世界の傑作機No.149は本日発売です。

みなさんお待たせいたしました。

いよいよP-61ブラックウィドウをフィーチャーした
No.149が本日全国の書店さんで発売となります。

第二次大戦末期に登場し、強力なレーダーと武装でもって
闇夜に乗じて来襲するドイツ、日本の飛行機を
バッタバッタと撃墜したP-61。
その重厚なスタイルでけっこう人気があったわりには、
これまで日本ではこれといった解説書は出ておらず、
本格的な特集本は今回が初めてではないかと思います。
他の夜間戦闘機に比べて、ゴージャスな装備を
ふんだんに奢られた本機の開発や兵装システム、戦闘録など、
ツボをおさえた記事と迫力の写真が満載ですので、
どうぞお手にとってお買い求めください。

ところで、「ウィドウ」といえば思い浮かぶのが、
山口百恵のあの名曲「ロックンロール・ウィドウ」。
ちょうど私の青春時代、巷で大ヒットしていた
同曲のサビのフレーズが、本号の編集作業中
ずっとアタマのなかを流れることに。
当時、その曲のタイトルの意味は「ロックンロール未亡人」、
ブラックウィドウは「黒衣の未亡人」と理解していたのですが、
ブラックウィドウはじつは毒グモの名前でもあったと知ったのは、
それよりかなり後のことでした。

まぁ余談はさておき、本邦初ともいえる今回のP-61特集号で、
このいかにもアメリカ的なマッチョな戦闘機の魅力を
楽しんでいただければと思います。（ユ）

NHKの番組にブルーインパルス登場

NHK総合で2012年４月２日（月）から放送が始まる『サラメシ』（22：55～23：18）に、
ブルーインパルスが登場します。

『サラメシ』とは「サラリーマンのメシ」、つまり働く人々の活力となる
食事にスポットを当てた番組で、今回が第２シーズンとなります。

第２シーズン第１回放送の冒頭で、ブルーインパルス登場とのこと。
芦屋での訓練の様子や団結力を高める彼らの食事などを取材、紹介するそうです。

じつは航空ファンが芦屋にウィンタートレーニングを取材に行った３月上旬も
NHKの取材チームがブルーに密着していました。『航空ファン』では
６月号（４月21日発売）でその取材を掲載予定ですが、その際に立ち会うことができた
井川３佐のブルーラストフライトセレモニーなども、オンエアされるかもしれませんね。




なお、同番組は2012年４月12日（木）12：20～12：43にも再放送される予定です。




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〈最新情報〉鶴丸787、成田到着

ただいま、取材班が成田から戻ってきました。以下は、でき立ての最新情報です。
ついに、そして無事、成田にJALの787 1番機が到着しました。



午後6時14分、成田空港整備地区側オープンスポット703に到着したのは、
鶴丸マークも鮮やかなJA825J。JALグループ全社員が待ちに待った瞬間でした。



最初にタラップを降りたのは、シアトルでのセレモニーに参加したJALの植木社長（下写真中央）。
地上では横断幕を持った大勢の社員やボーイングのスタッフらが出迎えました。
なお、ペインフィールドを45分遅れて飛び立った2番機（JA822J）は、やや遅れて羽田に到着した模様。
4月22日に就航する成田―ボストン線への投入まで、2機は両飛行場を中心に訓練を行なうそうです。



次号ではこの成田到着に加え、シアトルでの引き渡しセレモニーと出発、
JALの787シミュレーター取材など、盛りだくさんの内容でご紹介する予定です。




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トルコ航空とマンU

“Fred the Red”

トルコのフラッグキャリア、トルコ航空と聞いてヒコーキファンが思い起こすのは
1985年のイラン在留邦人救出劇での英雄談や、最近であれば
退社した元JALパイロットの再就職口といったニュースがありますが、
サッカー好きならイングランド・プレミアリーグの名門、
マンチェスターユナイテッドのオフィシャル・エアライン・パートナーであることも
多くの方がご存じだろうと思います。機内でサッカーに興じるスター選手のCMを、
どこかでご覧になった方も多いのでは……。

2010-11シーズン、通算19回目のリーグ優勝を果たしたマンUの栄誉を称え、
合わせて日本のマンUファンとの交流を図ろうというイベントが3月24日、
都内のホテルで行なわれました。
イベントには往年の名プレーヤーであるゴードン・マックイーン氏（元スコットランド代表・59歳）と
デニス・ジョセフ・アーウィン氏（元アイルランド代表・47歳）が参加、
現役時代の映像を観たり、トークショーやトロフィーを挟んでの記念撮影会、
サイン会もあって大いに賑わいました。

ちなみに2010年からスポンサー契約を交わしている両者ですが、
トルコ航空はボーイング777と737の2機をチーム用に提供しており、
現在はそれぞれ胴体後部に派手なマーキングとロゴを描いて飛んでいます。


初来日のマックイーン氏。


プレシーズンマッチ、トヨタカップ出場に次いで3度目の日本という
アーウィン氏。


熱烈なサッカー少年らに取り囲まれた2人。

今週末の横須賀ほか、米海軍施設のイベント

今週末の日曜日、３月25日には神奈川県の米海軍横須賀基地で
スプリングフェスティバルが開催され、一般の方も基地内に入ることができます。
このイベントを含め、これから１ヵ月の間に神奈川県下の米海軍施設で一般開放が
いくつか予定されていますので、まとめてご案内したいと思います。
ただし大半は航空機の展示はありませんのでご注意下さい。


３月25日（日）横須賀基地スプリングフェスティバル
時間：0900－1600（最終入場は1500）
入場：三笠ゲート（正門は開放されません）
最寄り駅：京浜急行横須賀中央駅
内容：米軍艦艇公開（艦名は現時点では不明）、屋台の出店、ライブ、パフォーマンスなど。厚木基地から一部のCVW-5部隊のグッズ販売ブースも出店する模様。
備考：横須賀のイベントではそれほどチェックは厳しくありませんが、身分証明書の提示を求められることがありますので、念のため本籍、国籍の明示された写真付き公的身分証明書（パスポートなど）をお持ち下さい。アルコール、ペットの持ち込みはできません（艦艇見学の場合は大きなバッグは持ち込み禁止）。イベントの最新情報はCNFJ（在日米海軍司令部）のツイッターをご覧ください。


４月７日（土）上瀬谷海軍施設桜まつり
時間：1100-1630
最寄り駅：相鉄線瀬谷駅（会場は県道17号線、海軍道路沿いの通称海軍広場）
内容：日米桜交流100周年に当たる年でもあり、セレモニーを予定。一部の厚木基地航空部隊のグッズ販売を含む屋台の出店、ライブ、パフォーマンスなど。
備考：入門時の荷物チェックあり。雨天の場合は翌８日に順延。


４月14日（土）根岸米軍住宅フレンドシップデー
時間：1000-1700（最終入場は1630）
最寄り駅：JR根岸線根岸駅
内容：軍の施設ではありますが住宅地区のため装備品展示などはありません。屋台の出店やライブ、子供たちのための各種ゲームなどがメインで、交流がイベントの主目的です。
備考：雨天の場合は翌15日に順延。


４月28日（土）厚木航空施設スプリングフェスティバル
時間：1100-1700
入場：メインゲート
最寄り駅：相鉄線さがみ野駅
内容：CVW-5所属機ほか厚木に所在する米海軍機、海上自衛隊機などの地上展示、航空部隊のグッズ販売を含む屋台の出店、ライブ、パフォーマンスなど。
備考：入場に際し本籍、国籍の明示された写真付き身分証明書の提示を求められますので、ICチップの内蔵されていない運転免許証（ICチップ付きの場合は記載印字票を持参のこと）、パスポート、または写真付き住基カードをお持ち下さい。アルコール類、ペットなどの持ち込みはできません。雨天の場合は翌29日に順延。

※「記載印字票」とは警察署内にある機械で暗証番号を入力し、発行してもらえるレシートのような紙です。ここに本籍が記載されています。すべての警察署に機械があるわけではないので、各署へ事前にご確認の上取得してください。

なお、上瀬谷を除くすべての施設で車での入場ができなくなっています。公共交通機関を
ご利用下さい。


４月中旬以降のイベントに関しては、４月16日（月）発売の『エアショーガイド2012』で、
締め切り時点で分かる範囲の詳細情報をお伝えする予定です。