全国のロシア機ファン、ジェット戦闘機ファン、
そして『世界の傑作機』ファンの皆さん、大変お待たせいたしました。
本日、いよいよ「MiG-19“ファーマー”」が全国の書店さんで発売となります。
MiG-19はご存知のとおりロシア(ソ連)初の超音速戦闘機。
朝鮮戦争/ベトナム戦争で活躍したMiG-15/-17、
東側諸国で大ベストセラーとなったマッハ2級戦闘機MiG-21の狭間にあって、
いまひとつ地味な印象のMiG-19ですが、
音速を超える技術が試行錯誤だったこの時代、
深い後退角をもつ主翼、二乗三乗法則を考慮して
小型軽量のターボジェット・エンジンの双発とし
コンパクトに機体をまとめた設計など、
当時の設計陣の苦労がしのばれるとともに、
後のMiG-21開発に向けて大きな技術的足跡をもたらしました。
実際、MiG-19のインテイクを改修し、
可動式ノーズコーンにレーダーを収めた試験機の側面形は、MiG-21そっくり。
本号では、こうした技術的特徴の詳細な解説はもちろんのこと、
ソ連防空軍での迎撃任務、中東やパキスタン、
ベトナムでの戦闘投入などの実戦記録も収録。
ロシアから提供された本邦初公開の写真もタップリ掲載しています。
書店さんで手にとって、是非お買い求めくださいますよう、お願いいたします。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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