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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

「写真を磨く」作例募集の締め切り迫る

2022-02-24 20:02:40 | 告知&ニュース




連載「写真を磨く」の第13回作例募集の締め切りが迫っています。
以下、3月号および4月号(P.143)でご案内した募集記事を再掲載します。
※上記写真は4月号掲載のi.mさん作品(上が元画像、下が磨きの完成画像)。
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航空イベントの空白とエアラインの暗黒に終わりの兆しが見えないなか、日本のファントムは終焉を迎え、オリジナルのYS-11も去って行った。だがその間空を見上げる人びとに明るい救いをもたらしてくれたのはほかでもないブルーインパルス。今春の「写真を磨く・特別編」のテーマは「ブルーインパルス 2020/2021」である。医療従事者への感謝飛行、オリンピック・パラリンピックでの記念飛行、各地での祝賀飛行、そして松島基地での訓練風景など2020年と2021年に撮影されたブルーインパルスの写真を募集する。ガンガン磨くので、どんどん応募していただきたい。

もちろん毎月1点を採り上げる定例の「写真を磨く」への応募も同時に受け付ける。記録性の高い写真、冒険心や遊び心にあふれる写真、そして作品狙いの写真など、いろいろな写真を送っていただきたい。特別編、定例編ともに採用された読者には掲載誌が贈呈され、筆者が磨き上げた画像データをプレゼントする。A4版以上の大サイズプリントに耐えるTIFFデータで、印刷誌面とはひと味違う本物の画像データだ。

「写真を磨く」は写真コンテストではない。最高の瞬間が撮れたと思ったのに後で画像を見るとどこか冴えない、そんな写真を採り上げる場である。ターゲットがファインダーの中で迫りくるとき、われわれは冷静ではいられない。いや、自ら進んで高揚の中に身を投じることもあるだろう。そんな自分をなんとかコントロールしてシャッターを切る。その至高の瞬間、自分が飛行機に感じた魅力は必ず画像に捉えられているはずだ。問題はそれをしっかりと写真としてものにできるかどうかにある。これが自分の力でできれば、航空写真は間違いなくもっと面白くなる。「写真を磨く」が目指すところはまさにここにあるのだ。

“写真を磨けば輝き始める”こと、そして“どうやって磨けばよいか”が分かるのが、連載11年目に入った「写真を磨く」だ。記事ではデジタル画像をRAW現像・編集ソフトウエアで仕上げる手順をていねいに追う。どんな写真に仕上げたいのか、それはなぜかを語り、カメラ、レンズ、デジタル画像の技術面に触れ、撮影のヒントを示す。ポイントとなる手順や微妙な仕上げの方法については、実際のPC操作画面を添えて説明するので、自分で試すときの参考になるだろう。

作例写真の採用は新人を優先する。だからこれまでためらっていた方は思い切って応募していただきたい。もちろんリピーターの方も大歓迎だ。みなさんの応募を心からお待ちしている(講師・元井英貴)。

●募集要領
• 対象画像: 自分で思うように仕上げられない画像や、エキスパートの仕上げを希望する画像をお送りください。コンテストではないので“うまい写真”の必要はありません。
• 被写体: 定例テーマ「航空機または航空に関するシーン」 + 特別テーマ 「ブルーインパルス2020/2021」
• 使用カメラ: デジタル一眼レフカメラまたはミラーレス一眼カメラ(メーカーと機種は自由)。
• 応募点数: 各テーマひとり7点以内。
• 応募画像データ形式: RAWデータ※未編集データで、Exifデータが付いていること。
• 応募方法: 画像データをCD、DVD、BDなどのディスクメディアに収納して送付。撮影場所、氏名、メールアドレス、住所、電話番号を添えてください。
• 採用時に本名ではなくニックネームの掲載希望の場合はその旨明記してください。
• 作品募集期間: 2022年2月28日(月)までに下記着。
• データ送付先: 〒164-0001 東京都中野区中野3-39-2 ㈱文林堂「航空ファン・写真を磨く」係
• 応募画像の取り扱い: 編集部で画像を管理、不使用画像および使用済み画像のデータを消去。ディスクメディアは返却しませんのでご了解ください。
• 採用発表: 採用された読者に編集部から事前通知。
• 使用ソフトウェア: 各カメラメーカーの純正ソフトウェア(例 :Nikon NX Studio、Canon Digital Photo Professionalなど)またはAdobe Photoshop Lightroom CC。ご希望があれば応募時に明記してください。
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「BB-8 ANA JET」退役で臨時便を運航

2022-02-24 17:33:52 | 告知&ニュース

© &TM Lucasfilm Ltd.

© &TM Lucasfilm Ltd.

© &TM Lucasfilm Ltd.
ANAがスター・ウォーズ・プロジェクト第三弾として2016年3月にデビューさせた
「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300ER/JA789A)が退役することになり
最終日の3月31日に「ありがとうBB-8 ANA JETラストフライト」として
国内線で臨時便を運航することが発表されました。

対象便は3月31日(木)の
羽田9:10発・那覇12:00着のNH1423、那覇12:50発・羽田15:10着のNH1426
羽田16:40発・新千歳18:10着のNH1413、新千歳19:15発・羽田20:50着のNH1414
の2往復、計4便です。

なお同機は国際線仕様のため、プレミアムクラスはファーストクラスの座席となります。
また対象便利用者にはオリジナルグッズや搭乗証明書をプレゼント。
詳しくは https://www.ana.co.jp/ja/jp/notice/notice_035.html まで。




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トンガ海底火山噴火被害の自衛隊救援活動、無事活動終了へ

2022-02-22 21:39:27 | BLOG×記事
発売中の『航空ファン』4月号では「自衛隊航空2022」と題して
来年度予算を含めた自衛隊の最新情報を紹介していますが、
自衛隊は1月15日に発生したトンガのフンガトンガ・フンガハーパイ海底火山の
大噴火被害によるトンガ王国への救援にも出動しており、
誌面では表紙を含め、この活動についても写真を掲載、リポートしています。



同じ太平洋に面する国家としてトンガと日本の関係は良好で、今回の派遣についても、
日本国内とトンガ双方で、好意的な反応が多かったようです。

そうしたなか、自衛隊はJTF「トンガ王国国際緊急援助活動統合任務部隊」を編成、
航空自衛隊は1月20日、海上自衛隊と陸上自衛隊は1月24日に日本を出発、
援助物資の輸送などを実施しています(空自C-130Hは2月10日に帰国、
陸自と海自の隊員を中心とした「おおすみ」の輸送部隊は2月12日に任務を終えトンガを出港)。

雑誌の性格上航空機に特化して紹介しますが、
空自からはC-130HがオーストラリアのRAAFアンバーレイに展開し、
日本とオーストラリアをC-2で物資空輸し、オーストラリアからトンガまで
C-130Hが4回の空輸任務を実施したほか、
輸送艦「おおすみ」からは陸上自衛隊第1ヘリコプター団第1輸送ヘリコプター群第105飛行隊の
CH-47JAが艦と空港の間で飲料水などの空輸を行なっています
(そのほか、港で陸揚げした荷物や、LCACで運んだ物資も多数)。
こうした活動の一部は前述のとおり、4月号でもご案内していますので、ぜひご覧ください。









なお、オーストラリアまで行けばトンガはすぐそこ、と思われがちですが、
じつはアンバーレイからトンガまでは3,000km以上離れており、
C-130Hはアンバーレイを夜明け前に出発、片道5時間以上かけて
トンガまでフライトしていたようです
(正式発表はありませんが、その距離ですので途中フィジーなどで
給油も実施したのではないかと思われます)。
ここで写真を紹介したC-130Hの機窓からの星空が、
広大な南太平洋でのロングフライトを想像させます。



なお、今回誌面では(本欄の写真も)一部オーストラリア国防省発表の
写真を掲載しましたが、リリースされた写真のなかに、
いつも取材などでお世話になっている小牧基地の広報班長の姿も発見しました。
班長はC-130Hのナビゲーターを兼任しているため、
今回の派遣ではクルーとして、そして広報班員として従事したと思われますが、
いつか今回の派遣のエピソードを伺ってみたいものです。

※写真提供:Austrarian DoD、統合幕僚監部




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「航空ジャンク市」、中止

2022-02-21 11:52:17 | 告知&ニュース
4月号P.140でご案内した、3月5日(土)、6日(日)開催予定の
航空科学博物館「航空ジャンク市」ですが、コロナ禍対応のため
中止となることが発表されました。
http://www.aeromuseum.or.jp/
1月に続いての中止は残念ですが、コロナ禍の収束と
次回の開催を期待したいと思います。
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「航空祭の集い in 静岡駅ビル・パルシェ」明日から

2022-02-18 15:26:53 | 告知&ニュース



空自ファン向けの航空祭限定グッズを企画・販売するドリーム・キャンバスが
静岡県内のプラモデルメーカー、プラッツ、アスカモデルとコラボし
JR静岡駅ビル「パルシェ」に航空祭売店を設営して展示即売会を行ないます。

空自および航空祭ファンに、中止が相次ぐ航空祭の雰囲気を楽しんでもらおうと
静浜基地や浜松基地の所在する静岡で「航空祭の集い」を開催するもので
これまで航空祭や各地のイベントスペースで行なってきたグッズ販売に加えて
今回は模型作品の展示および模型製作の実演を行ないます(最終日の2月27日に予定)。

1/144スケールの戦闘機プラモデルキットの販売や精巧に作られた作品を展示して
プラモデル作りの楽しさやモノづくりの大切さを「模型の街、静岡」から発信します。
会場では商品購入者対象のプレゼント企画(オリジナルコースター、数量限定)もあります。



日時:2月19日(土)~2月27日(日)、10:00~20:00
場所:JR静岡駅ビル「パルシェ」5Fイベントスペース
問い合わせ先:ドリーム・キャンバス(鈴木)
☎03-6260-9185、eメール:info@dream-canvas.com
URL:https://dream-canvas.com
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