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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

ブライトリングのアベンジャーにブルーインパルスモデル登場

2024-01-30 12:18:41 | BLOG×記事


昨年11月にモデルチェンジしたブライトリングの航空時計のメインライン、アベンジャーについては
『航空ファン』や本ブログでも紹介しましたが、
昨年末、そのB01クロノグラフ44をベースとした
航空自衛隊ブルーインパルスのモデルが発表されました。
ブルーインパルスは昨年2023年、東日本大震災で大きな被害があった
ホームベース宮城県松島基地に帰還してから10周年となり、
その後も復興の象徴として各地で展示飛行を行なってきましたが、
このモデルは10周年の節目を記念してブライトリングがブルーインパルスに捧げたもの。

B01クロノグラフ44は精度と信頼性を示す認定基準COSC 公認のクロノメーターとして
自社製ムーブメント、キャリバー01を搭載、
ステンレススチール製44㎜径ケースには、
ブルーインパルスのT-4をイメージしたブルーのダイヤルと、
微調整可能なディプロインバックル式3連ステンレススチールブレスレットを組み合わせて、
ダイヤル 3 時位置にエンブレムが入っているほか、
ムーブメントを見ることのできるサファイアクリスタルケースバックにはT-4が
プリントされています。
生産数はブルーインパルスの飛行隊名「第11飛行隊」にちなみ111本だそうで、
日本のみで入手可能な希少モデルとなっています。






なお、今回のアベンジャーB01クロノマット44は、
ブルーインパルスモデルとしては1994年、T-2時代のラストに作られた
クロノマットから数えて7代目となります。
現在、東京渋谷区のブライトリング ブティック表参道では、
リリースされたばかりの本モデルのほか、
歴代のブルーインパルスモデル全7種が一堂に特別展示されていますので、
興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください(2月上旬ごろまでの予定)。
















ブライトリング ブティック表参道
東京都渋谷区神宮前6-2-9(TEL 03-6630-1168)
営業時間  11:00-20:00(不定休)
※地下鉄「明治神宮前駅」4番出口より徒歩3分、「表参道駅」A1出口より徒歩5分
URL   https://www.breitling.com/jp-ja/stores/breitling-boutiques/jp/omotesando-tokyo/
インスタグラム https://www.instagram.com/breitling_omotesando_squad/
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写真展2題

2024-01-26 22:59:38 | 編集長日記
昨日(1月25日)と本日(同26日)から、都内でふたつの写真展が開催されています。


ひとつは三八(さんぱち)クラブの「国を守る力 ―陸海空自衛隊+海上保安庁―」。



菊池征男、真光寺清彦、岩尾克治、花井健朗、村上 博、菊池雅之、官野 貴の
各氏で構成される防衛関連のベテランカメラマン集団の写真展です。
タイトルのとおり、3自衛隊と海上保安庁の航空機はもちろん、
艦船、車両なども網羅した作品群は見ごたえのある内容となっています
なお、クラブ名は旧日本軍の38式小銃(歩兵銃)から来ており、
「静かに、丁寧に撃てば(撮れば)素晴らしい成果を得られる」という
旧軍の教えに由来するものだそうです。
場所:アイデムフォトギャラリー「シリウス」
(東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F)
https://www.photo-sirius.net
日時:1月25日(木)~1月31日(水)10:00~18:00
(最終日15:00まで)※28日(日)は休館









本日在廊していた2月号の表紙も撮影した菊池雅之氏。




もうひとつは、先日こちらでも紹介したAGTJ主催の「Par Avion −1.0」。



同団体が5月24日~30日に予定している第8回写真展「Par Avion 8」の前哨戦として、
これまでの写真展で展示してきた作品の中から
人気の高かったものを再度紹介するといった内容で、
吉永陽一、村上 隆、難波 英、中澤佑介、田嶋健一、竹下英敏、酒井雅生、
小久保陽一、河野敏明、北村操佳、石井加奈子、案納哲也各氏が撮影した
国内外、軍民様々な航空機や飛行機のある風景の作品が展示されています。
場所:富士フォトギャラリー銀座ギャラリー2
(東京都中央区銀座1-2-4 サクセス銀座ファーストビル4F)
https://www.prolab-create.jp/gallery/ginza/
日時:1月26日(金)~2月1日(木)10:30~19:00
(土日11:00~17:00、最終日14:00まで)






本日在廊していた中澤、田嶋、北村、吉永各氏。

なお、両会場では書籍、写真集、カレンダーなどの物販もあり、
「Par Avion −1.0」では中澤氏が焙煎したTWCRのJ79コーヒーといった
気になる商品も扱っています。



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ブルーの映画『絆 再びの空へ』特別上映と当時の飛行班長安田氏のトークショー

2024-01-24 20:21:33 | BLOG×記事


1月1日には能登半島地震が発生、多くの方が亡くなり、
またいまも避難生活を余儀なくされている方がたくさんいらっしゃる状況ですが、
こうした災害の恐ろしさや、それに対する備えを忘れないようにすることが
私たちにも必要です。
発災から13年が経とうとしている東日本大震災では、
ご存じのとおり航空自衛隊ブルーインパルスのホームベース、宮城県の松島基地も被災し、
ブルーは約2年にわたり福岡県の芦屋基地での活動をつづけました。
映像制作会社バナプル(http://www.banaple.co.jp/)では
その際の取材をまとめたドキュメンタリー映画
『絆 再びの空へ~ブルーインパルス』を制作しましたが、
今年で公開10年となることから、
このたび3月10日に東日本大震災を忘れないようにしたいという思いも込めて、
埼玉県川口市のSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ホールで、
同作品の上映とトークショーを組み合わせた
「Movie & Talkイベント」を実施することになりました。

絆 再びの空へ Movie & Talkイベント
日時:2024年3月10日(日)
場所:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ホール
https://www.skipcity.jp/visit/access/    
​時間:13時開場,13時半開演,17時頃終了予定
入場料:2,500円(当日券のみ)  

内容は『絆 再びの空へ』上映(101分)に続き、
手塚昌明監督&スタッフ舞台挨拶、トークショーとなっています。
手塚監督は『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000年)、
『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年)、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年)、
『戦国自衛隊1549』(2005年)、『空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-』(2008年)
などの監督としても知られており、ブルーの記録を残したいとこの作品に参加しました。
舞台挨拶ではほかにも本作品のスタッフが登壇、当時の思い出話を披露してくれるとのこと。

トークショーのゲストは、震災時第11飛行隊の飛行班長を務めていた安田”Ben”勉氏。
当時の状況やご苦労、ブルーインパルスについて
いろいろと話を聞かせてくれる予定です。
また、イベントの最後にはじゃんけん大会も予定されているとのことです。

詳細は下記URLをご確認ください。
https://ameblo.jp/banaple/entry-12831593462.html

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筑波海軍航空隊記念館・松島基地の企画展と講演会のお知らせ

2024-01-22 18:02:48 | BLOG×記事


茨城県笠間市の筑波海軍航空隊記念館では
企画展「ブルーインパルスの故郷 松島航空基地フォトクロニクル」を開催中です。
また会期中、本誌2023年2、3月号で同タイトルの写真ページを解説した小林 昇氏が
同企画展の内容を詳細に解説する講演会「松島海軍航空隊と筑波海軍航空隊」を行ないます。
企画展会期:開催中~4月21日(日)
講演会日時 3月10日(日)13時30分~ ※開場13時
場所:筑波海軍航空隊記念館(茨城県笠間市旭町654 ☎0298-73-5777)
講師:小林 昇氏(航空史研究家)
参加費:無料 ※入館時に通常の入館料(下記)がかかります。
入館料:大人500円、子供300円
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『航空ファン』3月号特集ではF-35やF-22に加えF-15EXを紹介

2024-01-16 16:50:12 | BLOG×記事


『航空ファン』の本年第1号となる3月号が1月19日(金)に発売になります
(一部発売の遅れる地域があります)。
今月の特集は「第5、第6世代戦闘機とF-15EX」。
第5世代戦闘機にカテゴライズされるロッキード・マーチンのF-35ライトニングⅡは
世界各国で配備が進み、航空自衛隊の第301飛行隊は
F-35Aに機種改変されてからはまだ3年ほどではあるものの、
昨年秋にF-4ファントムⅡの時代から数えて50周年を迎えました。
今月は同隊やオランダの部隊など各国のF-35の動きとともに、
嘉手納基地への配備が現実化を帯びてきたF-15の最新バージョンF-15EXイーグルⅡと、
最強の制空戦闘機といわれているF-22Aラプター近代化の最新情報などを網羅。
さらに日英伊で進められる第6世代戦闘機GCAP(グローバル戦闘航空プログラム)について、
先ごろ結ばれた各国の調整機関設立条約GIGOと、
GCAP全体の流れも分かりやすく説明します。

また緊急解説として、1月2日に発生した羽田空港でのJAL機と海保機の衝突事故についても、
現時点で判明している情報をまとめます。

その他にも、カラーではドイツの兵装教官養成演習「バルティックハンター2023」、
航空自衛隊那覇基地と百里基地の航空祭、
マンハッタン上空を飛ぶ米海兵予備役部隊HMLA-773“Red Dogs”のAH-1Z/UH-1Y、
新装なったイタリア空軍博物館「MUSAM」、
第一次世界大戦時のイタリア軍爆撃機Caproni Ca.3フライングレプリカ、
JAL新フラッグシップA350-1000初号機の到着、室屋義秀パイロットの2024年などをお届け。
ジム・ラーセンの View FinderではオレゴンANGのF-4C空撮を紹介します。

モノクロページでも空自T-4後継機へ海外が注ぐ視線、
日本を離れたJAL最後の777-200ER、タイ王国空軍国立航空博物館展示機 Part 3 などを紹介、
そしてついに2月11日にオープンとなる「科博廣澤航空博物館」を含む
茨城県のテーマパーク「ユメノバ」についても、速報しています。
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