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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

横須賀で“のりもの”を満喫

2011-11-30 12:24:48 | 航空イベント
はじめまして。姉妹会社のモノショップに勤務するKです。
先日の入間基地航空祭では航空ファンブースに多くの方々に足を運んでいただき、
ありがとうございました。編集部ともども御礼申し上げます。

さて、先週末26~27日に神奈川県の横須賀市で「YYのりものフェスタ」という
イベントがあり、日曜日に家族で出かけてきました。
このイベントはJR東日本が主体となって、各交通機関や地元企業、地元自治体、
官公庁や自衛隊も参加するイベント。海上自衛隊横須賀基地の一部も開放され、
艦艇とヘリが一般公開されました。





今年のフェスタで公開された艦艇は護衛艦「やまぎり」と補給艦「ときわ」。そして
逸見岸壁に隣接するヘリポートでは、第21航空隊のSH-60Kが地上展示されていました。

メインの会場となるヴェルニー公園はもちろん、横須賀基地も大盛況。
艦艇を見学するのに1時間くらい並びました。また、SH-60Kのコックピットに座って
記念撮影を行なうのも1時間待ちとのこと。かなりの人気です。

艦内の見学ではさまざまな装備を間近で見ることができますが、写真はやまぎりの
飛行甲板にあるLSEステーション。



搭載ヘリコプターの離着艦の際、ヘリに対して指示を送ったり、サインボードを
調節したり、ベアトラップと呼ばれる着艦拘束具を操作したりするガラス張りの部屋です。
こうした部分を含め、艦内のディテールをじっくりと見ることができるのも、
艦内見学の見どころ。

また艦上や岸壁からは、その他の海自艦艇や米軍艦艇もたくさん見ることができます。





写真上段は吉倉桟橋に停泊していた護衛艦「ひゅうが」。かなりの大きさ、とくに
吃水より上が非常に高いのが印象的です。
写真下段は米海軍横須賀基地内の12号バースに停泊するUSSジョージ・ワシントンの
アイランド。こちらは11月22日に秋のディプロイメントから帰港したばかりです。

このほかにもアーレイバーク級フライトⅡA、USSマスティンや
USSマッキャンベルといった艦艇の姿も見ることができました。

横須賀基地はJR横須賀駅のすぐそばにあり、そちらでは「黒船電車」の展示があったり
JR作業用車両の実演展示を行なったりしたほか、
ヴェルニー公園ではニッサンの新車の展示、働く車(消防車や警察車両、自衛隊車両など)
の展示があったりと、まさに陸海空のさまざまなのりものが楽しめるイベントで、
とくに会場では子供たちが大コーフンの様子でした。

午後遅くには、ヴェルニー公園側からSH-60Kの館山への帰投シーンも
見ることができました。プリフライトチェックが始まり、待つこと約20分で
エンジンスタート! パワフルに離陸していきます。



クルーは地上の皆さんにちゃんと手を振って、パイロットは機体を前後に揺らしてあいさつ。
写真だとその雰囲気が伝わりませんが、待っていた甲斐がありました。

この「YYのりものフェスタ」、横須賀港湾内クルーズの無料体験ミニツアーもあり、
各ブースを見て回ったりと飽きることのない楽しいイベントでしたが、来年以降も
もっとパワーアップして継続開催してくれることを期待したいところです。

また、海自の一部の艦艇基地では週末に1~2隻程度の艦艇を一般公開する企画も
行なっているようです。現地の広報に確認して、こうしたイベントに
出かけてみても楽しいかもしれませんね。(MS/K)
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世界の傑作機No.147は明日発売です。

2011-11-29 18:07:00 | BLOG×記事


本邦初、空前絶後(?)、日本語で読める“ブラックジャック”の唯一の解説書が
いよいよ明日全国の書店さんに並びます(一部遅れる地域もございます)。

日本ではなかなかその正体が正確に伝わってこず、
B-1のコピーといった程度の認識が大方を占めているようですが、
ロシア機独特の設計思想が随所に散りばめられており、興味は尽きません。
それになんと言っても、そのスタイルはほれぼれするほど美しく、
軍用機であることを忘れてしまうほど。
ロシア空軍内でも「ホワイトスワン」の愛称で呼ばれている
このTu-160の魅力を『世界の傑作機』最新刊で堪能してください。


ところで、『航空ファン』最新号(2012年1月号)の
『世界の傑作機』シリーズご案内のページでもご紹介していますが、
ただいま東京・神田神保町の書泉グランデさんで
“世界の傑作機フェア”を開催中です。
現在在庫のあるバックナンバー全点を面出し(表紙をオモテに向けて配置)で
陳列しており、その迫力は圧倒的。
是非この機会に直接バックナンバーをお手にとって、お買い求めください。


世界の傑作機ワールドが大迫力で眼前に広がります!
書泉グランデ5階<ミリタリー・航空機コーナー>へ是非足を
お運びください!!
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空母訪問と着発艦

2011-11-20 12:12:30 | 編集部日記
入間基地航空祭の前日11月2日は、九州南方海上で海上自衛隊との日米共同年次演習、
AE11に参加していたUSSジョージ・ワシントン(CVN-73)の取材に行ってきました。
前日深夜に沖縄入りし、0820に嘉手納基地第1ゲートで集合、基地のバスに乗り
海軍エプロンまで移動して、われわれ取材陣を運んでくれるVRC-30 DET-5のC-2Aの
機体の準備や荷物の積み込みなが終わるのをバスで待ちます。
バス内で安全についてのクルーのレクチャーを受け、機内に入ったのは
0930を過ぎてからでした。



C-2Aの機内には4列配置で後ろ向きに椅子が並んでおり、荷物と混載の
カーゴルームには窓は左右各1個、2個しかありません。
搭乗時にはライフベストとクレイニョ(整備員用の頭部防具)を装着させられます。
エンジンがかかると空調が効きはじめて、機内(足元)には水蒸気が発生、
ドライアイスをたいたステージ状態になります(沖縄は湿度が高いこともあるのでしょう)。
カーゴドアの上には「禁煙、シートベルト着用」のサインが点灯するなど
意外と旅客機っぽい雰囲気ですが、シートベルトは四点式だし、DET-5のマークが
ペイントされたシートは塗装が剥げてボコボコというのは、さすがに軍用機の趣です。



離陸は1000ごろだったと思われます。
行きはラッキーにも、窓のある列(通路側でしたが…)でした。途中、窓側席の
新聞記者にちょっとお願いしてコンデジを差し出し、外の様子を1枚。



高翼式であること以外、ほとんど軍用機っぽさもない写真ですが、C-2Aで
これを撮れるというのはけっこうな贅沢です。

嘉手納を離陸して40~50分ほど、シートベルトサインの上に、C-2Aならではの
サインが点灯しました。



空母への着艦です。
機外の状況は窓からはよく見えませんが、機動からオーバーヘッドアプローチに入り、
艦上でブレイクするのが分かります。それから約2分、最後列に座っている
ロードマスターが手を振りながら大声を出して着艦に備えるよう合図します。



そして着艦。
艦上で艦載機の着艦を見ていると、C-2Aの着艦はまだソフトな方だというのが
分かりますが、それでも暗闇の機内を急激に襲う衝撃と音はけっこうなものです。

フックが外されて甲板上をタキシング中にカーゴドアの上半分が開くと、まさにそこは
飛行甲板の上でした。 



艦内ではまず控え室となる放送局のスタジオに連れて行かれ、2班に分かれて
艦内取材が始まります。航空雑誌の取材としては1分、1秒でも長く
キャリアオペレーションを撮影したいところですが、それ以外にも
艦長やCSG-5/CTF-70のインタビュー、フライトデッキコントロール、
エアオペレーションルーム、CDC(戦闘指揮センター)の取材など、
こなすべきことはたくさんあります。GWへの滞在時間は4時間ほどはあったのですが、
それでも本当に忙しく、結局艦上では食事もとれず、なんとトイレに行くヒマも
ありませんでした…(それでも取材に時間を割いてもらえたのは助かりました)。




艦上での航空機の詳しい様子は1月号をご覧いただくとして、ここでは誌面に
掲載できなかったフライトデッキコントロールを紹介しましょう。
フライトデッキコントロールとは、GW上のフライトデッキ(飛行甲板)、
ハンガーデッキ(格納甲板)での航空機のオペレーション全般を統括する部署で、
空母の模型上で飛行隊カラー別に塗装され、サイドナンバーが記された
航空機の模型を使って機体の発艦、着艦の段取りを決めたり、駐機位置や順番を
調整したりする管制所です。



中央に座るコントロールオフィサーをサポートする下士官が数人、そして
次席のコントロールチーフ(先任軍曹)は“スヌーピー”と呼ばれているそうです。
なぜそう呼ばれているのかは分かりませんが、その仕事は各飛行隊との調整。
「この飛行機を何時に発艦させたい」といった各部隊の希望事項は、すべて
スヌーピーを介してフライトデッキコントロールに集約されます。
チャーリー・ブラウン(オフィサー)のすぐそばにいつもいて、必要なサポートを
してくれる、という意味の命名なのかもしれませんね。

 


取材を終えて、実際に艦をローンチしたのは1530ごろ。じつはその発艦の衝撃は、
着艦より激しいのです。カタパルトにセットされて、一瞬のうちに300km/h以上の
スピードに増速するので、その際に後ろ向きに座った身体は一気に後方に
持っていかれます。足を踏ん張っていないと、前の座席の背もたれの下の部分に
確実にスネをぶつけてしまいます。時間にすればほんの数秒ですが、これも
空母艦載機の醍醐味であることは間違いありません。

そこから1時間弱かけて嘉手納に戻ると、嘉手納は大雨でした。
機体を降りるとき、“ヒコーキマニア”“海軍機マニア”の立場に戻って、
ロードマスターにあるお願いをしました。このお願いは、航空機1機の発艦につき、
ひとりにしかかなえることができませんが、今回の取材でC-2に乗っていた人のうち、
ヒコーキが好きそうな人は弊誌でもお馴染みの軍事評論家の
岡部いさく氏くらいだったので、岡部さんにはナイショで先にお願いしたのは
言うまでもありません…。

お願いの結果、ロードマスターは快諾。その結果手に入れたのは、発艦の際
機体と艦を繋ぐテンションバーのボルトです。スチームカタパルトの圧が上がって
機体を打ち出せるまでのパワーが確保されると、その力でボルトが折れて
機体が走り出します。下写真の上のものが折れる前のボルト(以前入手したもの)で、
折れたボルトは半分が艦上に、半分が前脚のセット位置に残ります。
ということで、ロードマスターは大雨のなか機首のところまで連れて行ってくれて、
目の前でこのボルトを外して私に手渡してくれました。



ちなみにこのボルト、機体重量などの問題で機種ごとに違い(白いものはE-2/C-2用)、
ホーネットでは繰り返し使える折れないタイプのボルトを使ってるようです。
そして下写真のバックに敷いてあるのは、艦長のラウスマン大佐とCAGのケイブ大佐の
連名で発行された着艦の証明書。
「アメリカでは“フッカー”というとよくないスラング(路上の情婦のこと)でも
使われますが(笑)、これであなたたちも私たち同様テイルフッカー(着艦経験者)です」
とはラウスマン艦長の言葉。
仕事とはいえ貴重な経験をさせていただいたので、羽田に2300過ぎに帰り着いて、
翌朝は入間基地航空祭のために0330には自宅を出発しても、文句を言うような
気持ちにはまったくなりませんでした。(神野)
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『航空ファン』1月号はF-X選定関連のパッチ付き!

2011-11-18 10:00:00 | BLOG×記事
月号表示が先行して、ひと足早く2012年1月号を迎えた『航空ファン』は、
来週の月曜日、21日に全国の書店で発売になります(一部発売の遅れる地域もあります)。



特集は、まもなく決着がつく航空自衛隊次期戦闘機選定、F-Xに関連して、
お隣韓国の新戦闘機選定、KF-XことF-XⅢ(第3次F-X)。
KF-Xも空自F-X同様にF-4ファントムの後継機となる機体で、導入機数も60機と
空自と似通っているのですが、ひとつ大きく違うのは、韓国空軍ではすでに
F-X、F-XⅡとしてF-15Kを選考、F-4DやF-5E/Fの後継として配備を進めている点。
そのためF-XⅢの導入時期は空自F-Xよりもやや遅いものの、
条件は非常に近いのが実情です。実際その候補機種にはロッキード・マーチンF-35、
ユーロファイター・タイフーン、そして当初空自F-X候補にもなっていた
ボーイングF-15SEなどが上がっています(開発スケジュールから考えると
現実的ではないものの、ロシアのPAK Faも名乗りを上げているそうで、
ここは空自F-Xとは違いますが)。
今月はボーイングが提案しているF-15SEサイレントイーグルを中心に
韓国の新戦闘機計画を特集、あまり聞こえてこなかったF-15SEの最新情報、
そして空自F-XにはなぜF-15SEではなくF/A-18E/Fが提案されたのかなどの分析を
まとめて紹介します。

またカラーページでも空自F-X候補機に関連する写真ページを掲載、
スーパーホーネットはトップガンの迫力の空撮に加えて
空母ジョージ・ワシントンと海自との日米共同年次演習を紹介、
タイフーンは徳永カメラマンによるオーストリア空軍機の最新空撮を紹介。
表紙はネバダの広大なレンジ上空で、盛大にフレアーを投射しつつブレイクする
NSAWC(トップガン)のライノとレガシーホーネットの迫力ショットを掲載しました。

さらに新年号の特別付録として、空自F-X候補の3機種
(F-35、F/A-18E、タイフーン)を日の丸上にフィーチャーした
スペシャルパッチが同梱されます。



このほかにも世界初の商業運航を開始したANAのボーイング787、
ADスカイレイダーの空撮、カダフィ拘束/殺害で終結となったNATOの対リビア作戦、
海自C-130R中古機導入計画の是非、殲15・J-15を中心とした中国空母の艦上機考察、
MAKS2011に見るロシア空軍近代化計画の記事、サンフランシスコフリートウィークや
リムーアエアショー、オーサンとブルガリアのエアショーといった海外イベント、
空自航空祭のリポートもあります。
また1月号ということで新連載も始まりますし、少し早いお年玉プレゼントも
いくつか用意していますので、そちらもぜひお楽しみに。

※1月号はパッチがついて特別定価1,350円となります。

P.156で掲載しています11月23日開催予定の芦屋基地航空祭の曜日が日曜日と
なっておりました。祝日(水)となりますので、訂正させていただきます。
ご注意ください。



『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!

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飛行教導隊の切手

2011-11-17 19:17:02 | 告知&ニュース
宮崎県の航空自衛隊新田原基地を本拠地とする航空戦闘のエキスパート、飛行教導隊は、
1981年12月15日の編成から今年で30周年を迎えます。

これを記念して、新田原の地元、高鍋郵便局では同隊のF-15DJをフィーチャーした
オリジナルフレーム切手 「30th ANNIVERSARY 飛行教導隊AGGRESSOR」を発行、
今日から同郵便局を含む宮崎県内の全196局で販売を開始しました
宮崎日日新聞ホームページによる)。



フレーム切手の出現で、比較的手ごろに記念切手が発行できるようになり、
ローカルな記念切手も増えて航空機関係の切手も徐々に増えつつあるようで、
築城基地航空祭でもフレーム切手が発売されました。しかしやはり発行枚数などから
考えると、これらは地元以外では手に入りにくいレアモノかもしれません。
さまざまな識別塗装に身を包んだ独特の教導隊のF-15DJが80円切手10枚に配された
この切手の場合は発行枚数は約3,000部、1シート1,200円とのこと。
12月4日の新田原基地航空祭でも発売を予定しているそうです。

なお、30周年にあたり、現役のF-15DJについては特別な記念塗装などは
行なわない模様ですが、同基地のゲートガードとして保存されている
教導隊塗装のT-2が、現在お色直しを行なっているとの未確認情報もありますので、
航空祭では特別な姿を見ることができるかもしれませんね。




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