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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

陸自の幹部航空操縦課程が変更に

2015-07-31 00:06:09 | 編集部日記
会社は夏休み中ですが、陸自の航空部隊の操縦訓練課程の一部に変更があり、
その取材のチャンスがあったので、千葉県の木更津駐屯地まで出かけてきました。

今回新たな教育体系となったのが、陸自唯一の固定翼機、LR-2の操縦士課程。
陸上自衛隊ではヘリコプターパイロットには陸曹の操縦士も多いのですが、
固定翼機のパイロットには、ヘリコプターの操縦経験を持つ幹部のみが
従事できることになっています。



これまでは航空学校宇都宮校で行なわれてきた幹部航空操縦課程(LR-2)ですが、
その機体の一括運用を行なえるよう、7月から同機を運用する
連絡偵察飛行隊を保有する木更津の第1ヘリコプター団の本部管理中隊に所属する
飛行教育班がその任を担当することになりました。

現在、2名の学生、小野由美子、西村 円両2尉が木更津での第1期生として
飛行訓練を始めたところで、なかでも小野2尉は陸自初の
女性固定翼機パイロット候補生。
これから約6ヵ月の訓練を経て、LR-2のパイロットを目指します。





幹部航空操縦課程(LR-2)のリポートについては、8月21日発売の
『航空ファン』10月号でご案内の予定です。       (神野)

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世界の傑作機No.168は明日発売です

2015-07-29 04:04:04 | BLOG×記事

日本全国のファントム・ファンの皆さん、
大変お待たせいたしました。
F-4のC型、D型を取り上げた世界の傑作機No.168が
いよいよ明日発売となります。

F-4Cは70年代末まで現役にあり、
F-4Dは韓国空軍が2010年まで使い続け、
また最新情報によれば、先ごろ韓国空軍から
RF-4Cがついに退役したとのことです。
このようにF-4は大変に息の長い機材であり、
その間の改修もおびただしい数に上ります。
ひと言で「○型は斯く斯くしかじかで…」
と論じようとも一筋縄ではいかず、
機体改修を指示した空軍発行の技術指令書を
時系列で引用しながら、詳細に
かつなるべく分かりやすく、読者の皆さんに
伝わるよう努めました。

今号のF-4C、DそしてRF-4Cの多くが
前号でご紹介したF-4BやRF-4Bと
機体構成ではほぼ重複しているのですが、
そうした部分をなるべく省いても、
兵装関係のバリエーションは膨大な数に上り、
その記述すべき箇所は海軍機の比ではありません。
それが対戦闘機戦闘に加え、近接支援と
阻止攻撃任務を要求された米空軍ファントムといえましょう。

調べれば調べるほど、読めば読むほど
新事実が出てくるファントムは奥が深い戦闘機です。
この偉大なファントムを前号のNo.167と合わせて
夏の夜風にあたりながら、はたまた
クーラーをガンガンに効かせた部屋で
ジックリと読まれるのもまた一興かと存じます。


というわけで、佐竹先生による悲運のボツカバーイラスト集はこちらです。
コメント (3)
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夏季休暇のお知らせ

2015-07-25 08:00:00 | BLOG×記事


皆様、暑中お見舞い申し上げます。

『航空ファン』編集部では、例年通常の企業より若干早いこの時期に
夏季休暇をとらせていただいており、今年も本日より8月2日(日)まで
編集部・販売部とも業務をお休みさせていただきます。
8月3日(月)より通常どおり営業を再開いたしますので、
御用の向きはそれ以降にご連絡をお願いいたします。

暑さも厳しいですが、皆様ご自愛ください。


航空ファン編集部
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サードSA4Nの研究開発拠点をふくしまスカイパークに

2015-07-24 21:46:39 | BLOG×記事
今月号(航空ファン9月号)国内ニュース(および本ブログ)でも紹介した
サードの水陸両用小型機SA4N-300について、
同社が福島県のふくしまスカイパークに研究開発拠点を新設することを、
本日付の地元紙、福島民報が報じています。

Team Yoshi Muroyaのホームベースでもあるふくしまスカイパークが、
震災の後遺症にも負けずにこういったかたちで活気を帯びていくのは
ファンとしては非常にうれしく、今後も応援したいと思います。
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ブルーインパルス山口県での展示飛行&F-15富山でのフライバイ(および舞鶴日程変更のご案内)

2015-07-24 12:08:08 | 告知&ニュース
7月28日から8月8日にかけて、山口県山口市のきらら浜で開催される
第23回世界スカウトジャンボリーで、ブルーインパルスが展示飛行を予定しています。

世界スカウトジャンボリーはボーイスカウトの世界大会で、
各国から参加者が集まりますが、ブルーは大会2日目の29日1630時から約30分間、
編隊連携機動飛行展示を予定しており、前日には事前訓練も予定されています
(築城からのリモート展示の予定)。
きらら浜のジャンボリー会場は、29日は関係者のみの入場となりますが、
周辺駐車場などから展示飛行の観覧は可能とのこと
(また、翌30日以降はジャンボリーに興味のある方はデイビジターパスの購入で
会場での見学が可能)。
平日の飛行になりますが、夏休み期間中でもあるので、お近くの皆さんはお見逃しなく。



また、この3日前にあたる今週末7月26日に、
富山県射水市海王丸パークで開催される富山新港新湊まつりでは、
小松基地第6航空団のF-15 2機が1130時ごろからフライバイを予定しているとのこと。

当日はこのほかにもパトカーや消防車などのはたらくクルマが大集合するほか、
海王丸の総帆展帆も実施され、夜には盛大な花火大会が行なわれます。

なお、『エアショーガイド2015』と『航空ファン』で海上自衛隊舞鶴航空基地の
サマーフェスタ2015について、7月25日(土)の開催とご紹介していますが、
開催日は7月26日(日)に変更となっています(地方隊の艦艇会場も26日のみ)。
ご注意ください。
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