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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

富山県警察航空隊のリポートと、『Spirit of Wonder』BDボックス

2024-07-26 19:39:21 | BLOG×記事


現在発売中の『航空ファン』9月号では、本誌で連載「航空救難団活動記録」を執筆する
杉山 潔氏が取材してくれた
富山県警察航空隊のAW139「つるぎ」による山岳救助を中心とした
任務と訓練について紹介しています。
富士山のオーバーツーリズム問題や高齢者/ビギナーなども増えるなかでの
山での事故については、昨今さまざまなところで話題になっていますが、
富山県には北アルプス立山連峰という国内有数の山岳地帯があり、
過去には航空自衛隊小松救難隊も同地域での災害派遣任務に多く出動していました。
現在では富山県警察航空隊がその任務の多くを担っており、
今回はその現場を取材してもらったというわけですが、
救難任務に造詣の深い杉山氏のリポートを、この機会にぜひご覧いただければと思います。

さて、そんな杉山氏が映像プロデューサーとしても活躍していることは、
一部のファンの間では有名な話。
過去の自衛隊ドキュメンタリー『エアベースシリーズ』や
ここでも紹介した空自小松救難隊を舞台としたアニメ作品『よみがえる空』、
隕石迎撃任務を担う少女たちの成長を描くアニメ作品『ストラトスフォー』のほか、
『ガールズ&パンツァー』などにも関わってきた同氏ですが、
先ごろ『ストラトスフォー』のコンプリートBDボックスとほぼ時を同じくして、
同じくプロデュースを担当した『Spirit of Wonder』という作品の
BDボックスもリリースされています。
『Spirit of Wonder』は日本SF大会星雲賞のアート部門を4回受賞した
漫画家・鶴田謙二氏原作の漫画5作品を短編アニメーション化したもので、
過去にOVAとしてリリースされた『少年科學倶楽部』、『チャイナさんの憂鬱』、
『チャイナさんの縮小』、『チャイナさんの惑星』、『チャイナさんの盃』が収録されています。
本作品はいわゆる航空アニメではありませんが、火星旅行や月をテーマにした
王道のSFファンタジー作品で、『航空ファン』の読者の多くの方には、
響く内容だと思われます
(シリーズを通じて登場するメインキャストのチャイナさん訳は日髙のり子さんが担当)。
今回のBDボックスでは1991年~2003年にかけて制作された味のある5作品に加え、
ドラマCD、サントラCD、特製ブックレットもセットされています。

最後は「ステルスマーケティング」風になってしまいましたが、
興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。
https://v-storage.jp/sp-site/spiritofwonder/



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『航空ファン』9月号は航空自衛隊創設70周年を特集。表紙はタイガーミートのラファール

2024-07-17 16:02:19 | BLOG×記事


7月は21日が日曜日のため、先月に続いて一日早く7月20日発売となる
『航空ファン』9月号は「航空自衛隊創設70周年」特集(一部発売の遅れる地域があります)。
この7月1日に創設70周年を迎えた航空自衛隊が、
第二次世界大戦後の武装解除の時代を経た末、東西冷戦構造が顕著になるなかで編成された後、
どのような経緯をたどって現在の態勢となったのか、
専守防衛を掲げる組織が今後宇宙領域にまで進出する必然性や、
地域の安定を維持しつつ国防の任務を遂行している現状を、
年表形式の読み物を中心に紹介していきます。
また現在では航空自衛隊の顔として大人気のブルーインパルスについても、
最新イベントの様子をリポート。
そのほか多用途支援機として運用されるU-4の要人輸送任務などにも触れていきます。

さらに関連記事として、自衛隊も参加した米軍統合演習バリアントシールドのリポートや、
空自同様70周年を迎えた海上自衛隊自衛艦隊についても、司令官コメントなどで紹介します。

あわせて表紙とカラーページで徳永克彦カメラマンによる
NATOタイガーミートの第2弾リポートを掲載、
韓国空軍からもついに退役したF-4ファントムの話題を巻頭で紹介するほか、
イーグルⅡが米国内エアショーデビューを飾ったセントルイス・エアショーや
陸自の新多用途ヘリUH-2と中部方面ヘリコプター隊、
レストアが進む「彩雲」が公開される河口湖飛行舘8月限定公開情報、
富山県警察航空隊AW139「つるぎ」などもカラーで紹介。
ジム・ラーセンのビューファインダーでは伝説のパフォーマー、
アート・ショールを取り扱います。

本文ページでも、ウクライナの攻撃で破損したロシアの第5世代戦闘機Su-57や
セスナ・モデル408スカイクーリエについて見ていきます。
また、渡辺洋二氏の「個人としての航空戦史」では、
これまでに語られることのなかったエンジン技師にスポットを当てています。
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ブルーインパルス6番機加藤1尉参加のイベント、夏休みに地元岐阜で

2024-07-16 16:45:07 | BLOG×記事


昨年に続き、ブルーインパルス6番機、加藤 “Falcon” 拓也1尉の
出身県である自衛隊岐阜地方協力本部が、
夏休み期間の8月11日、12日に加藤1尉を招いてのイベントを実施します。

内容
加藤1尉による自衛隊説明会
8月11日(日) 14時〜16時
場所:岐阜市役所12階
対象:中学生〜32才未満の方(保護者同伴可)、学校関係者、
市町村関係者(応募者多数の場合は選考)

広報活動(サインや記念撮影など)
8月12日(月・祝) 9時30分〜15時30分
場所:岐阜駅前自衛隊広報センター『自衛館』
対象:どなたでご参加頂けます(応募者多数の場合は選考)

両日ともブルーインパルスに関する展示品や航空写真家の赤塚 聡さん、黒澤英介さんの作品が
展示されます。また参加者にはプレゼントの準備もあるそうです。

※参加には、事前応募が必要です。応募は自衛隊岐阜地方協力本部のホームページ、
もしくは下記QRコードからアクセスしてください。

自衛隊岐阜地方協力本部ホームページ
https://www.mod.go.jp/pco/gifu/


8月11日説明会参加申し込み用メールQRコード




8月12日広報活動参加申し込み用メールQRコード


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7月11日

2024-07-11 21:30:17 | 編集長日記


今夜は『航空ファン』9月号の校了に向けた
最後の編集確認作業を進めています。

今月号の特集は、7月1日に創設70周年を迎えた航空自衛隊。
これまでのさまざまなトピックを、年表形式でまとめて
振り返りながら紹介していきます。

とはいえ現在の自衛隊の話題も、海外のニュースも
たくさん紹介していますので、そちらにもご期待ください。
表紙は前号に続く徳永カメラマンのタイガーミート塗装機(今度は空撮)、
巻頭ではお隣、韓国空軍でもついに退役の時を迎えた
F-4ファントムを扱います。

今のところ、今月は順調に作業が進んでいるので
このまま印刷所にすべてのデータを移行できることを願っています。
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お馴染み、「ドリーム・キャンバス」の八王子イベント

2024-07-09 15:13:39 | 告知&ニュース




航空⾃衛隊ファンに向けた航空祭限定グッズを販売するドリーム・キャンバスが
2021 年から毎年、東京・⼋王⼦オクトーレで定期的に開催している
航空祭ファン・⾃衛隊ファンに好評の「⼋王⼦ 航空祭ファンの集い」を
今夏も7月13日(土)~15日(祝)の3日間にわたって開催します。

今回は航空写真展やリアルな航空機プラモデル&⼋王⼦基地ジオラマなどの展示に
体験型イベントを加えてバージョンアップ。⾃衛隊東京地⽅協⼒本部の協⼒による
航空機等の搭乗体験が出来る「VR 装置」、⼦供⽤制服試着コーナーなどを設置。
⼦供から⼤⼈まで楽しめる『ブルーインパルスプルバックレース』『戦闘機パズル』
『戦闘機ぬり絵』『紙グライダーをつくろう』『ブルーインパルスの尾翼と写真を撮ろう』など
ワクワクする楽しい体験できるイベントに進化しました。

もちろん、航空祭で販売している同社のオリジナル航空⾃衛隊グッズも多数、販売します。

イベント会場:⼋王⼦オクトーレ (東京都⼋王⼦市旭町9-1 2階)
特設サイト:https://friends.military-goods.com/2024/07/09/202407hachiouji/

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