世界の傑作機No.155 『B-26マローダー』は本日発売です

全国の『世界の傑作機』ファンの皆さん、
大変ながらくお待たせいたしました。
高速爆撃機として第二次大戦で活躍したB-26マローダーが
いよいよ本シリーズにラインナップします。

太平洋戦争緒戦期を除いて、本機が投入された主戦域は
ヨーロッパ、地中海方面であったため、
日本では少々認知度が低いといったきらいもありますが、
対ドイツ爆撃では獅子奮迅の働きをしており、
本国アメリカはもちろんヨーロッパの大戦機好きの間では
絶大な支持と人気を保っています。

よく性能はスタイルに表われると言われます。その点、
葉巻型をした均整のとれた胴体、強力なダブルワスプ・エンジン、
大きな爆弾倉と各部に配置された防御火器など、
B-26は見るからに高性能をイメージさせてくれます。

本号では、そうしたB-26の大戦当時のカラー写真をはじめ、
迫力ある戦闘中の写真を大量に掲載しました。
また、操縦が難しく事故が多発したためWidow-Makerなどの
有難くないニックネームを頂戴したエピソードについても
当時の第一線爆撃機各機の事故率の比較を紹介し、
単なる風評ではなかったのかどうか、その真の姿に迫っています。
この機会にぜひ本号をご購読いただき、B-26の実力を再認識しつつ、
その魅力をタップリと味わってください。




『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから！

ブルーが飛ぶ東北六魂祭と空自イベント情報

今週末は、福島県福島市で開催される「東北六魂祭」にブルーインパルスが参加します。
このイベントは東日本大震災からの復興をめざし東北6県のお祭りを一堂に集めたもので、
仙台、盛岡に続き今年が3回目の開催となります。
イベントに参加するのは青森のねぶた祭、秋田の竿燈まつり、岩手盛岡のさんさ踊り、
山形の花笠まつり、宮城仙台の七夕まつり、福島のわらじまつりで、
1日は1430時から、2日は1230時からパレードが予定されています。
ブルーインパルスは初日の1日にフライトを予定しており（当初2日との案内が出ましたが
実際には1日に飛行）、パレード直前の1400～1425時ごろにフライトが実施されます。
会場は福島駅近くの国道4号線をメインストリートとした周辺地域で、ブルーもこの上空を
フライトすることになりますが、25分間の時間が充てられていることから、
単なる航過飛行ではなく、編隊連携機動に準じた数種類の課目が見られるかもしれません。
そして前日5月31日にも、同時刻に事前訓練が予定されています。

ブライトリング・ジェットチームの福島での飛行に続き、今度はブルーインパルス。
私たちヒコーキを愛するものとしても、ぜひ福島に出かけてブルーや東北を
応援したいですね。

なお、日曜日、6月2日には山口県の防府北基地航空祭が開催されます。
当日はブルーインパルスは参加しませんが、地元第12飛行教育団のT-7や第6飛行隊の
F-2による飛行展示などが行なわれるほか、T-7の記念塗装機も登場予定です。
交通は基地内の臨時駐車場を利用するか、防府駅みなと口からバスで自衛隊前駅下車
（前日6月1日には、近隣の防府南基地でも開庁記念行事が予定されています）。
さらにこの6月2日、静岡県の御前崎分屯基地でも開庁55周年記念行事が行なわれます。
この行事では基地施設の公開に加え装備品展示、航空機の航過飛行が予定されており、
T-4、T-7、YS-11、C-1、UH-60Jが参加する予定とのこと（天候により変更、中止あり）。
周辺には臨時駐車場が設けられますが、混雑が予想されるためなるべく公共交通機関
（バスで御前崎小学校前下車）の利用をお願いしたいとのことです。

また、4月の時点で日程が決まっていなかった石川県の航空自衛隊小松基地の
航空祭 in KOMATSU 2013は、10月5日の開催となりました。

ANAの787運航再開

昨晩のニュースなどをご覧になってご存じの方も多いと思いますが、
5月26日の札幌―東京を皮切りに、ANAのボーイング787が運航を再開しました。



と言っても、定期便の運航再開は発表どおりJALとともに6月1日で、
今回はあくまでも臨時便（計5便）としての設定でした。
その初便がニュースで報じられた千歳1700時発のNH1404（上）で、
同機は1826時、羽田のD滑走路に着陸、1835時に予定どおりスポットインしました（下）。



以降、同26日千歳1930発・羽田2105時着のNH1406、27日千歳1530時発・羽田1705時着のNH1404、
30日羽田800時発・千歳935時着のNH1403、31日千歳1930時発・羽田2105時着のNH1406が
今回の臨時便として運航される予定となっています。
なお、臨時便に同路線を選んだ理由としてANAは、
「定期便に空席待ちが発生し、旅客需要が見込めるため」としています。

普天間基地フライトラインフェア開催決定

米国防予算の強制削減の影響は在日米軍にも出ており、５月５日の岩国や
夏に開催される横田のフレンドシップフェスティバルが中止となっていますが、
沖縄県の米海兵隊普天間基地では今年もフライトラインフェア2013として
オープンハウスを実施することが決まりました。

場所：米海兵隊普天間基地（沖縄県宜野湾市普天間）
日時：６月８日～９日　14：00～22：00（悪天候時は翌週に順延）
問い合わせ：098-970-5828（MCCSスペシャルイベント部）

当日の内容については詳細の発表はありませんが、例年であれば航空機や車両などの
装備品の展示、モーターショー、バンド演奏や花火などが実施されます。

今年は前述の予算削減もあり、他基地からの外来機の地上展示は期待薄ですが、
逆に昨年配備されたVMM-265のMV-22Bオスプレイを見るチャンスは普天間にしかなさそうです。

オスプレイを間近で見るチャンスとしては現時点では唯一なわけで、
海兵隊のヘリも多数展示されるので、興味のある方にとっては魅力的なイベントかもしれません。
ただし普天間の公開については沖縄という地勢がら、入場の際のセキュリティチェックが
非常に厳しい年もあり、一眼レフなどのカメラ機材の持ち込みが
許されなかったこともあります。お出かけになる場合には写真付きで国籍の分かる
身分証明書などを持参し、万全の準備をしておいた方がいいかもしれません。


なお、６月下旬から７月上旬に予定されていた同じ沖縄の米空軍嘉手納基地の
アメリカフェストについては、予算削減の影響を理由に正式に中止が発表されました。
こちらについてもご注意下さい。

新宿マルイ メンでmono shopが限定オープン

本日5月22日から28日まで、新宿マルイ メン1階で姉妹会社ワールドフォトプレスの
モノ・マガジンとマルイがタッグを組んだショップ【monoワールド2013】が
期間限定で営業しています。

限定店舗ではmono shopの取り扱うドイツ・SINN社の希少なヴィンテージウオッチや、
米軍士官向け、自衛隊向けを含むカレッジリングの対面販売＆オーダーメイドの相談もあり、
モノ限定コラボ商品やマルイ限定モデルなど1,000点を越えるアイテムが一堂に集結します。

また、mono shopで扱う『航空ファン』関連グッズも航空自衛隊ものを中心に多数並び、
航空自衛隊の部隊で使用されている垂直尾翼の部隊デカールを製造するメーカーが手がける
戦闘機部隊やブルーインパルスの部隊マーク転写式デカールなども販売しています。

限定店舗だけのスーパーセールもあり、なかには50％オフの商品も。
マルイのカード会員ならさらに10％オフです（※マルコとマルオの7日間開催時）。

ぜひ、期間中にお出かけになってください。


■会期：2013年5月22日（水）～5月28日（火）
■会場：新宿マルイ メン１F　
■住所：東京都新宿区新宿5-16-4
■開催期間の営業時間 11：00～21：00
■通常の営業時間　11：00～20：30