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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

世界の傑作機No.152 ユンカースJu 87スツーカは明日発売です。

2012-11-29 20:40:24 | BLOG×記事



全国のWWII ドイツ機ファンの皆さん、大変お待たせいたしました。
前版のNo.11が絶版になって幾歳月。新版はいつでるのか? との声にお応えして
このたびやっと全リニューアル版のスツーカ特集の発売と相成りました。

今回の目玉は、なんといっても増ページにより充実したカラーページ。
当時のカラー写真によるスツーカの姿や、現存機のディテールは圧巻。
また小泉プロダクションによる精緻なカラー塗装図は目にも鮮やかです。
モノクロ写真解説も、本邦初公開の写真も含めたその掲載点数は、
国内では他の追随を許さないものと自負しております。
また今回は掲載サイズにも留意してなるべく大きく写真を配列するようにしました。

折り込みポスターが2点付いて、カラーとモノクロページを増やした関係上、
若干定価をアップさせていただいておりますが、
是非ともご購読くださいますようお願いいたします。
書店さんで手にとっていただければ、
そのボリュームを実感されることと思います。






『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!
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11月28日

2012-11-28 20:30:56 | 編集長日記
毎度、近場取材担当の三井です。今日は所沢です。
昨日と今日は、所沢航空発祥記念館で公開された零戦の取材でした。
今日は機体の外観が完成し、昨日同様エンジンテストを行ないました。
ところで、今日アップした写真はスタッフの出勤の様子です。
プレーンズ・オブ・フェイムからは3名が機体と一緒に来日しましたが、
全員、朝は宿泊先のホテルから西武線を利用して通っています。
日本の鉄道は時間に正確ですし、交通渋滞もありませんから、とか。



右(先頭)から、ジョン・ヒントンさん、ジョン・マロニーさん、
コーディネーターのマサさん、スティーブン・ヒントンさんです。
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栄エンジン付き零戦、組み立て作業を公開

2012-11-27 19:07:46 | BLOG×記事


所沢航空発祥記念館で12月1日から(本館内での展示は4日から)展示される
米プレーンズ・オブ・フェイム博物館所有の栄エンジン付き零戦が公開され、
取材陣や招待者らを前に組み立て作業やエンジンテストなどが行なわれました。
昨日早朝、記念館に運び込まれた零戦は昨日のうちに前後の胴体を接合し、主脚を装着、
今日はエンジンと水平尾翼の設置などを予定していましたが、予想以上に作業が進み
エンジンの配線も完了したことから、エンジンのテストランを行なうことになったのです。
1995年の来日以来、17年ぶりに力強い栄エンジンの音が秋の空に響き渡りました。



なお、同機の今後の予定は、12月1、2日にエンジン始動見学会を実施(一日3回)、
4日から本館内特別展示場で3月29日まで約4ヵ月間公開(静止展示のみ)。
3月30、31日に再度のエンジン始動見学会を実施、4月1、2日には分解作業を公開する予定です。
リポートは12月21日発売の『航空ファン』2月号でたっぷりお届けします。
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1月号掲載LR-1ニュースの新情報

2012-11-23 09:51:47 | BLOG×記事
現在発売中の『航空ファン』1月号、リーダーズリポートP.119で紹介した
那覇駐屯地の保存展示機、LR-1について、新情報が入ってきたので
補足と訂正をさせていただきます。


写真:HORNETS'80

掲載したいわゆる沖縄塗装のLR-1ですが、これは本誌誌面上でも解説したとおり、
これまで同所にあった迷彩塗装の22005に替わって新たに展示された機体です。
ただしこの機体、実際には機体に書かれたシリアルの22019ではなく、22016で、
本物の22019は現在も木更津駐屯地の第1ヘリコプター団連絡偵察飛行隊に所属、
現役で飛行中であることが確認されました。


写真は10月13日、木更津航空祭で祝賀編隊飛行終了後に地上展示された本物の22019。
1月号編集時点でこの写真をきちんと確認しておけば、那覇の機体の件についても
疑問が生じたのですが、発売後にこの矛盾が発覚したため、誌面で紹介できませんでした。

なお、本物の22019については、リーダーズリポートで紹介しているとおり5月時点で
航空学校宇都宮校に配備されていましたが、その後現在の連絡偵察飛行隊に配置換えと
なったようで、機体のコードも写真のとおり「LR」に変更されています。

ではなぜ那覇の保存展示機が22019のシリアルになったのかという疑問ですが、
同機は那覇で運用された最後のLR-1で、部隊を離れる直前、LR-1としての最後の
急患空輸任務も同機が実施したから、という理由からだそうです。
ちなみに2010年8月号P.36~で同機の那覇出発をリポートしていますが、その記事を
ご覧いただければ分かるとおり、同機最後の運用期には部隊はすでに第15飛行隊に
改編を完了しており、「XV」のコードや垂直尾翼の沖縄のマークも、沖縄塗装のLR-1に
実際に塗装されていたものでした。この件についてもお詫びして訂正いたします。

ところで、陸上自衛隊では航空機の配置換えがあると、部隊コードを書き直していますが、
そのコード書き換えは整備のタイミングなどで行なわれるため、実際の運用部隊と
コードが一致しないケースが多く発生します。12月号で紹介した丘珠駐屯地の行事で
急患空輸デモを実施したLR-2も、実際には北部方面航空隊本部付隊に配置換えされた
機体だったとのことです。
ただし、編集部としては今後も確実な根拠がある場合を除いて、原則として
機体の塗装をもとに所属・運用部隊を判断することとします。イベント紹介ページの
地上展示機リストなどもこれに倣って紹介していきたいと思います。
コメント (1)
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土曜日は芦屋基地航空祭

2012-11-22 09:55:01 | 航空イベント
先週末、18日のエアフェスタ浜松(浜松基地航空祭)は晴天に恵まれ
12万人もの入場者が集まったといいます。基地の立地条件、開放面積や交通アクセスを
考えると、浜松の12万人はかなりの盛況で、内容もそれに見合ったものでした。

さて、そして今週末11月24日(土)には、福岡県の芦屋基地で航空祭が予定されています。
芦屋といえば第3術科学校とともに第13飛行教育団が配備されており、赤白のT-4で
ジェット操縦課程(前期)を行なう西のT-4ベース。東日本大震災以降、
津波の影響で松島を使用できないブルーインパルスが移動訓練の拠点としていることで
最近は有名です。



航空祭では午前中に地元13飛教団のT-4を中心とした飛行展示が予定されており、
午前と午後に芦屋救難隊のUH-60J、U-125Aが救難展示を、昼前後にF-4EJ改、F-15、F-2が
リモートで機動飛行を行なう予定です。
そしてブルーインパルスは1340時ごろからの展示飛行を予定。来年2月に今年度最後の
展示飛行が計画されているものの、今回が年内の、そして航空祭での最終展示となります。
さらに当日は、地元出身のロンドンオリンピックの銀・胴メダリスト、
水泳平泳ぎの鈴木聡美選手が一日基地司令として登場を予定しています。

ブルーインパルスといえば、エアフェスタ浜松でも弊社のブルー関連出版物
『ブルーインパルス―黒澤英介写真集』と『ブルーインパルス2013カレンダー』を
販売しましたが、おかげさまで入間に続いて浜松でも写真集は売り切れと、
大好評をいただきました。
今回は事実上現在ブルーが本拠地としている芦屋ということで、やはりいくつかの
販売テントに弊社の商品を取り扱っていただく予定にしています。
基地南門に近い旧本館前売店地区ではもっとも南側のMOコーポレーション、リッチの
2店舗のほか中央付近のたかき洋服店、正門から進んだ施設課前駐車場売店地区では
さくら興業で、写真集とカレンダーが販売されます。
今シーズン、直接ブルーのメンバーと会える最後のチャンスでもあるので、
これらの商品にサインをもらってみてはいかがでしょうか。

なお、松島基地の復興も進んでいることもあり、芦屋基地の広報のコメントによれば
「ブルーが移動訓練の母基地として芦屋基地航空祭に参加するのは今回が最後かも」
とのこと。戦闘機の地上展示こそありませんが、ブルーやレッドドルフィンを応援しに
皆さんも芦屋に出かけてみませんか。

なお、基地内には駐車場は用意されませんが、周辺には芦屋競艇場、
イオンスーパーセンター岡垣、芦屋海浜公園、芦屋港湾地区に臨時駐車場が
設置される予定で、遠賀川駅、芦屋競艇場、イオンスーパーセンター岡垣からは
臨時バスも運行されます。
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