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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

今週末は嘉手納基地アメリカフェストとエアーメモリアル in かのや

2024-04-24 17:26:46 | BLOG×記事
ゴールデンウィーク序盤となる今週末、
ふたつの大きな航空イベントが開催されます。

ひとつは4月27日(土)、沖縄県の米空軍嘉手納基地での「アメリカフェスト」。
飛行展示はありませんが、嘉手納に展開するF-22Aなどをはじめとした
航空機の地上展示が期待され、各種飲食やグッズの販売ブースやライブも楽しめます。
なお、入門には身分証明などが必要なので、
詳細は下記Facebookページのリンクからご確認ください。
https://www.kadena.af.mil/America-Fest/

もうひとつは4月28日(日)、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地の
「エアーメモリアル in かのや」。
今年は恒例のウイスキーパパ内海昌浩氏のエクストラ300Lのアクロにくわえ、
10年ぶりにブルーインパルスの参加も予定されています。
一方で、先週末に発生したSH-60Kの事故の影響で、同型機の飛行展示、
地上展示等は中止となるとのこと。
詳細は下記Facebookページもしくはホームページをご確認ください。
https://www.facebook.com/airmemo.kanoya
http://www.air-memo.com/



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『航空ファン』6月号はオスプレイを特集。表紙はタイ空軍のF-16!!

2024-04-15 10:00:00 | BLOG×記事


『航空ファン』6月号は、カレンダーの関係でいつもより少し早い
4月19日の発売です(一部発売の遅れる地域もあります)。

特集は「オスプレイ初飛行から35年」、2024年3月に開発初号機が初飛行した
ベル・ボーイングV-22オスプレイがテーマです。
開発当初事故が多発し、一部では今も「欠陥機」として運用に反対する声もあるなかで、
ティルトローター機という新しいメカニズムの運用が
実際に難しい部分も持っていることも紹介しつつ、
どのような経緯で開発され、35年間にどのようなことが起き、
どのように運用が熟成されていったのかを紹介していきます。
また、昨年11月に屋久島沖で空軍のCV-22Bが墜落した事故を受けて
飛行停止となっていたオスプレイが飛行を再開したことに関して、
同じく先日事故調査報告が公表された陸上自衛隊のUH-60JAとともに解説します。

そのほか、表紙と巻頭では
徳永カメラマンによるタイ・シンガポール・米合同航空演習COPE TIGER 2024取材を掲載。
カラーではさらに北陸新幹線敦賀延伸祝賀飛行と
能登半島地震被災地激励飛行を行なったブルーインパルス、
米西海岸(エルセントロ、ユマ、トラビス)のエアショー、
ウクライナと黒海に接するルーマニアでのF-16による航空警戒、
インド海軍演習での公開訓練展示MILAN 2024、報道陣に公開された海自新哨戒ヘリSH-60L、
フランス航空宇宙軍ミラージュ2000D RMV(近代改修型)、
トーネード初飛行50周年記念塗装機、ジム・ラーセンのView Finder、
横田基地国際女性デーイベント“FLYGIRLS 2024”なども紹介します。

読み物も充実。日本政府の閣議決定で一歩前進したGCAP、
T-4後継機は日米共同開発となるのか、初飛行したXB-1とオーバーチュア計画、
立川飛行場戦後抄史などを取り扱います。
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ブライトリング・オービター3、世界一周25周年の記念モデル腕時計

2024-03-22 21:57:26 | BLOG×記事


航空時計のパイオニア、ブライトリングは今年創業140周年を迎えますが、
昨日、3月21日はそのブライトリングのサポートで世界一周無着陸飛行を成し遂げた気球、
ブライトリング・オービター3がその記録を達成してから25周年にあたる日でした。

ブライトリングでは昨日、これを記念して現代のパイロットたちにも人気がある、
エアロスペースB70のオービター25周年記念モデルを限定で発売すると発表しました。





同モデルはCOSC認定のブライトリングマニュファクチュール、
温度補正機能付きスーパークォーツB70を搭載した
アナログとデジタル2種のディスプレイが特徴で、
精度は標準クォーツ時計の10倍だとのこと。
今回のエアロスペースではこれまでひとつのリューズで操作していた多彩な機能を、
新たに配したプッシュボタン3つで行なえる新たなデザイン/システムとなります。

また限定モデルの裏蓋にはオービター3で使用されたエンベロープ(球皮)が挟み込まれていて
チタンブレスレットタイプとブラックラバーストラップタイプが用意されています。





140周年を迎えるブライトリング、今年はほかにも新たなモデルが計画されているようなので、
目が離せません。

https://press.breitling.com/jp/?lang=jpn
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『航空ファン』5月号はステルス戦闘機も開発したNATOの雄、トルコを特集

2024-03-16 10:00:00 | BLOG×記事


3月21日(木)発売の『航空ファン』5月号(一部発売の遅れる地域があります)では
「特集:NATOの要衝トルコとステルス戦闘機KAAN初飛行」として、
トルコの航空戦力について分析します。
親日国としても知られるトルコは、自国製の無人機を各国に輸出するなど、
航空産業の面でも先進技術を持つ国家です。NATOの一員でありながら
ロシアとの結びつきも維持しており、
ウクライナ戦争では当初仲介役を果たしていましたが、
その一方でロシア製地対空ミサイルS-400の導入を決めたことで
開発パートナーとしても携わっていたF-35の輸出を凍結されたりもしています。
しかしそうしたなかでも、2月21日には自国開発のステルス戦闘機KAANの初飛行に成功、
またノルウェーやスウェーデンのNATO加盟の承認を材料に
アメリカとF-16V獲得交渉を決めるなど、したたかな一面を持っています。
特集では国家戦闘機TF-X/MMUとして開発されたKAANを初飛行の様子を含めて紹介、
ウクライナ戦争でも重要なキーとなるトルコのNATO内でのパワーバランスと、
同国の最新航空戦力について解説します。

特集以外にも、カラーでは日米豪共同訓練コープノース24やレッドフラッグ24-1、
ヨルダン王室御用達のアクロバットチーム“ファルコンズ”の空撮、
アンデスの麓で活動するチリ空軍ヘリ航空群Grupo de Aviación 9 “Panteras”、
シンガポール・エアショー、航空自衛隊小牧基地オープンベースなどを紹介、
シリーズ198Xの空ではドイツ海軍のF-104G/RF-104Gを取り扱います。

ほかにも計画が中止された米陸軍将来攻撃偵察機FARAや空自の航空管制競技会、
シコルスキー電動ティルトウイング機HEX/VTOL、
隻眼の操縦士前田伸二氏が挑む戦後80年目の太平洋横断についてなどもご案内し、
さらに渡辺洋二氏の不定期連載、個人としての航空戦史では
陸海軍の航空要員を回想する「後ろに座った2名」を掲載します。

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ブルーインパルス、北陸新幹線開業イベントと能登半島激励飛行に飛ぶ

2024-03-13 19:33:19 | BLOG×記事


すでに各所で情報が出ていますが、今週末3月16日(土)、
北陸新幹線の敦賀駅までの延伸開業を記念して、ブルーインパルスが同地を飛行します。
当日は小松基地を基点に下記のルートでの航過飛行を予定しており、
復路の福井駅上空と小松駅上空では数課目の編隊連携機動飛行も計画されています。

●往路 ※スモークなし
12:35ごろ 小松基地離陸
12:36ごろ 加賀温泉駅通過
12:38ごろ 芦原温泉駅通過
12:40ごろ 福井駅通過
12:42ごろ 越前たけふ駅通過
12:45ごろ 敦賀駅通過
●復路 ※スモークあり
12:46ごろ 敦賀駅通過
12:49ごろ 越前たけふ駅通過
12:55~13:10ごろ 福井駅(編隊連携機動飛行)
13:12ごろ 芦原温泉駅通過
13:14ごろ 加賀温泉駅通過
13:20~13:35ごろ 小松駅(編隊連携機動飛行)
13:40ごろ 小松基地着陸







福井駅と小松駅上空ではフェニックスローパス、サクラ、ビッグハート、サンライズなど
6課目程度が行なわれる予定となっており、
それぞれ福井駅に近い足羽川幸橋周辺左岸地域と小松駅東口広場では、
ブルーインパルス隊員によるナレーションと、
飛行後のファンサービスが予定されています。

hhttps://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shinkansenkaigyo/blue_impulse.html
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/shink/kaigyoukikaku/kaigyoubi_blueimpulse.html

また、翌3月17日(日)には、能登半島地震の被災地における激励飛行として、
被災地(能登3市3町)の上空で
スモークを曳いての編隊航過飛行を実施します(予備日18日、19日)。
フライトは13~14時のうち30分程度で、小松基地を離陸して、
下記13ヵ所の上空を通過する飛行ルートが計画されています。

志賀町 志賀町文化ホール
旧富来町 富来活性化センター
旧門前町 輪島市立門前中学校
輪島市 輪島市立輪島中学校
珠洲市 珠洲市立宝立小中学校
旧内浦町 能登町立松波中学校
能登町 能登町立能都中学校
旧柳田村 能登町立柳田小学校
穴水町 さわやか交流館プルート
旧中島町 七尾市中島体育館
旧能登島町 能登島地区コミュニティセンター
七尾市 矢田郷地区コミュニティセンター
旧田鶴浜町 田鶴浜地区コミュニティセンター

この飛行は上記北陸新幹線(金沢―敦賀間)開業イベントでの
展示飛行にタイミングをあわせたもので、
「被災者に寄り添った支援は継続していきながら、
被災者を元気づけるひとつの方法として(ブルーインパルスの飛行は)意義がある」
(木原稔防衛大臣)との理由から急遽実施が決まったもの。
ただし新幹線沿線とは違い、能登半島の被災地周辺はいまも復興のさなかで、
道路事情などにも制限があります。
現地で住民の方々がブルーインパルスの飛行をしっかりと見ることができるよう、
ファンの皆さんにはそうした事情を考慮していただければと思います。

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毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
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