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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

5月の航空ファンカレンダーは…

2025-05-12 19:38:49 | 編集部日記


弊社のエントランスには、毎年発行している3種の『航空ファン』オリジナルカレンダー、
航空自衛隊航空機カレンダー、ブルーインパルス壁掛けカレンダー、ブルーインパルス卓上カレンダーが
飾られているのですが、
後者2種は当然ではあるものの、5月は航空自衛隊航空機カレンダーもブルーインパルスの絵柄です。
そしてこれはまったくの偶然なのですが、3種すべてが青空バックに白いスモークを曳くT-4編隊を
望遠で狙った写真となっています。

それも卓上カレンダーは4機、洲﨑カメラマンの航空機カレンダーは5機、黒澤カメラマンの壁掛けカレンダーは6機と、
それぞれに違う構成での編隊となっています。
写真をセレクトしている時点ではまったく意識していなかったのですが、
こうして使用月になってめくってみて、偶然の巡り合わせに編集部も驚いた次第です。

もし『航空ファン』の大ファンでカレンダー3種とも家に飾ってあるよ、という方がいらっしゃるなら
ぜひご自宅でチェックしてみてください。青い空に延びる太いスモークが
梅雨の先に待っている夏を感じさせてくれると思います。


加えて今月21日発売の『航空ファン』7月号は、先日ご案内したとおりブルーインパルスの特集。
こちらも表紙&巻頭からブルー推しなので、
ブルーファンの方々は航空祭シーズン序盤に向けて、ぜひ気持ちをアゲてくださいね!
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『航空ファン』投稿写真ニュースの謝礼QUOカード

2024-05-22 17:07:40 | 編集部日記


『航空ファン』では読者の皆さんからの投稿写真ニュース
「リーダーズリポート」コーナーを設けており、
毎月各地の飛行場で撮影されたニュース写真を掲載しています。

投稿写真が採用されて誌面に掲載された場合、
掲載誌とともに後日謝礼のQUOカードをお送りしています。
そのQUOカードは投稿の謝礼としてのみ頒布される
航空ファンオリジナルデザインのもので、1〜2年ごとにデザインを更新しています。
1ヵ月ほど前、U-680AとC-1の編隊飛行写真をフィーチャーした
新デザインのQUOカードが届き、順次こちらに切り替えが始まっています。
一方で、これまで頒布していた
ドイツ空軍ユーロファイター “Air Ambassador” の夜景柄カードは
残りあと少しとなってしまいました。

ぜひ皆様が撮影されたスクープニュース写真を投稿いただき、
これらのQUOカードをゲットしてください。
投稿の要領は、本誌リーダーズリポートコーナーでご確認ください。
皆さんの投稿をお待ちしています。
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立飛のクラフトビールがウマイ! ※追記あり

2022-09-13 16:49:02 | 編集部日記


過日、映画『トップガン マーヴェリック』を東京・立川で観てきた編集子は
鑑賞後の余韻に浸ろうと、「飛行場の街」でもある当地で食事をしたのですが
そのときメニューにあった「立飛クラフトビール」に目がとまり、さっそく注文。
オーダーしたヴァイツェンは果物香が強く喉越しもよく、とても美味でした。

映画の余韻に浸りきっていたので、食事中はあまり深く考えなかったのですが
翌日、調べてみると、やはり立川飛行機を前身とする立飛HDが経営するブルワリーで
その名も「立飛麦酒醸造所」、昨年12月のオープンだそうです。

そこで昨日、立飛HDが進めている飛行可能な九五式練習機の製作状況の取材の後
製造工場兼ショップを訪問、お目当てのヴァイツェンをゲットしてきました。
ほかにペールエール、ピルスナーが定番。季節限定ビールもあるそうです。

場所は広大な立飛エリアの北の一画で、最寄り駅は多摩モノレールの「立飛」。
ちょっと分かりにくい場所で、徒歩だと少々時間(10分程度)もかかりますが
飛行機好きの左党にはお勧めの穴場だと思います。





九五式練習機の作業の進捗具合は、次号12月号で詳しく!

追:立飛麦酒醸造所のベルジャンホワイトがこのほど
ビールの世界大会「International Beer Cup 2022」において金賞を受賞
65.Belgian-Style Witbier スタイルにおける世界一の称号を得ました。
おめでとうございます!
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池袋東武の沖縄展に出店中のタイガーエンブを訪問

2022-08-13 01:40:06 | 編集部日記


先日ご案内した東京の東武百貨店池袋店で開催中の沖縄展に出店している、
タイガーエンブさんを訪ねてきました。
初日8月11日は「山の日」の祝日で大盛況だったとのことで、
今週末も混雑するかもしれませんが、
米空海軍・海兵隊から自衛隊まで興味深いパッチがいっぱいで、
見ているだけでも飽きません
(見ているだけではすまないところが厄介なのですが)。
私も18WG/33RQS関連の新迷彩服カラーパッチなど、
気づいたら買っていました…。



もちろん戦闘機部隊やRC-135S関連のパッチなど、鉄板モノもありますので、
お出かけになる方はくれぐれもご注意を…。
沖縄展は8月16日までです。   (神野)

https://www.tobu-dept.jp/sp/ikebukuro/event/detail/5014/
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Maverickのフライトジャケット

2022-06-18 11:00:00 | 編集部日記
6月21日発売の『航空ファン』8月号では表紙と巻頭で
『トップガン マーヴェリック』の撮影にも使用されたF/A-18Fと、
本家トップガン(NAWDC SFTIコース)のアドバーサリー機の編隊空撮を紹介していますが、
ここでは映画のネタバレにならない程度で、関連したマニアックな話題を少々。


本作のジャケットはCWU-36/P。VX-31のインシグニアにトップガンの卒業パッチと星条旗、ネームタグもトップガンの教官用(写真はイメージ)


1986年の前作『トップガン』では、主人公Maverick(演:トム・クルーズ)は
父の形見のG-1レザージャケットを劇中で着用しており、これが当時大流行しました。
しかしこのジャケットに縫い付けられたパッチがデタラメだったというのも、
マニアの間では有名な話。
そして大佐になったMaverickは、今回の『トップガン マーヴェリック』では
難燃素材ノーメックス製のCWU-36/Pジャケットを着用して登場します。


海軍機ファン、フライトジャケットファンからすれば、なぜこうなってしまったのだろうというG-1。でも当時レプリカがバカ売れしました…。


海外のパッチショップで入手したMaverickとGooseのネームタグ。色はVAW-110のパッチに合わせてあります。


前作ではMaverick/Gooseの所属していたVF-1もIceman/Sliderが所属していたVF-213も
映画オリジナルのインシグニアデザイン
(それぞれVAW-110とVFA-25をベースにしたもの)を採用していましたが
(ただしそのパッチはG-1には付いていませんでした)、
今回Maverickのジャケットの胸には、
試験飛行隊VX-31“Dust Devils”のインシグニアが縫い付けられています
(右腕にはもちろんトップガンの卒業パッチ)。
そういう意味では今回はホンモノらしいジャケットになっていますが、
VX-31と聞くと「トップガンなのになぜ試験飛行隊のジャケットなの?」と思う
詳しい方もいるでしょう。
しかしそこは、映画を見ていただければ「なるほど!」と納得いただける展開が
用意されています。


ジャケットがCWU-36/Pとなるのと同時に、バイクもGPZからニンジャH2へと世代交代します。


また、Maverickのもとで極秘ミッションのために訓練を積む
若きトップガン学生(卒業生)のエビエーターたちも、
各部隊から集まってきたという設定でそれぞれに違う実在の部隊のパッチを胸に付けています。
ただ、スーパーホーネットの飛行隊がそろっているなかで、
PaybackはF-35CのFRS(艦隊即応飛行隊)VFA-125の、
BOBは1995年に解散したF-14飛行隊VF-51(パッチは「VFA-51」に変更されています)の
所属となっているあたり、なにか意味があるのか、興味をそそられます。

また映画の冒頭部分では、カワサキ・ニンジャGPZとともに前作のG-1がアイコニックに登場、
オールドファンを喜ばせてくれます。
しかしこのG-1、公開前にはとあることで物議をかもしました。
前述のとおり、このG-1は同じ海軍のファイターパイロットだった父親の形見という設定で、
縫い付けられたいろいろなパッチのうち、背中には父の経歴を示すと思われる
アメリカ・国連・日本・台湾の国旗をあしらった1963~64年のクルーズパッチ
(ただしこのパッチには駆逐艦の名前が入っており、
パイロットのフライトジャケットには不釣り合いなものでしたが…)が付いていました。
それが撮影・編集を終えた2019年ころにリリースされたポスターや一部の映像では、
そのパッチのデザインが変わり、日の丸と台湾の青天白日旗がなくなっていたのです。
これはおそらく、昨今のハリウッド映画とは切っても切り離せない
中国資本の援助を勘案しての忖度だったのだろうといわれており、
日本の一部のファンの間ではこれを痛烈に批判する声も上がりました。
ただ、映画のスタッフも単に日本と台湾のパッチを外したということではないことが、
替わりに貼られたパッチからも分かります。
そのパッチはVF-1のインシグニアとトムキャットマークが付け足され、
Maverickが3機を撃墜した1985~86年のクルーズのものになっているのです。
つまり、Maverickはこの30数年の間に、
父の形見のジャケットのパッチを一部アレンジしたということで、
前作でトムキャットのパッチなども貼られていたことを考えれば、
彼がパッチを付け替えるのもなんら不思議ではない展開なのです。
とはいえ、本作で登場するG-1、最終的には1986年公開時のままで、
スクリーンに映し出されますので、ご安心ください。


背中のクルーズパッチが一部の嫌中派の人を中心に物議をかもしましたが、私としてはそれ以前の問題だった気もしますし、落としどころはよかったと思うのですが。

なお、このG-1のデタラメパッチですが、海軍パッチ大好きな編集部神野は、
ウィリアム・ホールデン主演の朝鮮戦争を題材にした1954年の映画
『トコリの橋』の衣装として用意されたG-1がベースになっていると考察しています
(一部のパッチが同作品に登場するG-1と重複しているのです)。
同じ海軍の空母パイロットを扱う映画なので、
パラマウントの衣装倉庫から発見されたものを使おうと思ったのでは、という推測ですが、
ただ、比較的シンプルなそのジャケットにスタイリストが物足りなさを感じ、
色合いやデザインだけで余計なパッチを縫い付けてしまって出来上がったのが、
あのMaverick G-1なのではないかと思っています。  (神野)
コメント (2)
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毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
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