FROM EDITOR・・・・・

航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

ニコニコ動画「翼TVチャンネル」に初出演(追加情報あり)

2013-06-29 15:23:57 | 編集部日記
ブライトリング・ジェットチームの取材の際にご一緒した映像制作会社トライスターの
ディレクター、岩吉さんから「弊社がニコニコ動画で配信している『翼TVチャンネル』で、
『航空ファン』の最新号情報トークをしてみませんか」と声をかけていただきました。

「翼TVチャンネル」はさまざまな航空関連ニュースや情報をニコニコ動画を使って
映像配信するメディアで、有料会員向けのコンテンツ以外にも、無料で見られる
さまざまなコンテンツも発信しています。

今回声をかけていただいたのはその無料配信用の映像の収録で、21日に発売された
8月号の内容や、取材・編集の裏話を紹介するトーク。岩吉さんを相手に今月号の
見どころなどをお話させていただきました。
ネットの配信映像とはいえ、なにせカメラを前にしゃべるなんてことは初めてで、
トーク内容にもカメラ映りにも疑問だらけの収録でしたが、『航空ファン』と
『翼TVチャンネル』のコラボ企画として、せいいっぱいやらせていただきました。

ニコニコ動画での公開は明日、6月30日からを予定しているとのこと。

素人トークで恐縮ですが、興味をもっていただいた方は、ご覧いただければ幸いです。


また、初回となる今回は収録後、編集していただきましたが、次回、9月号の回以降は
編集なしのライブで行なう「ニコニコ生放送」での配信にしませんか? とのこと…。
どうなることやらと頭を痛めていますが、今回、読者の皆さんや『航空ファン』未見の
視聴者の方からの反響が大きいようなら、がんばる所存です。

「見苦しいから出るな!」という場合には、今回が最初で最後かもしれませんが…。

翼TVチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/tsubasa

補筆
以下がプログラム直接のURLです。約15分の番組4本に分かれており、自動ジャンプも
設定されているようですが、こちらのリンクもご活用ください。

1/4 月刊「航空ファン」8月号最新情報トーク番組#01 2013年6月28日
http://www.nicovideo.jp/watch/1372552621
2/4 月刊「航空ファン」8月号最新情報トーク番組#01 2013年6月28日
http://www.nicovideo.jp/watch/1372553781
3/4 月刊「航空ファン」8月号最新情報トーク番組#01 2013年6月28日
http://www.nicovideo.jp/watch/1372553357
4/4 月刊「航空ファン」8月号最新情報トーク番組#01 2013年6月28日
http://www.nicovideo.jp/watch/1372553477

                                    (神野)



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『風立ちぬ』7月20日公開

2013-06-26 21:07:21 | BLOG×記事

© 2013 二馬力・GNDHDDTK

発売中の『航空ファン』8月号でも紹介していますが、7月20日に全国でロードショー公開される
スタジオジブリの最新作『風立ちぬ』の試写会が、昨夜ありました。

この映画は大正から昭和へと移り行く時代を生きた航空設計技師の物語で、
主人公のモデルとなったのは、零戦の設計士として航空機ファンにはご存じの堀越二郎氏。
ストーリーは主人公が幼少の時代から日本が戦争へと突入していくまでの30年間を
つづっていきますが、この映画に出てくる堀越二郎は、本人の性格や、本人が実際に
体験したさまざまな事柄を踏襲しつつも、架空のエピソードなども織り交ぜられるという
半分架空の人物です。
タイトルは堀 辰雄の同名小説からとったもので、堀 辰雄に対するトリビュートもあり、
せつないラブストーリーにもなっています。

宮崎 駿監督がこの映画を完成させるまでの5年間に、東日本大震災も発生しましたが、
この映画では第二次世界大戦を前に関東大震災や世界恐慌などさまざまな困難に
立ち向かっていた当時の日本を舞台に、強く生き、自分の信念や夢に向かって突き進む
人たちの姿を描いています。

これまでのジブリ作品に多く見られるファンタジー調の演出もありますが、
当時の日本で、どのようにして航空機が設計、製造されていたのか、
人々はどんな暮らしをしていたのか、さまざまな見方ができる作品になっています。
またさすがスタジオジブリ、日本のアニメ、と思わせるようなすばらしい色彩や美術、
空気や風の表現と、登場人物たちの細やかな動きも見逃せません。
もちろん航空機ファンにとっては、架空の機体から実際に航空史を飾った機体まで
さまざまな航空機が登場するのも楽しいところです(とはいえ、ただ楽しいだけではなく
考えさせられるようなエッセンスが入っているのもジブリらしいところですが…)。
当時の三菱やユンカースなども登場しますが、技師の仕事や航空機の構造など、
細かな描写はきっとファンを魅了するでしょう。

エンディングの荒井由実(現松任谷由実)の歌う『ひこうき雲』も、
映画の世界観ととてもマッチしています。

純粋な「航空映画」ではありませんし、過去のジブリ作品ともまた違った『風立ちぬ』
お子様と観るアニメとしては少しだけ難しいかもしれませんが、ぜひ一緒に鑑賞してみては。
きっと子供には子供の捉え方があるはずです。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉛筆で描く航空絵画「帆足孝治展」始まる

2013-06-24 10:03:57 | 告知&ニュース


今日(24日)から、高名な航空ジャーナリストでイラストレーターでもある
帆足孝治氏の「鉛筆で描いた航空機」の展覧会が始まりました。
同氏の作品は軍事・戦史専門誌『丸』の連載でもお馴染みですが、
今回は本展覧会用に描いた大判の作品が中心に展示されています。
また会場では、今回の展示絵画を用いた2014年版のカレンダー
『NOSTALGIC GREAT FLYING BOATS 大型飛行艇の時代』も
販売されています(¥2,100/A3判・13枚綴り)。

会場:ギャラリーくぼた Tel.03-3563-0005
住所:東京都中央区京橋2-7-11(6F)
最寄り駅:東京メトロ銀座線京橋駅
期間:6月24日(月)~6月30日(日)
時間:11:00~18:30(最終日は15:00まで)
主催:AGCアート Tel.046-233-6127
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

零戦企画展「堀越二郎の生涯」のお知らせ&プレゼント

2013-06-21 13:47:53 | 告知&ニュース

昭和13年10月、車中の堀越二郎(堀越雅郎氏提供)。

世界で唯一飛行可能な栄エンジン装備の零戦が展示されている所沢航空発祥記念館で、
零戦の設計者である堀越二郎の生誕110周年記念企画展「堀越二郎の生涯」
明日6月22日から9月1日まで、本館特設会場において開催されます(零戦とは別区画)。
今回展示されるのは、堀越が三菱時代に関わった航空機設計の関連史料や
海軍関係者らとのやり取りの記録、三菱の刻印のある手帳、赤入れ跡のある原稿のほか
計算尺や帽子といった愛用品などで、すべて今年5月に遺族宅から発見された所縁の品々。
発見された史料があまりに大量なため、また鑑定作業が並行して実施されることもあり、
展示品は予告なく、途中で交換や追加、削除を行なう可能性があるとのことです。
さらに大型映像館では、「傑作機 零戦と人間・堀越二郎」も上映中(別料金)。
堀越没後31年間にわたって封印されてきた“零戦の秘密”が、いま解き明かされます。


三菱のマークが刻印された手帳8冊。


写真も豊富に掲載されている風洞試験成績表。

●所沢航空発祥記念館・入館情報
開館時間:0930~1700時まで(入場は1630時まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:大人500円(65歳以上は無料)、小中学生100円
*零戦の特設展示場入場料は下記(上記入館料含む)
大人1,000円、65歳以上500円、小中学生200円
Tel.04-2996-2225

●所沢航空発祥記念館からプレゼントのお知らせ
記念館制作の「海軍零式艦上戦闘機五二型ARカード」を抽選で10名様にお贈りします。
スマホで無料アプリ(Junaio)をインストールし、カードをかざすことで
15分程度の零戦の映像(機体組み立て、エンジン始動、タキシング、
コックピット映像、搭乗員視界、米国での飛行)を観ることができます。
ご希望の方は〒164-0001 東京都中野区中野3-39-2 航空ファンブログ零戦係まで
ハガキでお申し込みください。裏面に住所・氏名・年齢・職業の明記をお忘れなく。
7月12日の消印まで有効です。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師を悩ませる画像、お待ちしています!

2013-06-20 15:26:14 | BLOG×記事
7月号P.94でご案内した「写真を磨く」第4回作例募集の締め切りが迫っています。
これまでに38作品を“磨き”、写真の新たな魅力を引き出してきた同コーナーですが、
講師の元井英貴氏は、「悪条件で撮った、だけど絶対に捨てられない写真。
そんな写真を蘇らせたいんです」と、ますますやる気満々のご様子。
また下作例のように、もともと備わっている迫力に、さらに磨きをかけることも可能です。
「写真を磨く」は、写真コンテストではありません。ぜひこの機会に
デジタル写真の奥の深さを、ご自身の作品の変貌ぶりで実感されてはいかがでしょう。
7月号では6月30日必着とお知らせしていますが、多少は“大目に”見ちゃいます!


近藤 昇氏作品(2013年8月号掲載)未処理画像


仕上がり画像

●募集要領
被写体:航空機または航空に関するもの。
使用カメラ:デジタル一眼レフ
応募点数:1人5点以内
応募方法:画像データをCDに焼いて編集部に送付。
      CD表面に氏名、住所、電話番号、メールアドレスを明記。
画像データ形式:ニコンとキヤノンはRAWデータ、
          その他メーカーはTIFFまたは高画質のJPGデータ。
注意:未編集データでExifデータが付いていること。
特典:掲載誌と仕上がり画像データの贈呈。
送付先:〒164-0001東京都中野区中野3-39-2
     (株)文林堂 航空ファン「写真を磨く」係
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2013年6月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

バックナンバー

プロフィール

プロフィール画像
自己紹介
毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
  • RSS2.0