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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

ボーイング・ジャパン、Tweet中!

2011-10-30 20:41:15 | 告知&ニュース


ボーイング・ジャパンでは日本語のホームページを作って情報発信していましたが、
最近ではそれに加えてTwitterでの情報リリースも積極的に行なっています。

まだTwitterアカウントを取得してからそれほどたっていないようですが、
日本ではプレスリリースされない米国でのニュースなどを含め、ボーイングの情報を
細かくツイートしていく予定とのこと。日本語で読めるボーイングニュースの
ヘッドラインとしても非常に便利ですし、動画や最新画像の案内などもあり、
チェックが楽しくなりそうです。

もちろんTwitterアカウントを保有している方はフォローできますし、そうでない方も
情報収集のために閲覧することは可能ですので、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょう。

ボーイング・ジャパンのTwitterはこちら
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今年も入間基地航空祭に出店します!

2011-10-29 10:32:29 | BLOG×記事
F-15の増槽落下事案の影響から、今週末に予定されていた小松基地航空祭は
残念ながらキャンセルされてしまいましたが、11月3日には「文化の日」恒例の
入間基地航空祭が開催されます。
昨年は基地航空祭史上最高の22万人の入場者を記録しましたが、昨年の入間は
私たち『航空ファン』にとっても初の航空祭出店となった、記念すべきイベントでした。

昨年、好評をいただいたことから、『航空ファン』では今年もブースの出店を決定、
現在1月号の編集作業とともに、着々と準備を進めています。

昨年は西武池袋線の線路の西側、第2売店地区での出店でしたが、今年はついに
飛行場裏手、エプロンからハンガーを挟んだ位置にある第1売店地区での
出店が決まりました(出店場所は抽選で決まります)。
第1売店地区のなかでも比較的南側(踏切からのメインストリートから見ると奥側)に
なりますが、詳しい場所は発売中の『航空ファン』12月号P.159をご参照ください。
白地に青い『航空ファン』の文字の幟旗が目印です。

ブースでは弊社出版物と来年のカレンダー(航空自衛隊&ブルーインパルス)はもちろん、
モノショップと合同でさまざまな航空グッズを販売予定です。





モノショップがインターネット上で販売しているもののほかにも、先行販売の
ブルーインパルスジャケットやイベント限定のスペシャルヘルメットバッグなど
興味深いものをたくさん用意します。
また小物類もパッチを中心に全国からなかなか手に入らない貴重なアイテムを
かき集めていますので、売り切れ&買い逃しが心配な方は、ぜひ早い時間に
『航空ファン』ブースに遊びにいらしてください。

※今回のイベントには、タイガーエンブ(沖縄)、ウイング刺繍(福岡)、
シンパッチ(神奈川)他の会社からご協力をいただいています。

また、ブースでは『航空ファン』とコーヒーのUCCのコラボ企画に関する発表と
プレゼント(お買い上げ先着順)もありますので、こちらもお見逃しなく。

航空祭そのものも、今年は飛行開発実験団によるF-2の飛行展示が予定されており、
ブルーインパルスも小松がキャンセルになったことから、お天気がよければ
震災後初の1区分フルアクロ展示となる予定。見どころ満載です。
ただし当日は混雑緩和とトラブル防止のため、脚立の持ち込みは
いっさい禁止となりました。ご注意ください(駐車場もありませんのでご注意を)。
お天気に恵まれ、晴天の下皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。



『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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ブルーインパルス#5

2011-10-28 19:24:12 | BLOG×記事


現在発売中の『航空ファン』12月号の巻頭では、築城基地航空祭で待望のアクロ展示を
再開したブルーインパルスの密着取材を掲載していますが、こうした取材の際に
われわれ報道陣の対応を担当してくれるのが飛行隊の「広報幹部」といわれる人です。
通常、階級やさまざまな仕事の役割分担もあり、広報幹部は5番機操縦者が担当します。
現在の広報幹部は5番機のOR、井川“SETTER”広行3佐。ブルーの50周年イヤー、
2010年1月にテレビ放映された正月特番『さんタク』で、SMAPの木村拓哉さんを
同乗させてアクロをしたことでも有名な、ブルーを心から愛するパイロットのひとりです。



皆さんすでにご承知のとおり、東日本大震災が発生した3月11日、ブルーは
福岡県の博多駅前での展示飛行を翌日に控え、芦屋基地に展開していたため
部隊の主要メンバーと機材は難を逃れましたが、松島基地は津波で甚大な被害を受け、
ブルーも基地内の施設や機材をたくさん失い、いまも訓練は他基地に移動して
実施しています。
井川3佐もご家族は無事だったものの震災後、しばらくは実家に奥様とお子さんを帰し、
地域や基地の復興、復旧に努めていました。また津波によって基地に駐車してあった
愛車は流されて水田の真ん中で“5番機パイロットらしく”(本人談)
ひっくり返っていたそうです。震災を逃れたと思われがちですが、
ブルーメンバーにとっても震災は大きな痛手だったわけですね。

訓練についても震災の影響が出ており、5番機TRの乃万(のま)“JEANE”剛一3佐は
そのTR練成が予定よりかなり遅れ気味になってしまっています。



本来であれば5番機は8月ごろに乃万3佐がORの展示パイロットとなるはずでしたが、
震災後、訓練が再開されてからも芦屋での移動訓練では現ORパイロットの技量回復が
最優先となり、築城でのフィールドアクロ訓練でもそれは同様でした。
今後、築城でのフィールドアクロ訓練は折に触れ実施されるようなので、
徐々にTR練成も進んでいくと思われますが、本来3年勤務であるはずのブルーも、
この時期はどうしても在任期間が長くなってしまいそうです。そしてそれは
同じくTR訓練中の2番機、4番機も同様です。
ちなみに築城でのフィールドアクロも多くは芦屋からのリモートで実施されるため、
5番機、6番機の離陸課目はとくに訓練チャンスが少なくなってしまいます。
築城基地航空祭の数日前、久しぶりにローアングルキューバンを自身の操縦で
行なった乃万3佐は「チョー緊張しましたよ!」と言っていました。

築城の取材時には、ほかの広報関連対応も忙しい井川3佐に加え、乃万3佐も
『航空ファン』取材の対応を行なってくれました。
井川3佐は「ブルーインパルスがどういう組織なのか、表から見るだけでは
分からないことを雑誌などで紹介してもらえたらうれしい。いまの仕事は
ファンの皆さんと触れ合うこと、皆さんの前でフライトをすること、
取材の対応をすること、すべてが楽しくて有意義です」と言ってくれます。
また乃万3佐も「ブルーインパルスは広報部隊。航空自衛隊を代表して
皆さんに紹介してもらわなければいけない部隊です。そのためには取材の対応も、
先輩(井川3佐)の思いを継いで無理のない範囲で積極的にやっていきます」と
話してくれました。

井川3佐にも部隊を離れるまでまだしばらくはお世話になることになりますが、
今後は乃万3佐にもご協力いただくことがたくさんありそうです。
そして乃万3佐のヘルメットに描かれている「5」のポジションナンバーが
背面飛行の多い5番機の一人前のパイロット、OR資格取得を示す逆さまに
貼りかえられる日がいつになるのか、楽しみに待ちたいところです。




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厚木基地でHSL-51 20周年記念行事

2011-10-27 20:59:44 | BLOG×記事
今日10月27日、神奈川県の米海軍厚木航空施設でHSL-51“Warloads”の
部隊創設20周年記念行事が行なわれました。
HSL-51は横須賀をベースとする第7艦隊の艦艇に対潜ヘリSH-60Bを派遣する
飛行隊で、1991年に日本で発足しています。そのため部隊マークにも
トライデントを持った侍(部隊では“武蔵”と認識されています)があしらわれており、
日本とも非常につながりの深い飛行隊。先の東日本大震災に対応する
“オペレーション・トモダチ”でも厚木と三沢から多くの人道支援ミッションを
実施しました。

今回のイベントは、厚木基地が3月以降実施してきた
CONA(米海軍航空100周年)記念行事の一環でもあり、式典では
飛行隊長デイビッド・ウォルト中佐が海軍航空の歩みについても軽く紹介していました。





イベントは式典の前後にオープンハウス(といっても招待された人のなかから
希望者に部隊を見学させるツアーのようなもの)やピクニック(バーベキュー大会の
ようなもの)が行なわれるスタイルでしたが、オープンハウスではハンガー内とはいえ
SH-60Bのショーバード(カラフルな機体)、TA700が、退役した前任のTA700と
並んでいる姿も見ることができました。
またエプロンにはたまたま洋上の艦艇から飛来していたHSM-71“Raptors”のMH-60R、
通称“ロミオ”が駐機されており、こちらも見学できることに!



駐機されていた2機のロミオ(NG706/166573、NG707/166574)は、
まさに新造機といった感じでピカピカ! 
HSL-51も近い将来、ロミオに機種改変し、部隊名もHSM-51となる予定ですが、
米本土の部隊と違って同隊は規模も大きく、新鋭機を導入するために
飛行隊ごと入れ替えるCVW-5の部隊とは対照的に、本土に何派かに分けて人員を送り、
徐々に機種改変を行っていく方法をとりつつ、厚木に残留するとのことです。

このイベントの模様は、次号、『航空ファン』2012年1月号でも紹介予定です。

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『航空ファン』12月号では機種選定間近のF-Xを特集

2011-10-18 18:14:50 | BLOG×記事


早いもので、月号表示の先行する『航空ファン』では2011年最後の号となる12月号が
10月21日に店頭に並びます(一部発売の遅れる地域もあります)。

12月号の特集は、9月26日に最終提案書の提出が締め切られ、いよいよ機種選定作業が
大詰めに差し掛かった航空自衛隊次期主力戦闘機F-X。
とくにその候補3機種のなかで唯一の第5世代機で防衛省内では大本命といわれる
ロッキード・マーチンF-35ライトニングⅡは、現地の取材を交えて紹介します。
F-35については6月号でも工場のリポートをご報告しましたが、年内にも
機種が選定されるこの時期、現状を整理するために本誌ではお馴染みの石川潤一氏が
再度フォートワースを訪問、その最新の情報を精査、解説します。
また提案書を提出した3社は、本ブログでも紹介したとおり10月上旬に
相次いで国内でも報道陣向けイベントを実施しており、そのアピール合戦は
熾烈をきわめています。ということで、12月号の特集ではあわせて
ボーイング、ユーロファイターの工場も見学したことのある石川氏ならではの視点で、
各社のイベントと状況を紹介してもらいます。

また関連記事として、日米共同開発の航空自衛隊F-2支援戦闘機の生産終了を受け、
「F-2の開発・生産が日本に遺したもの」と題して、生産終了式典のリポートとともに
解説します。しかしF-2の完納によって国内での戦闘機生産ラインは
いったん閉じられることになるわけで、F-X選定でも問題となっている
今後の国内航空関連技術の維持については心配な部分もあります。

巻頭は、築城基地航空祭でついにアクロ展示飛行を再開したブルーインパルス。
10月2日、残念ながら4区分とはなったものの待望のアクロ展示が実施されるまでを、
前日の1区分プラクティスから密着、紹介していきます。

このほか、超高速レースの様相を呈していた米ネバダ州のリノ・エアレース2011で
発生してしまった同レース史上初となる観客を巻き込んだ墜落事故も検証します。
日米のテレビ、新聞メディアでは、事故原因の究明も始まらないうちから
センセーショナルな報道ばかりが目立ちましたが、本誌では現地で取材をしていた
日米スタッフの冷静な情報収集をもとに、航空専門誌として現時点で判明している
事実をつむいで事故を分析します。

ほかにもANAにデリバリーされ、日本に到着したボーイング787のほか、737、747、777のボーイングラインナップの現状と将来、ルフトハンザの地球温暖化防止への取り組みとレトロなJu52による空中散歩、徳永カメラマンによる韓国空軍ブラックイーグルスの空撮、空自第306飛行隊創設30周年記念式典、USSジョージH.W.ブッシュ初実戦航海と初空母展開となるEA-18Gを含むCVW-8、ポーランドのラドム・エアショーなどなどさまざまな話題を掲載。渡辺洋二氏による「個人としての航空戦史」追補編、
「瑞雲偵察席から」もお届けします。




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