものです。
大勇堂さんの「銘菓ブルーインパルス」。基地の正門近くにある大勇堂さんは、
東日本大震災の際に津波被害で浸水しましたが、現在ではその店舗を修復して
営業を再開しています。
「銘菓ブルーインパルス」はT-2ブルー時代から販売されている洋焼き菓子で、
ブルーインパルスの絵がパッケージになっていなかったとしても食べたい、
美味しいお菓子です。中にはステッカーとブルーの大判印刷写真も入っています
(ちなみにこれも基地内売店でも販売中)。
震災から2年が過ぎ、悲惨な爪痕はあまり見られなくなった東松島市ですが、
まだまだ仮設住宅や家屋が取り壊された後の空き地は多く、本来の活気が
戻ってきているとは言えない状況です。
4月6日にはブルーの基地上空でのフィールドアクロを外周から見学でき、
その後に市の主催で帰還を祝したセレモニーなどが行なわれるイベントがありますが、
ぜひ皆さんも松島基地に帰ってきたブルーを見に出かけ、そして東松島市や
東日本大震災からの復興にがんばっている地域を応援してください。