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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

基地でお花見

2016-03-31 21:44:57 | BLOG×記事
今年の関東地方は桜の開花宣言は早かったものの、その後の寒の戻りもあり、
なかなか満開にはいたっていません。でも、どうやらこの週末あたりは見ごろになりそうですね。

そんな今週末、関東では3ヵ所の基地で一般開放が行なわれます。
航空基地であっても航空機の参加しないイベントもありますが、
日ごろは入ることのできない基地内の見事な桜並木を見るだけでも、
価値はありそうです。


◆横田基地スプリングフェスティバル2016
日時:2016年4月2日(土) 11:00~16:00
東京都の米空軍横田基地内の桜並木エリアが一般公開され、ハンバーガーやニューヨークチーズステーキといったアメリカンフードから日本のお花見の屋台で味わえる食べ物まで幅広いフードブースが立ち並びます。ステージでは米空軍音楽隊の演奏や、音楽ライブ、ベリーダンス、よさこいなどのパフォーマンスが行なわれ、子供向け遊具や様々なキッズイベントも用意されます。
入場は基地東側の第17イーストゲートから徒歩入場のみで、飛行場の公開はありません。
11:00 太平洋空軍バンド
12:10 司令官の開会挨拶
12:30 バンドパフォーマンス
13:30 ベリーダンサーズ
13:50 よさこソーラン踊り
14:10 横田ダンスカンパニー
14:30 和太鼓演奏
14:50 太平洋空軍バンド
[アクセス]
・西武拝島線「西武立川駅」徒歩20分。
・立川バス昭島駅北口発IHI行き、グリーンタウン武蔵村山行き、または春名塚行き「伊奈平公園」下車すぐ。
[駐車場]
一般車両および自動二輪の駐車場はありません。自転車駐輪場は第17イーストゲート付近に設置されます。
[注意事項]
・16歳以上の方は、写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、住民基本台帳カードのいずれか)の提示が必要です。
・運転免許証の本籍欄が空欄の場合は、登録された暗証番号の入力が必要になることがあります。
・日本国籍以外の方は、パスポート又は在留カードが必要です。
・入門に際して、手荷物検査があります。


◆キャンプ座間桜まつり2016
日時:2016年4月2日(土) 10:30~18:00
神奈川県座間市の米陸軍キャンプ座間では、見ごろを迎えた桜の下で、ハンバーガー、ピザ、ホットドックなどのアメリカン・ファストフードをはじめ、トルコ、タイ、イタリア、韓国料理などの国際色豊かなフードを扱うブースが数多く出店されます。またアメリカンバンドの生演奏やフリーマーケット、ストリートパフォーマンス、家族で楽しめるゲーム広場なども催されます。USARJ AvBatのUH-60Lヘリコプターの展示もあるかもしれません。
入場はゲート1(正面)もしくはゲート4から徒歩入場のみ。
[アクセス]
・小田急線「相武台前駅」から「磯部」行きバス(台06系統)「座間キャンプ前」下車徒歩1分。
・小田急線「相武台前駅」から「原当麻」行きバス(台14系統)「座間キャンプ前」下車徒歩1分。
・小田急線「相武台前駅」、JR相模線「相武台下駅」からそれぞれ徒歩15分
[注意事項]
・入門にあたり13歳以上の方は有効期限内の顔写真付き身分証明書の提示が必要です(日本国籍の方は運転免許証、パスポート、自衛隊身分証、写真付き住民基本台帳カード、国家公務員身分証。外国籍の方はパスポート、在留カード、特別永住者証明証、旧外国人登録証)。
・中学生・高校生の来場者は、写真付き学生証でも可
・写真付住民基本台帳カードを持参する場合は、あわせて本籍地記載の住民票または戸籍謄本もしくは抄本が必要となります。
・小学生以下の来場者は、上記の身分証を携帯している大人の同伴が必要です。
・ペット同伴での入場はできません。



◆熊谷基地さくら祭り2016
日時:2016年4月3日(日) 9:00~15:00
埼玉県熊谷市の航空自衛隊熊谷基地内に植えられた約900本の桜と航空機の飛行展示・地上展示などを楽しめるイベントで、CH-47Jの地上展示、F-15の飛行展示などが予定されています(ブルーインパルスは参加しません)。グライダーの飛行展示・地上展示、各種装備品展示、音楽隊演奏、太鼓演奏、エイサー演舞なども予定されています。また熊谷市のマスコットキャラクター「ニャオざね」と深谷市のマスコットキャラクター「ふっかちゃん」も来場とのこと。
車での来場はできません。
[アクセス]
・JR高崎線「籠原駅」徒歩20分
[注意事項]
・入場時に手荷物検査が行なわれます。
・ペット同伴での入場はできません。
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T-4ブルーインパルス20周年関連作品、売れ行き好調

2016-03-30 13:36:26 | BLOG×記事


おかげさまをもちまして3月16日に発売となった『T-4ブルー20周年』(2,500円+税)は
好評をいただき、書店での売り切れ店も多くなっているとのこと。
また大手インターネットショップ、アマゾンでも配達に少々時間がかかっているようですが、
弊社販売部にはまだ在庫がございますので、ご安心ください。
もちろん弊社販売部やmono shopから直販もできますが、お近くの書店からご注文いただければ、
送料もかからずに購入いただくことができます。

さて、この『T-4ブルー20周年』の少し後、3月25日に発売になったバナプルのDVD
『T-4 Blue Impulse 20th Anniversary ―果てしなき追求』(3,700円+税)も
売れ行きが好調だそうです(85分+特典映像)。
バナプルは航空関連ビデオ作品を多数発表し、とくにサポーター’s DVDを含む
各種のブルーインパルス作品では定評のあるレーベル。そのバナプルが
T-4ブルーインパルスの20周年を機に、歴史と伝統を受け継ぎながら
さらに高みを目指して飛行訓練、展示任務に励むパイロットたちの成長の過程を追った
ドキュメンタリー作品が本作で、現飛行班長春山3佐と現5番機園田3佐の
着任から展示デビューまでを追っています。
これまで航空自衛隊の第一線で飛んできた腕利きのパイロット2名が、
高い精度が求められるブルーインパルスの飛行技術に苦悩するさま、
そして広報部隊の一員としてファンサービスからナレーターまでこなすさまも
紹介していて、その成長する姿が映像に如実に表れているのが興味深いところです。
またそのドキュメンタリーの合間には、F-86F、T-2と受け継がれてきた
ブルーインパルスの歴史を紹介するパートも挿入され、T-4ブルーの20年にわたる歴史や
その創設期の話題も、当時の関係者のインタビューを交えて深く掘り下げられています。

なお、このDVDには映像特典として2月6日に行なわれた第11飛行隊20周年記念式典の模様と、
その際にお披露目された記念塗装機(塗装作業風景や空撮も含む)の映像
が約15分収録されています。そして初回限定生産特典として、その記念塗装機の
ポストカード2枚も封入されているそうなので、ブルーファンとしてはこちらも見逃せなません。

『T-4ブルー20周年』にもバナプル制作のDVD(32分)が付録として封入されていますが、
『果てしなき追求』とはまったく違うアプローチの作品となっており、
両方をご購入いただくファンの方も多いそうです。ありがとうございます。

ということで、T-4ブルーインパルスが21年目のシーズンに突入する直前のいま、
このふたつの作品を、どうぞよろしくお願いいたします。



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世界の傑作機No.172は明日発売です

2016-03-29 21:00:35 | BLOG×記事


No.83 『MiG-25“フォックスバット”』の発行から早や16年、
その間に入手した資料や情報、さらに新着写真も盛り込んだ
世界の傑作機最新刊『ミコヤンMiG-25、MiG-31』が明日、
全国の書店、ならびに各ネットショップで発売となります。
タイトルにもあるとおり、MiG-31の解説も大幅にアップ。
MiG-25とは似て非なるその機体の特徴のかずかずを
細部写真をふんだんに使用して詳しく紹介しております。

さらに、今年はMiG-25を語るうえで避けて通れない
「ベレンコ中尉亡命事件」からちょうど40年。
40代後半以降の方なら、飛行機ファンに限らずとも
この事件のことはよく覚えていらっしゃるのではないでしょうか。
ウラを返せば、国民の半数近い人はこの事件を
文献か映像で見たり聞いたりする以外知らないということになります。

当時は米ソ冷戦による緊張が継続していた時期で、
ソ連機による日本の領空侵犯もたびたび起きていました。
そうしたなか、ベレンコが乗ったMiG-25を取り逃がし、
やすやすと函館空港への着陸をゆるしてしまった
防空担当関係者の衝撃は大きく、これが実戦でなくて
本当によかったと安堵するとともに、その一方で
ソ連がその気になればものの数十分で日本本土に
襲来できてしまうという現実に震撼したものです。
現在はその冷戦が終わって久しいものの、姿かたちを変えた
新たな脅威や緊張が顕在化しているのはご承知のとおりです。

折しもこの29日に安全保障関連法が施行されました。
各方面からはふたたびさまざまな意見が飛び交っていますが、
日本の防空や盤石な安全保障体制を考えるうえで、
この「ベレンコ中尉亡命事件」が風化せず、
ながく語り継がれることを少しばかり願ったりする次第です。
その事件をはじめ、MiG-25とはいったいどのような飛行機だったのか、
それらを詳細に解説した本号をぜひご購読くださいますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。


↓ というわけで、すでに恒例となりました佐竹先生のボツカバーイラスト展です。お楽しみください。

コメント (3)
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ジャンボとパトルイユ・ド・フランスの編隊飛行動画

2016-03-28 21:11:00 | BLOG×記事


フランスの旅客航空会社、エールフランスが同社のB.747-400の引退を記念して、
フランス空軍アクロバットチーム”パトルイユ・ド・フランス”のアルファジェットとの
編隊を企画、その模様がブリーフィングを含めてYoutubeにアップされています。

もちろん国によってさまざまな事情があることは分かっていても、自衛隊でも
こうした企画が実現しないものかと羨ましく思ってしまいますが、
とにかくその美しい映像をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=Ul7LE_oWdHw
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JAL、新ビジネスクラスシートの体験イベント開催

2016-03-25 15:54:31 | 告知&ニュース




「ひとクラス上の最高品質」がテーマのJALの国際線サービス「JAL SKY SUITE」。
ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの全クラスを対象とする
新設計のシートが最大の特徴ですが、なかでもプライバシーを重視し
効率性を高めたビジネスクラスのシートが話題になっています。
これまでに777-300ERと787両機種を対象とした「SKY SUITE」、
767を対象とした「SKY SUITE II」を発表、好評を博してきましたが、
今般、777-200ERを対象とする「SKY SUITE III」(上写真)が発表されました。

今日から明後日(27日)まで、東京・六本木のイベントスペースで
上記3種類のシートに実際に座れる体験イベントが行なわれています。

進行方向に対してシートを斜めに配置するヘリンボーン型なのがIIIの特徴。
前2作のスタッガード型とは利用者の好みが分かれるそうですが、
この機会に、それぞの座り心地を体験してみてはいかがでしょう。


上は777-300ERと787用のSKY SUITE、下は767用のSKY SUITE II


イベント開催場所:Hills Cafe/Space
開催時間:25日(金)17:00~20:00、26日(土)11:00~19:00、27日(日)11:00~19:00
詳しくはwebサイトまで
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