レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ参加選手中唯一の日本人で、
昨シーズン大躍進を遂げた室屋義秀選手が、本日2月24日、
都内でキックオフ・ミーティングとして報道陣の前に立ち、
今年の抱負や活動予定などを話しました。
司会進行役のクリス・ペプラー氏との質疑応答では弁舌に今年のシリーズに対する
期待を口にし、昨年からチーム体制も非常に強固なものになっていると
説明してくれましたが、新シーズンに向けてさらに機体のモデファイを続けるなか、
諸般の事情から導入を予定していたウイングレットが初戦のアブダビに間に合わず、
第2戦シュピールベルグも厳しい状況であるとの唯一の不安も語ってくれました。
そうした状況ではあるものの、今年の目標は初優勝とシリーズ総合3位と、
力強く語った室屋氏。
6月4日、5日の千葉ラウンドでは、昨年以上に力が入るかもしれません。
なお、その千葉大会のチケット一般発売が3月1日1000時から開始されます。
チケット情報、開催に関する問い合わせはTEL:0570-084-615 (1000時~2000時)、
千葉大会の特設サイトも設置されますので、ご確認を。
本人も語っていましたが、昨年のレッドブル・エアレースの日本開催を機に、
氏をとりまく状況や日本での航空に関する関心は大きく変わったことを実感しているそうで、
この記者会見にも非常に多くの報道陣が詰めかけていました。
また、千葉ラウンドを前にした室屋選手は、ゴールデンウィークには
チーム・ヨシ・ムロヤとして4月30日~5月1日に地元ふくしまスカイパークでの
農業希望祭でアエロバティックスを披露するほか、
5月5日の米海兵隊/海上自衛隊岩国基地日米親善デーにも参加するとのこと。
文字どおり世界を股にかけて飛び回る室屋氏のフライトを日本で見るチャンスです。