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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

『新谷かおるARTWORKS』発売、東京と仙台で関連書籍やグッズも扱うフェア開催

2021-01-31 18:54:16 | 告知&ニュース


『エリア88』や『ファントム無頼』(原作/史村 翔氏)などでお馴染み、
新谷かおる氏のイラストがまとめられた画集『新谷かおるARTWORKS』が、
1月29日に株式会社玄光社から発売されました。
同書はA4判272ページのオールカラー画集(4,500円+税)で、
新谷氏が描いてきた上記2作品などの航空関連作品のほか、レースやメカ、キャラクターが
〈ミリタリーワークス〉、〈バイクと車〉、〈宇宙の世界〉、〈銃と兵器〉、
〈戦う女たち〉、〈美少女たち〉といったジャンル別に紹介されます。
また戦技競技会で航空自衛隊機に描かれた新谷氏デザインのノーズアートや
ハセガワのモデルキット『エリア88』シリーズのボックスアートなども特集記事で紹介、
親交のある著名人によるマンガの寄稿や特別インタビューも収録されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000053200.html

なお、同書の発売を記念して東京・神保町の書泉グランデ(と書泉オンラインショップ)、
宮城県仙台市の喜久屋書店仙台店ではフェアも開催されており、
関連書籍などの販売ほか、複製原画が展示販売されます。

●書泉グランデ「新谷かおる70th Anniversaryフェア in 書泉グランデ」
(2月28日まで)
関連書籍やグッズの販売のほか、複製原画を展示販売。店舗とオンラインショップでの同書購入で特製クリアファイル(先着)をプレゼント。
書泉グランデ
東京都千代田区神田神保町1-3-2
TEL:03-3295-0011
https://www.shosen.co.jp/fair/148480/

●喜久屋書店仙台店「新谷かおる先生 画集発売記念フェア」
(3月31日まで)
『エリア88』のサイン入り複製原画の展示・販売や、同画集から厳選したイラストパネルを展示。『世界の傑作機』など文林堂の出版物を含む関連書籍やグッズも販売予定。
喜久屋書店仙台店(JR仙台駅西口徒歩約2分)
宮城県仙台市青葉区中央4-1-1 イービーンズ6F
TEL:022-716-2021
https://www.blg.co.jp/kikuya/shops/sendai/
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1月30日、HighRateがライブ配信イベント開催

2021-01-29 21:32:08 | 航空イベント


昨年からさまざまな活動で航空界の盛り上げに奔走している元航空自衛隊パイロット、
前川Hachi氏と浦野Jab氏によるグループHighRateが、
明日1月30日夜、2021年のキックオフとなるLive配信イベントを行ないます。

配信イベントでは昨年実施された3つのエア航空祭を振り返る映像を紹介したり、
2021年のテーマとして掲げたSmile Mission 2021に関して案内したりするほか、
HighRateのオリジナルグッズの販売や、視聴者プレゼントなども用意しているとのこと。
まだまだコロナ禍で自由の効かないこうした状況ですが、
みんなが笑顔でヒコーキや航空の世界を楽しめるようなプロジェクトを推進しようと、
その足掛かりとなるイベントにしたいと意気込んでいるようです。

首都圏などではまだ緊急事態宣言下にありますが、
PCやスマホのモニター越しに、土曜の夜にヒコーキ好き同士で
盛り上がるのも楽しいかもしれませんね。

https://online.highrate-ltd.com/
Smile Mission 2021
1月30日 19:00〜21:00
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あいち航空ミュージアム第3回フォトコンテスト作品募集

2021-01-25 18:28:45 | BLOG×記事

第2回最優秀賞「到着便」(伊藤 菊久江)

愛知県営名古屋空港に隣接するあいち航空ミュージアムでは、
3回目となる「フォトコンテスト」を今年も開催、2月1日から3月31日の期間に作品を募集します。

今回も(A)民間機(旅客機)部門 (B)民間機(その他)部門 (C)官用機(自衛隊機)部門 
(D)官用機(その他)部門 (E)航空関連施設・車両等部門 の5部門で募集、
コロナ禍の影響なども考慮して、今回は2018年1月以降の撮影作品が応募対象となるそうです。


第2回優秀賞民間機(旅客機)部門「真冬の出発」(藤田 元一)

締め切り後、審査を経て4月下旬には入賞作品が発表となり、
ミュージアム内に入賞作品が展示されるほか、
4月29日には作品の講評と写真講座のトークショーなども予定しているとのこと。


第2回審査員特別賞(航空ファン賞)「TOKYO 2020」(山田 徹)

なお、航空ファン編集部も前回、前々回に引き続きコンテストに協力していきます。
詳細は下記あいち航空ミュージアムのホームページの告知をご覧ください。
https://aichi-mof.com/news/2021/01/21330.html
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「デザートストーム」作戦30周年。『世界の傑作機』でもA-6の戦いを紹介します

2021-01-21 18:57:35 | BLOG×記事
今週初頭の日曜日、1月17日といえば、26年前の1995年に発生した阪神淡路大震災。
6,434名もの方が亡くなる惨事となってしまいました。
その後も2011年の東日本大震災や、各地での台風や豪雨による水害、
火山の噴火などといった自然災害もあり、
その都度自衛隊や官公庁をはじめとする災害派遣・救難体制が見直されてきていますが、
こうした災害に備えることは、われわれひとりひとりもできることとして、
忘れないようにしたいですね。

そして1月17日に関連する出来事で、もうひとつ大きいのが、1991年のいわゆる湾岸戦争。
1990年、クウェートに侵攻したサダム・フセイン政権時代のイラクに対し、
アメリカがこれをけん制する「デザートシールド」作戦を発動、
91年1月17日の未明にクウェート領内の占領軍とイラク国内の軍事拠点への直接攻撃
「デザートストーム」作戦が開始されます。
作戦の第一弾を担ったのは当時話題のステルス機F-117Aと
艦艇からのトマホーク巡航ミサイルでしたが、
当時横須賀を出港して湾岸で警戒作戦にあたっていたUSSミッドウェイと
その搭載航空団、CVW-5も、
米本土から派遣されていたUSSセオドア・ルーズベルト/CVW-8とともに、
初日から作戦に参加しました。
ミッドウェイは1945年進水の古参空母で、
ニミッツ級原子力空母を含む当時の現役空母より明らかに小さく、
航空機の搭載性能も劣りましたが
(ほかの空母では4基装備されているスチームカタパルトも艦首の2基のみ)、
F-14が搭載できなかった同艦とチームを組むCVW-5は、
結果としてF/A-18A 3個飛行隊とA-6E 2個飛行隊という
独特な地上攻撃能力の高い編成となっており、
作戦参加空母6隻中、最大の3,383コンバットソーティを記録、
400万ポンドを超える兵装を投下、そのうえで
クルーや航空機の損失もゼロという結果を残しました。





当時のイラクのミリタリーパワーと、アメリカをはじめとする多国籍軍には
大きな差があり、湾岸戦争そのものも一方的な展開になりましたが、
久しく大きな戦闘を目にすることのなかったあの時代、
当時を覚えていらっしゃる方の多くは、テレビが伝える現地のニュースに
現実かと疑いながら息を呑んだことと思います。
今年はその「デザートストーム」作戦発動から30年にあたります。

現在鋭意編集作業中の『世界の傑作機』シリーズの最新刊、
No.199はA-6イントルーダーの特集で、
同機はCVW-5でも航空攻撃・空中給油支援の重要なパートを担いました。
本号ではCVW-5で「デザートストーム」作戦にも参加した
A-6イントルーダーのB/N(爆撃航法士)にも寄稿いただき、
当時の現場の雰囲気や、同機でのフライトなどについても語ってもらいます。
2月2日の発売をお楽しみに。

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『航空ファン』3月号はチャック・イェーガーを追悼。第301飛行隊の最新情報も!

2021-01-15 16:44:32 | BLOG×記事


文林堂の2021年最初の刊行物となる『航空ファン』3月号が、
1月21日に発売となります(一部発売の遅れる地域があります)。

今月は、昨年12月7日、97歳でこの世を去った孤高のテストパイロット、
チャールズ“チャック”イェーガーを第1特集として採り上げます。
初めて音速の壁を破った男として映画『ライトスタッフ』にも登場、
テストパイロットとして有名なイェーガー氏ですが、
第二次世界大戦中には10機以上を撃墜したエースパイロットでもあり、
また強烈な個性を放つ魅力的な人物でもあります。
そんな彼の生い立ちから実績、交遊録までを振り返り、
アメリカンヒーローの死を悼みます。

そして、第2特集は航空自衛隊の第301飛行隊。
12月14日にF-4スコードロンとしての第301飛行隊が活動を終え、
航空自衛隊航空総隊での、戦闘機としてのF-4EJファントムⅡ運用の歴史に
幕が下ろされました。
表紙と巻頭カラーでは、百里基地でのF-4EJ改運用終了と、
三沢基地においてF-35Aスコードロンとして生まれ変わった、
新生第301飛行隊の出発を紹介します。

このほかにもカラーページでは飛行開発実験団のPhantom Forever記念塗装機、
復元作業の最終段階にある米ワシントン州の零戦32型、
コロナ禍対応ミッションに従事するペルー空軍C-27Jスパルタン、
ブルガリア空軍のSu-25近代化改修、キナ臭さを増すトルコへの英空軍タイフーン派遣、
米海兵隊オスプレイが参加した日米共同実動訓練「フォレストライト」、
北海道エアシステムのサーブ340(JA03HC)ラストフライトなどを紹介。
シリーズ198X年の空では、ドイツ空軍F-4FファントムⅡを採り上げます。

さらに空自F-Xに関する海外支援に対する期待と懸案や、
中国誌の伝える艦上AEW“レッド・ホークアイ”の初飛行、
ロンドン軍縮会議が生んだ海軍航空の異端児、
九六陸攻の開発記などの読み物も掲載します。
そして「極東の日本を目指して―大飛行時代に訪日した飛行家たち」をはじめとする
連載も、読み応え充分です。
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