映画『空軍大戦略』のテーマ曲を思わず口ずさんでしまいそうになりませんか?
そう、そんなカバーイラストのNo.186は本日29日に全国で発売となります。
さて、ハインケルHe 111といえばわれわれ日本人はほとんどが、
やはり、あの映画『空軍大戦略』を思い浮かべることでしょう。
そして今回佐竹先生に描いていただいたのは
そのバトル・オブ・ブリテンの前哨戦となった「ダンケルクの戦い」において
フランス北部沿岸ダンケルク上空で繰り広げられたと思われるワンシーンです。
ダンケルクといえば2017年公開、C. ノーラン監督の映画『ダンケルク』があります。
すでにフライアブル機のないHe 111は、劇中に大型のラジコンではありますが、
随所に登場してきて、逃げ惑う兵士の頭上に爆弾を落としつつも
スピットファイアにバッタバッタと墜とされて、まるでいいところがありませんでした。
続くバトル・オブ・ブリテンでも映画で再現されていたとおり苦戦を強いられ、
その後のドイツ第三帝国の衰退を地で行くかのように減耗していきます。
本号では、そうした悲壮感あふれる本機の戦いぶりはもちろん、煌めきを放った
デビュー当初の姿から、これまであまり紹介されることのなかった作戦行動、
独創的な装備や兵器のかずかずを、未発掘資料をもとに細かく解説。
そして日本では遠いかの地での出来事であり、馴染みも薄い
ダンケルクの戦いをはじめとしたヨーロッパでのかすかずの戦闘、さらに
有名なバトル・オブ・ブリテン、バルバロッサ作戦ついても詳しく触れています。
この機会にぜひご購読くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
↓ 恒例の佐竹先生のボツカバーイラスト、一挙紹介です
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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