『航空ファン』5月号も無事校了、3月21日に全国の書店に並ぶことになります
(一部発売の遅れる地域があります)。
4月号では緊急特集として3つの航空関連ニュースをお伝えしていますが、
5月号でも前号に続き“緊急航空トピックス”として6つのテーマの
航空関連ジャンルの話題を一挙掲載。その内容は以下のとおりとなります。
第1弾は「政府歳出強制削減が米軍を襲う!」。財政の崖に端を発する米政府の歳出削減が
国防予算にも大きく影響、アクロチームのサンダーバーズやブルーエンジェルズの活動停止や
相次ぐエアショーの中止のほか、空母の活動停止や大規模演習の中止など、
活動の根幹を揺るがしかねない状況に陥っている米軍の状況を解説します。
第2弾は「ボーイング787トラブルのその後」。次世代旅客機として登場、
その後のトラブルの発生から3月上旬時点でも営業運航再開を果たせずにいるB.787の現状を
航空評論家の青木謙知氏が解説します。
第3弾は「領空侵犯したロシア空軍Su-27の正体」。北海道利尻島沖を領空侵犯したSu-27が
どこから飛来したのか、また昨今日本周辺に現われる最新ロシア機の情報などを
専門的見地からまとめます。
第4弾は「航空自衛隊早期警戒能力の向上について考える :後編」。前号で前編として
E-2Dを採り上げた航空自衛隊早期警戒能力強化策に関する記事の後編で、
オーストラリア空軍のボーイング737AEW&C(E-7Aウェッジテイル)をアバロンの
国際エアショーで取材、詳しく分析します。
第5弾は「突如出現したイランのステルス戦闘機」。アフマデネジャド大統領列席のもと
2月に公表されたイランのステルス戦闘機、F-313とはどういう戦闘機なのか、
少ない情報から推測されるその“実態”を紹介します。
第6弾は「陸上自衛隊UH-Xの行方」。東京地検特捜部の官製談合容疑に対する起訴から、
開発事業が凍結状態となっている陸自の新多用途ヘリコプターUH-Xについて、
事件の概要とプロジェクトの行方を解説します。
このほかにも写真特集では無人偵察機RQ-4の配備計画凍結などの影響もあって
初飛行以来50年以上経たいまも米軍の重要な情報収集戦力として現役にある
高高度偵察機U-2Sと、ホームベースのカリフォルニア州ビール空軍基地で取材、
巻頭カラーで紹介。
さらに南極観測船「宗谷」最後の航空長の活動記録を紹介する「南極観測大型ヘリ事始め」、
またコブラゴールド、米本土陸自/米海兵隊実動演習など、オスプレイにも関連する
日米の訓練の状況を報告します。またANA 60周年記念塗装機&JTA SWALジェットや
エアロインディア2013のリポート、空撮についてもハワイ州兵航空隊のF-22A、
地中海上空のジャーマン・ユーロファイター、イタリア海軍の新鋭対潜ヘリSH-90A、
第11飛行教育団のT-7などをフィーチャーします。
前号で2012年上半期をお伝えした航空界の出来事をまとめた「タイムカプセル」
下半期も掲載しています。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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