『航空ファン』の最新号も無事校了(編集作業をすべて終えて印刷にかかること)、
21日火曜日に店頭に並ぶ予定です(一部発売の遅れる地域もあります)。
政府の予算編成のために防衛省では年末に新年度予算案を公表しますが、
毎年4月号ではこれに関連する話題として、自衛隊航空全般と
防衛費航空関連予算にみる装備計画・部隊状況を特集しています。
2012(平成24)年度予算では、約7年にもおよぶ選定作業が決着、
ようやく導入が正式決定された航空自衛隊の次期戦闘機F-35ライトニングⅡに始まり、
新機材の導入や改修、部隊編成など一般的にも注目度の高いニュースも少なくありません。
震災復旧、島嶼部防衛といった自衛隊が直面している課題山積のなかで、
XC-2、XP-1など新鋭機の開発と購入も含めた航空関連の予算・計画に
スポットを当てるかたちで3自衛隊について詳しく解説していきます。
そして表紙は、AB前回で離陸していく第305飛行隊のF-15Jです。
第2特集はボーイング787の日本を舞台にしたバトル。
多くの日本企業も機体製造の一翼を担っている787ですが、
キックオフカスタマーとなって昨年同機を受領したANAは、年明けには北京、
フランクフルトへの国際定期路線にも就航させています。
そして一方のJALもまもなく787の1号機を受領、4月22日から新路線として開拓した
米ボストン線に同機を就航させる予定で、ANA対JALの熾烈な787バトルが
まもなく幕を開けそうです。
本号ではお馴染み航空評論家の青木謙知氏が最新情報を解説、
さらにJALの787運航乗員部部長・小川機長のスペシャルインタビューも収録しています。
このほか、核開発疑惑に端を発する軍事衝突の危機に揺れるイラン情勢の解説や、
2011年前半期航空ニュースまとめなどの記事も充実。
カラーではカラフルな米海軍航空100周年CONAスキームの練習機空撮や、懐かしの
オールドジェット空撮シリーズ(ミーティア、FJ-4Bフューリー、MiG-15/-17)一挙掲載、
徳永カメラマンによる空撮二本立て―ベルギーのC-130&アレニア・アエルマッキM-346など
空撮三昧、さらに東日本大震災以降のブルーインパルスのメンバーにスポットを当てた
短期新連載も始まります。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!