FROM EDITOR・・・・・

航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

厚木、鹿屋に続き、岩国も恒例のイベントの中止を正式に発表

2021-02-25 17:39:14 | 航空イベント


新型コロナウイルス感染症に関しては、ようやくワクチンの接種が始まり、
感染者数も減じてきてはいますが、いまも一部地域で緊急事態宣言下にあり、
抜本的な感染防止対策が構築されているわけではありません。
そうしたなか、今月号で紹介しているとおり、例年4月下旬に開催されている
海上自衛隊/米海軍厚木航空基地の日米親善春祭り、
海上自衛隊鹿屋航空基地のエアーメモリアル in かのやは
すでに中止が発表されていましたが、
本日、海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地のフレンドシップフェスティバルについても、
正式に中止が発表されました。

残念ではありますが、きちんとした対策のもと、みんなで楽しく、
青空の下でエアショーを楽しめる状態になるのを、いましばらく待ちたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「写真を磨く」第12回作例募集、締め切り迫る!

2021-02-24 13:02:24 | 告知&ニュース




 ついに百里基地のファントムがリタイアした。残った岐阜基地の飛行開発実験団所属機も年度末には引退する。ファントムの終焉でがっくり“写欲”が落ちる人もいるだろう。しかしファントムが消えたからと言ってファントム写真の楽しみが失われることは決してない。ファントムの記録と印象は写真の中に生き続ける。
 今春の「写真を磨く・特別編」のテーマは「ありがとう、日本のファントム」である。半世紀にわたってわれわれの被写体となったファントムは長い付き合いの仲間のような存在だ。それに感謝して皆さんがこれまで撮影した「日本のファントムの画像」を募集する。ガンガン磨くので、どんどん応募していただきたい。
 もちろん毎月写真1点を採り上げる定例の「写真を磨く」への作例も並行募集する。一般的なマニア写真もよいが、冒険心や遊び心、そして挑戦心にあふれる写真も大歓迎だ。特別編、定例編ともに採用された読者には掲載誌が贈呈され、筆者が磨き上げた画像データをプレゼントする。A4判以上の大サイズプリントに耐えるTIFFデータで、印刷誌面とはひと味違う本物の画像データだ。

 「写真を磨く」は写真コンテストではない。最高の瞬間が撮れた!と思ったのに後で見るとどこか冴えない、そんな写真を採り上げる場である。迫るターゲットをファインダーに捉えたとき、われわれはカッコいい!きれいだ!いまだ!コレだ!の激しい奔流の真っただ中に投げ込まれる。ぐるぐる揉まれながらも飛行機の魅力がピークを達するのを感じて、シャッターをリリースする。自分が感じた魅力は必ず画像に捉えられているはず。問題はそれをしっかりと写真にできるかどうかだ。自分の力でこれができれば航空写真の楽しみはさらに広がる。「写真を磨く」が目指すところはまさにここにある。
 「写真を磨く」を読めば“磨けば写真が輝き始める”こと、そして“磨き方”が分かる。記事ではデジタル画像をRAW現像・編集ソフトウェアで仕上げる手順をていねいに追う。どんな写真に仕上げたいのか、それはなぜかを語り、カメラ、レンズ、デジタル画像の技術面に触れ、撮影のヒントを示す。大切な手順や微妙な仕上げの説明には実際のPC操作画面を交えて具体的に説明するので、自分で試すときに参考になるだろう。
 作例写真の採用はできるだけ新人を優先している。これまで応募をためらっていた方は思い切って応募していただきたい。もちろんリピーターの方も大歓迎だ。みなさんの応募を心からお待ちしている(講師:元井英貴)。
●タイトル写真は2021年3月号掲載の川原 敦氏の作品で、上がオリジナル、下が「磨いた後」。

●募集要領
・対象画像:自分で思うように仕上げられない画像や、エキスパートの仕上げを希望する画像をお送りください。コンテストではないので“うまい写真”の必要はありません。
・被写体:航空機または航空に関するシーン + 特別テーマ「ありがとう、日本のファントム」
・使用カメラ:デジタル一眼レフカメラまたはミラーレス一眼カメラ※メーカーと機種は自由。
・応募点数:ひとり7点以内
・応募画像データ形式:RAWデータ※未編集データで、Exifデータが付いていること。
・応募方法:画像データをCD、DVD、BDなどのディスクメディアに収納して送付。撮影場所、氏名、メールアドレス、住所、電話番号を添えてください。
・採用時に本名ではなくニックネームの掲載希望の場合はその旨明記してください。
・作品募集期間:2021年2月末日までに下記着。※応募が締め切りギリギリになりそうで気になるという方は編集部までお電話ください(03-5385-5868)
・データ送付先:〒164-0001 東京都中野区中野3-39-2 ㈱文林堂「航空ファン・写真を磨く」係
・応募画像の取り扱い: 編集部で画像を管理、不使用画像および使用済み画像のデータを消去。ディスクメディアは返却しませんのでご了解ください。
・採用発表: 採用された読者に編集部から事前通知。
・使用ソフトウェア: 各カメラメーカーの純正ソフトウェア(例 :Nikon Capture NX-D、Canon Digital Photo Professionalなど)またはAdobe Photoshop Lightroom CC。ご希望があれば応募時に明記してください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアレース新シリーズ、WCAR開催準備進行中?

2021-02-24 12:45:09 | BLOG×記事


室屋義秀パイロットが、開催に向けて準備が始められていることを以前にも紹介した
エアレースの新シリーズ、ワールドチャンピオンシップ・エアレース(WCAR)について
参戦に向けた調整を行なっていることを、自身のFacebookページで伝えています。
これによると、WCARは2022年シーズンからのスタートに向けて、
準備が進められているとのこと。期待しつつ、応援したいですね!

Facebookでの室屋氏のコメント
2022年に開幕する新シリーズ “ワールドチャンピオンシップ・エアレース”への参戦について、現在、大会主催者とポジティブに話しをしています。
きちんと発表できる時期がきたら、正式にお伝えしたいと思います!
https://www.wcairrace.com/

WCARに関するYouTube映像はこちらから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『荒野のコトブキ飛行隊 完全版』Blu-rayが発売

2021-02-20 16:00:00 | BLOG×記事


2月25日(木)、昨年9月に劇場公開された『荒野のコトブキ飛行隊 完全版』が
Blu-rayで発売されます。
2019年にテレビ放映された際にも、編集部では『荒野のコトブキ飛行隊』について
ヒコーキ好きのスタッフが集まって、機体のディテールや機動にとことんこだわった作品だと
紹介し、また資料提供などで協力してきましたが、
劇場版ではシリーズ全般がまとめられ、その迫力ある航空機の登場シーンが
ふんだんに味わえます。



またキャラクターとストーリーについても、テレビでは語られなかった飛行隊結成前の
エピソードが加えられるなど、興味深い内容になっています。



商品は特典満載の特装限定版と通常版がありますが、どちらにも
「細かすぎて伝わらないオーディオコメンタリー」として本誌でもお馴染みの
二宮茂幸氏(文林堂では二宮茂樹名で『世界の傑作機』カラー図面や本誌模型記事等を担当)、
岡部いさく氏、ウイスキーパパの内海昌浩氏らのトークも入っており、楽しめます。

なお、『航空ファン』4月号でもBlu-ray発売を記念し、空戦機動などのアドバイザーを務めた
ウイスキーパパのふたり、内海氏&山田健太郎氏と空戦機動とアクロバットに関する
座談会を行ない紹介していますので、ぜひご覧ください。
ちなみに『荒野のコトブキ飛行隊』にはフェルナンド内海とアドルフォ山田という
ナサリン飛行隊に所属するパイロットが登場していますが、
彼らがウイスキーパパの内海氏と山田氏をモデルにしているかはいざ知らず、
ナサリンの紫電には、ウイスキーパパのイエローロビンマークとほぼ同じデザインの
部隊マークが描かれています。

公式HP https://kotobuki-anime.com/
公式Twitter https://twitter.com/kotobuki_PR

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バナプルの『ザ・ラストファントム』、第301飛行隊DVDと3作入ったBDが発売

2021-02-18 18:49:35 | BLOG×記事
『ザ・ラストファントム』シリーズをリリースしているビデオ制作会社のバナプルでは、
先週末の2月13日に同シリーズの第3弾となる『第301飛行隊』をリリースしました。
本作品では黄色(#315)と青(#436)の特別塗装機を含む空撮シーンや地上でのディテール、
退役を目の前にしても更なる高みを目指し訓練に励む塗装機や
世界最終生産機となる#440なども抑えた訓練シーン、
ファイナルイヤーを迎えたファントムライダーの熱い想いなどをたっぷり収録、
さらに特典映像では11月に行われた壮行会の様子と、
浜松でラストフライトを迎えた#440の姿などが収録されています。




あわせて、今回の第301飛行隊を含めたシリーズ3作品が1枚にセットされた、
『ザ・ラストファントム』のBlu-rayディスク『THE LAST PHANTOM SPECIAL PACKAGE』も
あわせてリリースされます。
『第302飛行隊』『偵察航空隊』『第301飛行隊』のDVDの内容が特典映像も含めて
1枚にまとめられ、映像クオリティもHD画質となっているため、
大画面で再生するにはもってこいの、F-4ファン必携の永久保存版です。
また、Blu-rayのみの特典映像として、
飛行開発実験団のF-4EJ初号機(#301)記念塗装空撮も収録されています。



飛行開発実験団に残された機体はあるものの、航空自衛隊航空総隊としては
ついに運用が終わってしまったF-4ファントムⅡ。
自宅でじっくり楽しみたい作品です。

http://www.banaple.co.jp/lineup.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2021年2月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28

バックナンバー

プロフィール

プロフィール画像
自己紹介
毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
  • RSS2.0