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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

本年もありがとうございました

2011-12-27 12:14:54 | BLOG×記事


本日、12月27日をもちまして、(株)文林堂の2011年業務は終了とさせていただきます。

航空界に目を向けると、今年はボーイング787の就航や、年末になってようやく決まった
F-X選定でのF-35導入など、ビッグニュースがありました。

しかし3月11日の東日本大震災をはじめ、自然災害やさまざまな事件、事故も多い
1年となってしまいました。そのなかで航空機そのものや自衛隊、防災航空の
存在を大きく感じた年でもあり、また米軍の“オペレーション・トモダチ”のほか、
世界各国からのあたたかい支援のありがたみも心にしみた1年でした。

また“オペレーション・トモダチ”パッチの販売では、皆様からの義援金を
日本赤十字社を通じて届けることができましたが、東北地方など被災地の状況を見ても、
復興はまだまだ続くことになります。これからもひとりひとりがその現状を忘れずに、
できることで支援を続けていきたいですね。

新年の業務は1月5日からの開始となります。
今後も皆様に愛される出版物を刊行していきつつ、チャレンジ精神をもって
新しい試みにも取り組んでいきたいと思います。

本年もご愛顧ありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください。




『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!

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ブルーインパルス、2011年の訓練終了

2011-12-23 22:23:46 | BLOG×記事
いよいよ2011年も10日あまりとなってきましたが、22日には11月以降芦屋基地で
移動訓練を実施してきた第11飛行隊ブルーインパルスが、今年の訓練を終えて
松島基地に帰還しました。1300時、芦屋から第401飛行隊のC-130Hで戻ってきた
ブルーのメンバーと第4航空団の支援要員は、航空団司令や基地隊員の出迎えを受けました。





ブルーインパルスは同じ第4航空団の第21飛行隊ともども、3月11日の東日本大震災以来、
本来のホームベースである松島での訓練を行なうことができない状況が続いていますが、
この状況はまだ来年も続くことになりそうです。しかしご存じのとおり、
ブルーは制限された訓練環境のなか8月の千歳基地航空祭から展示飛行を再開、
10月の築城基地航空祭ではフルアクロでの展示飛行を行なうまでになっています。
12月25日には、こうしたブルーの震災から築城基地航空祭までを追ったDVD
『ブルーインパルス2011 絆 ~震災からアクロ復活までの205日』が発売になります。
制作はブルーのサポーター's DVDのリリースでお馴染みのバナプル
当日の博多での事前訓練から、震災に翻弄されるブルーをつぶさに追っています。
部隊提供のHUD映像や空撮、千歳での復活フライト全課目、築城でのフルアクロ全課目など、
マニアも納得の充実した飛行シーンに加え、入間での復活後初1区分展示についても
ノーカットで特別収録されています。しかしこの作品の見どころは
そういう華やかな部分だけではなく、ブルーのメンバーが自分の言葉で語るインタビューや
訓練再開までの地域復興や基地の復旧作業など、いままであまり外に出ることのなかった
メンバーの一面にもあります。
入間での展示まで含めると120分にもおよぶ大作ですが、作品中には胸に迫るシーンも
多くあり、「DVDでブルーのフライトを楽しみたい」というファンのニーズに応える
作品であるのはもちろん、それ以外にもいろいろと考えさせられる1本です。
弊社姉妹会社のインターネットショップ、モノショップでも取り扱っていますので、
ぜひ一度ご覧いただきたいと思います。



また、次号『航空ファン』3月号では、2011年最後の展示飛行である
那覇基地エアーフェスタでの展示飛行に加え、本ブログでも採り上げた
今年の訓練終了の模様を掲載、さらにバナプルの協力を得て、震災から立ち上がった
ブルーインパルスの2011年をチームメンバーの証言を交えて紹介したいと思います。
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被災地支援のさまざまなかたち

2011-12-21 17:59:04 | BLOG×記事
3月11日の東日本大震災で、陸海空自衛隊が10万人規模という過去最大の災害派遣を
行なったことはよく知られていますが、千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地を本拠地とする
第1ヘリコプター団も、主力のCH-47の輸送力を駆使した航空輸送、
中央即応集団直轄部隊としての原子力災害派遣など、多くのミッションを実施しました。

この第1ヘリコプター団に所属するCH-47部隊、第1輸送ヘリコプター群第106飛行隊も
大震災の災害派遣に出動していますが、同隊が行なう“その後の被災地支援”について
今回は紹介したいと思います。



岩手県の大槌町は東日本大震災でも津波で大きな被害を蒙ったことが報道されています。
1,000人を超える死者・行方不明者が出た大槌町でしたが、当地で活動する大槌町消防団は
震災当日防波堤の門扉を閉じ、最後まで住民の避難誘導に従事したものの、
その結果12人の消防団員が亡くなり、2人が行方不明になりました。
屯所や消防車、装備品のほとんどを流され、現在は全国の消防組織から寄せられた
物品・装備を使って復興活動を行なっているそうです。

 写真:大槌町消防団第2分団

第106飛行隊と大槌町消防団は、2005年の山林火災の際、現地展開したCH-47Jの支援や
夜間駐機時の警備などを通じてつながりがあり、今回の震災にあたっても
天皇陛下の現地視察をはじめ、多くの場面で協力関係にあったといいます。

自衛隊の被災地直接支援はほぼ終了していますが、大槌町消防団の困窮状況を知った
第106飛行隊の隊員たちはひとつの「被災地復興支援の別のかたち」を示そうと、
現物支援を決めたそうです。

飛行隊の隊員が用意したのは、同隊が災害派遣を機に製作したTシャツ65枚、
部隊の識別帽5個、飛行隊ポストカード(大槌町向けに制作されたメッセージ入り)約100枚、
そして大槌町消防団のために新しくデザインしたパッチ250枚。
支援物資は、デザインセンスに長けた飛行隊WAC(女性自衛官)が心を込めて描いた
メッセージボックスに入れられ、現地に届けられました。



Tシャツや識別帽は、復興活動を行なう際の衣類にも困っているという話を聞いて
隊員有志が用意したもの。

また新デザインの消防団パッチは、飛行隊の隊員と同隊がパッチ製作を依頼している
シンパッチで原案を作成、消防団の方々のアイデアも入れつつ、完成したそうです。



中央は大槌町のマーク、「絆」の文字の入った日の丸のバックには白でCH-47の
シルエットが描かれていますが、当初通常の白地に日の丸のデザインを提案したところ、
消防団から「バックにチヌークを入れてほしい」とのリクエストがあったといいます。

 写真:大槌町消防団第2分団

飛行隊の担当者は、「私たちの災害派遣活動やこの支援は、国民の皆さんや
多くの航空機ファンの皆様のご理解、ご協力があったことで実現したと思っています」
と話してくれました。1月発売の『航空ファン』3月号でも、誌上でこの支援について
紹介したいと思っていますが、第106飛行隊担当者からは、同隊が製作した
災害派遣時のスペシャルパッチや新デザインの飛行隊パッチを、読者の皆さんにも
プレゼントしていただけるということなので、こちらもお楽しみに。
また現時点では詳細は未定ですが、大槌町消防団のパッチについても
製作を担当したシンパッチで、義援金付きでパッチを販売することも検討中だそうです。

東日本大震災からすでに9ヵ月が経過していますが、復興のための活動は継続中で、
冬を迎え、被災地ではまだまだ不自由なことも多いのが現状です。
私たちはそうした人々のことを忘れないように、今後もできることで
支援していくことを続けていかなければいけないと、あらためて感じさせられました。
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F-X、F-35に決定! 

2011-12-20 20:25:31 | BLOG×記事


本日12月20日午前、ついに航空自衛隊次期戦闘機(F-X)がF-35Aに決定したという
発表がありました。

4月のRFP(提案要求書)発出をうけてロッキード・マーチン、ボーイング、
BAEシステムズの各社からそれぞれF-35A、F/A-18E、ユーロファイター・タイフーンの
提案が正式に提出されたのが9月。「早ければ11月中にも」などといった
観測を示すメディアもありましたが、実際には選定作業をギリギリまで行ない、
来年度予算に盛り込むためになんとか今月中に間に合わせたかたちの
閣議了承となりました。

じつは明日発売の2月号の編集作業の最中も、この発表がいつになるのかと
やきもきしながら情報を集めていましたが、今回のF-X選定では
防衛省内の緘口令も非常に厳しく、ほとんど情報が入ってこないのが現状でした。
そうこうするうちに「12月9日に閣議了承を経て正式決定か」という話が流れてきて、
それがさらに「13日らしい」ということに。
2月号の締め切りが迫るなか、「どうやらF-35でほぼ決定的らしい」といった
方向性は見えてきましたが、月刊誌の場合、校了(編集作業をすべて終えて
印刷所にデータを渡すこと)から発売までに、どうしても1週間前後のタイムラグが
生じてしまいます。校了の時点ではまだ決まっていないものを
「F-35に決定!」とは報じられませんし、もしひっくり返るようなことがあれば
航空専門誌としては大変不名誉なことです。

そこで編集部では、本文記事中で締め切り直前までの状況からF-35がほぼ決定的
(あるいは内定)であることを伝え、表紙ではそのことを大々的に触れるバージョンと、
F-35決定をまったく匂わせないバージョンの2種類を用意することに。
この時点では13日の閣議了承もなくなっており、16日に発表されるという観測が
出ていたことから、最悪の場合2つの表紙を印刷しておいて、16日の製本の段階で、
F-35バージョンとノーマルバージョンのどちらかを使用する方法はどうか、とまで
考えました。
結局13日の時点でほとんどの新聞、テレビ、通信社が「F-35採用の方針」といった
情報を流したことから、編集部としてもノーマルバージョンの表紙を
選ぶことはなくなったのですが、ふたを開けてみれば16日には
福島第一原子力発電所の冷温停止にともなう収束宣言が発表されたことで
安全保障会議と閣議了承は行なわれず、正式決定は今日までずれ込んだというわけです。

今月号の表紙にはそういった裏ストーリーがあるのですが、航空雑誌としては
やはりF-Xの決定という大ニュースを、なんとか年内中にお届けしたいという思いがあり
(月刊誌ですから、これを逃すと1月21日の発売号となってしまいます)、今回は
久しぶりにギリギリのせめぎ合いとなりました。こうした時間いっぱいの攻防が
できた影には、ライターやカメラマンの皆さん、印刷所の皆さんの協力があったことは
言うまでもありません。
2月号ではほぼ決定という状況を表紙でも紹介できたので、とりあえずは一安心、
F-Xの機種決定に関する詳細な報告は1月発売の3月号で掲載したいと思います。

ということで、今回残念ながら採用にはならなかった、幻の表紙がこちら。
田中克宗カメラマンが新田原で捉えた、F-2Bの迫力の機動飛行の1カットです。







『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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UCCのブルーインパルス付き缶コーヒーは明日発売です

2011-12-18 14:31:13 | 告知&ニュース


以前本ブログで紹介したUCCのキャンペーン、「希望の翼 ブルーインパルス スカイコレクション」
ついに明日12月19日、全国のコンビニエンスストア各チェーンで発売となります
(追記:一部店舗では取り扱いがなかったり、入荷が遅れるところもあるようです)。

詳しくはリンクページをご覧いただくとして、対象商品は写真の2つとなります。


UCC BLACK無糖プラチナアロマ HOT LIMITED VER.R缶275g


UCC THE CLEAR無糖 MILK R缶270g

そして通常の缶コーヒーのキャンペーンとは違い、ボトルタイプの缶なので、
模型は下の写真のような紙箱にいくつかのパーツに分解されて入れられ、首の部分に
掛けられて陳列されることになります。



既報のとおり、F-86F、T-2、T-4と3世代にわたるブルーインパルスの機体が
細かなディテールやマーキングまで再現されて登場します。
皆さんもぜひそろえてみて下さい(下写真以外に11SQ創設10周年記念塗装T-4もあり)。






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