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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

世界の傑作機No.179は好評発売中です

2017-05-31 20:02:29 | BLOG×記事

「Fi 156シュトルヒ」と聞いて、「なにそれ? 地味~」
「あんまり知らないし~」と呟いたそこのアナタ。
大きな勘違いをしていませんか?
カタチは華奢で、武装も自衛用の軽機関銃しかもちませんでしたが、
シュトルヒこそドイツ軍の行動の折々になくてはならない存在として
司令部はもとより戦地の多くの士官から重宝がられていたのです。
もともとは前線での連絡、偵察や弾着観測用として導入されましたが、
得意の短距離離着陸(STOL)性能を活かして、特殊作戦にも投入。
幽閉されていたムッソリーニの救出作戦は有名なところですが、
不時着した戦闘機や爆撃機パイロットを捜索して、その地点に着陸、
すぐさま要救助者を収容してふたたび舞い上がるなど、
縦横無尽、八面六臂の活躍を繰り広げていました。
戦場のちょっとした空き地に、凧のようにフワリと舞い降りて、
フワリと舞い上がる、その卓越したSTOL性能を駆使して活動する
本機の躍動的な姿を、未発表を含む多くの写真のかずかずで
存分にお楽しみください。

↓というわけで、佐竹先生によるカバーイラストのボツ作品集です。






『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!
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石塚零戦、準備完了! ※追記あり

2017-05-29 19:34:19 | BLOG×記事

Photo:ZERO ENTERPRISE JAPAN

今週末に予定されるレッドブル・エアレース2017千葉大会でのサイドアクト参加を目指し、
千葉での飛行を戦後初の日本人零戦パイロットとして実施する柳田一昭氏の操縦資格の取得や
日本での再度の飛行に関する作業を進めているゼロエンタープライズ・ジャパンから、
本日までに機体の搬入、組み立て、航空局の検査を無事に終了した旨の連絡がありました。

これで機体側の準備はほぼ整い、後は確認飛行を経て、レースでの飛行が可能となりました。
今週末、オーナーの石塚政秀氏をはじめ多くの関係者の努力が、ついに結実するのです。

追:零戦は30日午前、無事に確認飛行(再来日後の初飛行)を行ないました。
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ブライトリングDC-3、福島周回飛行について(追記あり)

2017-05-25 18:19:41 | BLOG×記事
ブライトリングDC-3の福島周回飛行の時間とコースが発表されています。


26日(金):11時10分~11時40分(福島市内ルート・上図)
      14時20分~14時50分(会津ルート・下図)
      15時40分~16時10分(会津ルート)
27日(土):10時10分~10時40分(会津ルート)
      11時30分~12時00分(会津ルート)
      13時40分~14時10分(会津ルート)
※26日の天候にご注意ください。
※飛行ルート図出典:BREITLING JAPAN

追記
26日の飛行は天候により1回目がキャンセル(タキシングのみ)、2回目、3回目は
フライトを実施したものの、同じく天候の影響で会津地方には向かわず、
空港周辺での飛行に変更されました。
26日夕刻の時点では、明日27日の天候は回復傾向との予報で、
会津ルートのフライトを予定どおり3回実施する計画です。
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レッドブル・エアレース千葉のサイドアクト、続々発表

2017-05-24 17:44:37 | 航空イベント
来週末にいよいよ開催されるレッドブル・エアレース2017第3戦千葉。
アジア人唯一のマスタークラスパイロット、室屋義秀選手の地元での二連覇、
今シリーズのサンディエゴに続く二連勝に大きな期待が寄せられますが、
レースの合間に会場を盛り上げるサイドアクトについてもさまざまな情報が出てきました。

以前にお伝えしたブライトリングDC-3、零戦のほかに、
千葉市消防局のAS365N3「おおとり1/2」、そして陸上自衛隊のAH-64DとUH-1Jも
3日、4日ともに飛行展示に参加することが
レッドブル・エアレース・ジャパンのホームページで発表されています。
とくにAH-64DとUH-1Jについては飛行展示後、ファミリーエリアのヘリポートに着陸し、
地上展示も行なうとのこと。






さらにモーターパラグライダーやFMX、BMXのパフォーマンスも両日行なわれるうえ、
エアレースグッズのブースやスーパーGTのブース、全国のご当地グルメが楽しめる
フードブースなども立ち並び、4日には大会のイメージソングを歌う
GLAYのスペシャルライブも行なわれます。

詳細はホームページをご確認ください。
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ブックスフジ羽田空港店、明日まで

2017-05-19 09:48:19 | BLOG×記事


“飛行機ファンの聖地”とも言われた、羽田1タミの書店「ブックスフジ羽田空港店」が
明日(20日・土)をもって閉店、43年間にわたるその歴史に幕を下ろします。

同書店は場所柄、パイロットや整備士、管制官といった職業の人たちのプロ用専門書に加え
弊社出版物のような飛行機ファンのための雑誌や書籍を多く揃えた“空の本屋さん”でした。
また、航空写真家のサイン会や写真展などのイベントをたびたび開催、
私たち飛行機ファンをいろいろなアイデアで楽しませてもくれました。
私も羽田に旅客機を撮りに行ったり利用する際には、よく立ち寄ったものです。

閉店を明日に控えた先ほど、これまでのお礼を兼ねてお邪魔してきました。
長い間、本当にお世話になりました。ありがとうございました(三井)
コメント (1)
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毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
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