『航空ファン』2012年3月号は1月21日、全国の書店で発売となります
(一部発売の遅れる地域もあります)。
特集はついに正式決定となったF-X。2016年度の初号機の納入を皮切りに、
42機のロッキード・マーチンF-35AライトニングⅡが調達されることが12月20日午前、
野田総理大臣を議長とする安全保障会議で了承され、閣議決定、正式に発表されました。
正式発表が間に合わなかった2月号では「F-X、F-35決定へ」と題して
緊急記事を掲載しましたが、今月は正式決定を受けて「空自戦闘機としてのF-35」を
詳しく検証していきます。
表紙はCG加工で日の丸を記入した空自版F-35、そして巻頭で米軍での最新の姿を紹介、
本文記事ではF-X選定作業の経過報告や、F-35の何が評価されて
どのような将来の可能性があるのか、またライセンス国産など今後の調達計画や
部隊建設、兵器適合など戦力化への道を解説します。
また今回の選定の大きな争点となったことが明らかなステルス性能についても着目します。
第2特集は飛行教導隊30周年。T-2 5機をもって1981年12月に初めて航空自衛隊に
誕生した“アグレッサー”、選ばれたパイロットのみで構成された超エリート集団の
飛行教導隊が、その後最強戦闘機F-15を手にし、空中戦訓練のなかで
敵役としての「教導」をどのように行なってきたかを、宮崎県の新田原基地での
30周年記念式典とともに紹介します。
そして本号には特別付録として飛行教導隊30周年を記念したパッチが
封入されます。これは“バッカス”のTACネーム、“ヤマチュー”のニックネームで
知られる、飛行教導隊OBで第302飛行隊の尾白鷲マークの考案者、
山本忠夫氏がデザインしたパッチのサブデュード(低視認)バージョン。
封入されるのはフライトスーツ、ジャケットにあわせたサブデュードバージョン
さらに同パッチのフルカラーバージョン2種の誌上限定販売も実施します
(誌上限定版は全刺繍で金糸、銀糸も使用)。
誌上限定販売では黒と赤のバージョンが登場
このほかにも、震災でホームベース松島を離れ、自らも被災者でありながら
8月から展示飛行を再開したブルーインパルスの2011年シーズンと
那覇基地エアーフェスタのリポート、米海軍予備役部隊の海軍航空100周年塗装機と
ショーバードの空撮、こちらも次期戦闘機選定が始まったマレーシアのLIMA2011、
民間A-4スカイホークの空撮、スロバキア空軍&ウクライナ空軍のMiG-29、Su-27、L-39、
徳永カメラマンによるUAEの新アクロチーム、AL FURSANの空撮、
ドイツ空軍JG 73のユーロファイターなど、今月も見どころ満載です。
※3月号はパッチがついて特別定価1,350円
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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