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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

国際色豊かな「自衛隊記念日祝賀レセプション」

2010-10-30 01:00:00 | 編集長日記
11月1日の防衛省・自衛隊記念日の一般向け行事として、
3自衛隊が毎年順番に開催している観閲式(陸)、
観艦式(海)、航空観閲式(空)のことはよく知られています。
毎年10月末に行なわれるこれらの行事は非常に人気が高く、
入場(乗艦)券の当選確率がニュースになるほどです。

そして同じく防衛大臣が主催するものの、
これらとは別に特定の人間を対象とした記念行事として
自衛隊記念日祝賀レセプションが毎年この時期に開催されており、
今回、弊社社長の代理で出席する機会を得ましたので、その様子をご紹介しましょう。

出席者は、国会議員のほか各国大使館・在日米軍・官公庁・外部協力団体の関係者、
軍事・安全保障・外交などの専門家、自衛隊幹部OBに加え、
われわれのような報道に携わる人間ら約600人。
防衛省側が日頃の協力を感謝し、合わせて相互の交流の場にしてほしいというのが
趣旨だそうで、会場入り口では大臣・副大臣をはじめ、
統合幕僚長や3幕僚長といった防衛省のトップが出席者を出迎えていました。


新任の在日米軍兼第5航空軍司令官フィールド中将と握手する北澤防衛大臣。


出席者に挨拶する杉本海幕長(画面左)と外薗空幕長(同中央)。


東京・市ヶ谷にあるホテルの大宴会場。
スーツの男性やドレスアップしたご婦人方も多いのですが、
普通の会場と違うのは在日米軍や各国大使館の駐在武官の軍服姿が目立つこと。
軍服の色や徽章はもちろん、会場での立ち振る舞いにそれぞれのお国柄が出ているようで、
その様子を見ているだけでも楽しいひとときでした。

また、このパーティの特徴は、こうした日本の催しに付き物の
長ったらしいスピーチがなく、司会者の声が会話を妨げるようなこともないこと。
つまり約2時間、出席者は食べ、飲み、そして会話をするという、
本来のパーティを体験できるのです。

面白かったのは、英語圏ではない2つの国の武官が日本語で会話をしていたこと。
1人はロシアの軍人でしたが、彼らの日本語の実力にはいつも本当に驚かされます。
箸の使い方も皆さん、大変お上手でした。


お箸の使い方も皆さん、なかなか堂に入ったもの。


防衛庁長官の経歴をもつ自民党の中谷元衆議院議員(中央右)。

この日はちょうど、尖閣諸島沖の中国漁船衝突時件のビデオ映像公開を巡り
中国側が不快感を表明したこともあり、なにか影響が見られるかという心配(興味?)
もありましたが、何事もなかったようで、会話と食事を楽しむ中国の駐在武官の姿がありました。

会場の様子からは、少なくともパーティについては、
自衛隊の国際感覚は及第点のように思えました。


各国の言葉が飛び交う会場。


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入間基地航空祭出店のお知らせ

2010-10-29 12:57:11 | 告知&ニュース
 11月3日(祝)に埼玉県の入間基地で開催される毎年恒例の航空祭に
今年初めて航空ファンブースを出店します。本誌12月号P.159で既報のとおり、
ブースの場所は基地内のメインストリート、西武線踏切南側にある
第2売店地区となります。詳しい場所はこちらのマップを参照ください。



航空祭は9:00~15:00の予定で詳しくは基地ホームページに紹介されています。
 開門は9時となっていますが、入間基地は基地内に臨時改札が
設けられている関係で、開門前から基地内踏切手前まで待つことが可能。
航空ファンブースはちょうどその踏切手前のエリアとなるため、是非航空祭の
前や終了後にもお立ち寄りいただければ幸いです。少数限定のアイテムも
多数取り揃えております!

 ブースでは2011年版ブルーインパルスカレンダー、航空自衛隊機カレンダーや
弊社刊行物及びブルーインパルス50周年記念グッズ、各種航空グッズを
販売しますが、ここでブログをご覧の方に少しだけお見せしちゃいましょう。

まずは、入間で先行販売となるブルーインパルス50周年記念グラスと
カードケース。こちらは航空祭後にモノショップにて受注生産予定の
アイテムですが、航空祭限定で先行販売します。美しいエッチングアートの
ハンドメイド商品です。そのほかにも他の売店では扱いのない
限定ツアーT-シャツや、ステッカーなどもあります。









各種航空自衛隊のレアなパッチも販売します!



また今年の戦技競技会の各部門で優勝を果たした第3飛行隊の
パーフェクトウイン記念F-2尾翼パッチセット(限定品)も発売します。F-15、
F-4各部門での戦競塗装機と優勝記念のスペシャルなセットです!



そのほかにも多数の商品を取り揃えておりますが、今回はここまで。
なお、航空ファンブースで扱うブルーインパルス50周年グッズは
すべて防衛省空幕広報室の許可、協力を受けた商品ですので、是非記念に
ご利用ください! スタッフ一同お待ちしております!



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もうひとつの戦競

2010-10-25 17:05:55 | BLOG×記事


現在発売中の12月号では航空総隊が開催するF-4EJ改の戦技競技会を
紹介していますが、この戦技競技会の航空救難団版が18日から24日の日程で
百里基地で開催されました。
救難戦競については過去にも何度か誌面で掲載しているとおり、全国の10個救難隊が
航空救難、整備、指揮の部門でそのスキルを競います。そのなかで
もっともダイナミックな印象を受けるのが、実際にUH-60JヘリとU-125A救難捜索機を
駆使した航空救難部門。今回は茨城県沖合の太平洋上で競技が行なわれました。

競技の模様は報道陣にも公開され、現場上空に展開したCH-47Jから撮影する機会が
設けられましたが、CH-47Jから見ると、広い海上に浮かんだ要救助者を探し出し、
ピックアップする難しさが実感できました。


上の写真、ホバリングするUH-60Jとそのダウンウォッシュが作る波紋があるので、
どこに浮舟(ゴムボート)があるのか分かりますが、捜索機は救難ビーコンや
墜落地点情報などだけを手がかりに、この浮舟を見つけ出さなければいけません。
この日はいわゆる凪ではなく、やや波が高かったのですが、競技チームは
浮舟を難なく見つけたとのこと。航空救難団広報班長の上岡1尉によれば、
「今回はオレンジの浮舟で目立つため、難度もそれほどではありませんでしたが、
米軍の使っているものはセージグリーンで見つけにくく、海面の条件が
もっと悪い場合には浮舟が波間に隠れてしまうこともあります」とのこと。
本当に手がかりの少ない海上での捜索救難を、実際に大海原で実施している
航空救難団のすごさを思い知りました。


また、前述のとおり今回の取材には入間ヘリコプター空輸隊のCH-47Jが
協力してくれました。取材陣を乗せたチヌークは約1時間、競技海域上空を
大きく周回したりホバリングしたりを繰り返し、その間には前方のキャビンドアと
後方のカーゴドアを開け放して撮影するチャンスも設けてくれました。
が、後方カードゴアからの撮影の場合、モンキーハーネスと呼ばれる命綱を
取り付けるとはいうものの、開かれたドアのその下はまさに海…。
風は吹き込んでくるし足元は不安定だし、ちょっとした肝試し気分です。

おまけに後方からの撮影の場合、ホバリング状態になるとエンジンのブラストが
ダウンウォッシュで吹き降ろされるため、陽炎で被写体になかなかピントが
合いません。大型ヘリからの空撮は貴重な航空救難シーンを撮影できる
チャンスではありますが、それはなかなかモノにできないということも、
実際の航空救難の難しさとともに思い知らされました。

この救難戦技競技会の詳報については、次号『航空ファン』2011年1月号で
お伝えする予定です。(神野)


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羽田新国際線ターミナル

2010-10-21 12:09:30 | BLOG×記事


本日10月21日、羽田空港の新国際線ターミナルの供用が開始されました。
成田空港(当時の新東京国際空港)開港後、羽田の定期国際線は
台湾の中華航空のみの時代となり、その後チャーター便や韓国とのシャトル便など
徐々に増便していきましたが、この新ターミナルと10月31日のD滑走路(05-23)の
完成で、今月末から新規路線も本格的に就航することになります。

もともと成田の空港整備にあたっては地元との調整不足で大きな遺恨を残しましたが、
都心に近い羽田で、騒音を含めたさまざまな課題がトラフィックの増大を
妨げていたのも事実。今回の羽田の拡充にともない成田空港も発着回数の大幅増や
着陸料の値下げを検討しているようですが、どちらの空港でも推進派、反対派、
さまざまな思惑が交錯していることでしょう。
とはいうものの、利用者にとっては空港までのアクセスは便利なことに
越したことはありません。今後、羽田と成田が上手に棲み分けられるように
なるといいですね。






そして、「海外旅行にはとりあえず縁がない」という人にも、新しいターミナルビルの
完成はそれなりにうれしいもの。真新しいチェックインカウンターや
和風なデザインの専門店街、新たな撮影スポットともなりえる送迎デッキなど、
一度覗きに行きたいと思っている人も多いのではないでしょうか。



前述のとおり、一時はJAL、ANAの尾翼しか見ることのできなかった羽田も、
このところ国内の新興航空会社の台頭や国際線の多様化などで、
いろいろな機体、マーキングに出会えるようになってきました。
また、送迎デッキだけでも第1、第2、第2南側、国際線と4ヵ所もの撮影ポイントが
そろったことになります(上の写真は第1ターミナル送迎デッキからの上海航空の
着陸)。さらに第2ターミナル北側の従来の送迎デッキからは、どんどん高さを
増していく東京スカイツリーも遠望できます(下の写真はスターフライヤーのA320、
アシアナ航空のA330とスカイツリーを第2ターミナル送迎デッキから)。


こんな航空機撮影の観点からも羽田の魅力は増しています。『航空ファン』12月号では
瀬尾 央カメラマンが新たな羽田空港について、航空機ファン的立場から
掘り下げていますので、こちらもぜひご覧ください。
だんだんと空気が澄んで季節がよくなる秋から冬、羽田に、または
羽田から全国、そして世界に出かけてみませんか?


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航空ファン2010年12月号

2010-10-18 20:32:03 | 告知&ニュース


さて、今週の木曜日、21日はお待ちかねの『航空ファン』12月号の発売日です
(一部発売が遅れる地域もありますのでご注意ください。今月号はパッチが付いて
特別定価1,350円)。暦の上ではまだ10月、たまに汗ばむ陽気の日もありますが、
航空雑誌は表記上、もう2010年最後の号ということになります。早すぎます…(笑)。

今月の特集はなおも移設問題で揺れる沖縄県の普天間基地か、その代替基地に
早ければ2012年中に配備される予定の米海兵隊新型ティルトローター機、
ボーイング/ベルMV-22オスプレイ。開発初期段階で相次いだ墜落事故のせいで、
“未亡人製造機”と揶揄される同機の危険度・安全性に焦点をあてます。
たしかにオスプレイは開発初期段階で4度もの墜落事故を起こしましたが、
その発生した事故それぞれを航空専門誌として冷静に検証。たとえば他機と比べて
事故は多いのか? システム特有の異常があるのか? 事故の詳細とその対策は? 
など、一般マスコミの一方的な報道で見えてこない “真実”に迫りオスプレイが
本当に欠陥機なのかを探ります。もちろんオスプレイ開発史に加え、配備状況、
イラク・アフガニスタンなどでの実戦記録・評価なども多角的にカバーします。


そして今月の表紙と巻頭は航空自衛隊の戦技競技会F-4ファントム部門。競技の詳細と
スペシャルマーキングを徹底的に紹介していますのでこちらにも乞うご期待。
特別付録には戦競特集の恒例となりつつある2010戦競F-4部門スペシャルパッチを封入。
今回はF-4ファントムのマスコット、スプークが軍配を手に、一騎打ちとなった
第301、第302飛行隊のファントムの対決を仕切る仕草をパッチにしました。
どちらの飛行隊も機首にシャークティースというか「目と口」をデザインして
競技に臨んでおり、その“睨み合い”をパッチにしよういうのがコンセプトです
(ちなみに第301飛行隊の担当者は多くを語りませんが、そのイラストのモチーフは
どうやら●ヴァ初号機のようですね)。



ぜひとも8月号の付録、戦競F-15/F-2部門パッチと対(ペア)で、ジャケットや
バッグなどにつけてくださいね。

そしてその競技の結果が気になる読者も多いでしょうが、そこは本誌でご確認を。
とある空自関係者は「食物連鎖の法則どおりに~」なんて形容していましたが…。


ほかにもブルーインパルス同様創設50周年となるイタリア空軍アクロバットチーム、
フレッチェトリコローリの空撮、F/A-18F次世代コックピット・シミュレーター公開、
“世界最速のレース”リノ・エアレースリポート、新国際線ターミナルのオープンや
D滑走路の供用開始で注目の羽田空港の航空ファン的考察、さらに三沢、小松など
全国のイベントリポートも満載です。

そしてついに最終話を迎えた人気の不定期連載、渡辺洋二氏の
太平洋戦争秘話・個人としての航空戦史にもご注目を。渡辺氏ご本人からの
あいさつも掲載しています。


ところで先日ここでご紹介した秘蔵ピンズが当たる「編集長の蔵出しプレゼント」、
こちらもまもなく締め切りです。ピンズコレクターの方は応募をお忘れなく!!!
*たくさんのご応募ありがとうございました。プレゼントの応募は締め切らせていただきました。
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