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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

松島でF-2訓練部分的に再開

2012-04-20 13:10:40 | 告知&ニュース
昨日(4月19日)、宮城県の松島基地でF-2の飛行訓練が震災以降初めて
実施されました。

関連ニュースリンク
NHK WEB
河北新報

第4航空団の第21飛行隊では、松島基地が津波被害で使用できない状態だったことから
青森県の航空自衛隊三沢基地で移動訓練を実施していますが、
基地の一部機能復旧をうけて、この日飛行隊長の浜 博志2佐操縦のF-2Bが
数回のタッチ&ゴーやゴーアラウンドなどを実施したもの。

明日発売の『航空ファン』6月号では、これに先立って10日に実施された
確認作業の取材を掲載しています。
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『航空ファン』6月号、心神とEA-18Gを特集

2012-04-19 11:22:17 | 告知&ニュース
先日の『エアショーガイド2012』に続いて、『航空ファン』6月号も今週末、
4月21日に発売となります(一部発売の遅れる地域もあります)。



今月は2つの大きなテーマを並行して特集します。
まずは発表当初国産ステルス戦闘機かと話題になった通称「心神」(しんしん)こと
先進技術実証機。技術実証試験のため、ついに三菱重工業で製造が開始された
構造試験機の「鋲打ち式」(組み立て開始行事)を緊急速報します。
次期戦闘機F-X選定に難航した経緯もありますが、将来的に国産戦闘機の導入を
期待している航空関連・自衛隊関係者も多く、先進技術実証機に対する
ファンの注目度はつねに高いのが現状です。今回は鋲打ち式典取材に加え、
「心神」計画の歩みや今後の実証機のスケジュールを紹介、
さらに「次世代ステルス戦闘機に求められるもの」というテーマで
今後の戦闘機開発に関する解説ページも設けて大特集します。
もう1つの特集は、厚木基地に配備された米海軍の新型電子戦攻撃機EA-18Gグラウラー。
現代の航空戦闘に必要不可欠の電子戦機の最新バージョン配備をリポート、
その能力を分析します。こちらは表紙と巻頭カラーに加え、10ページの解説記事を掲載。
さらに特別付録としてVAQ-141のEA-18Gショルダーパッチを封入します
(来日記念バージョンパッチの誌上限定販売もあり)。


付録のVAQ-141ショルダーパッチ


誌上販売では同隊の日本配備記念パッチがゲットできる

このほかカラーページでは徳永カメラマンのベルギー空軍の救難捜索ヘリMk.48、
中野カメラマンのスイス空軍F/A-18とF-5E/Fアルプス取材、
黒澤カメラマンの震災後初めて松島に着陸したF-2のリポート、
洲崎カメラマンの新連載“欧州見聞録”と豪華ラインナップに加え、
小松基地50周年記念式典とF-15スペシャルマーキングや
JAXAの最新実験用航空機「飛翔」なども紹介します。

さらにJALボーイング787の1、2号機引き渡しと日本到着や
2012シーズンへ向けて訓練中のブルーインパルス(連載もあり)、
川崎重工がOH-1ベースで開発することになった陸上自衛隊次期汎用ヘリUH-X、
映画撮影で日本へやって来るダコタ(AC-47スプーキー)のストーリーなど、
今月も多彩な話題が満載です。

※VAQ-141ショルダーパッチが付いて特別定価1,350円(税込)です。




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三沢航空科学館、零戦2機の揃い踏み

2012-04-17 21:04:42 | 告知&ニュース




青森県立三沢航空科学館では、今日(17日)から、今年の東映正月映画として封切られた
『聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―』(主演:役所広司)で
撮影に使用された零戦21型(レプリカ)の展示を開始しました。
同所には、2010年3月から行なわれている企画展「零戦がやってきた!」のために
佐賀県の地球市民の会から借り受けている零戦52型(レプリカ)が展示されており、
これによってタイプの違う2機の零戦の揃い踏みとなったわけです。そのほか、
小川原湖から引き揚げられた零戦のプロペラ、左主脚部などの展示や、
土日のエンジン始動(52型)も引き続き行なわれています。GWも間近、
2機の主翼を見比べてみるのも一興です。展示は6月24日(日)まで。
詳しくはこちらをご覧ください。

*2機のうち、佐賀の零戦52型は5月20日までの展示となりました。よって、以降は21型だけの展示です。ご注意を。なお、9月末以降に21型のみ再展示の方向で調整中とのことです。
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お子さんと楽しめるブルーのDVD

2012-04-17 15:25:21 | BLOG×記事
「Blue Impulse, Beyond 311―東日本大震災とブルーインパルス」という連載が
『航空ファン』4月号から掲載されているのはご存じかと思いますが、
この連載にあたり協力をいただいているのがDVD制作会社のバナプルです。
ブルーインパルス50周年記念作品『Blue is Blue』や昨年の東日本大震災からの
復活を追った『絆』、1年ごとにリリースされる『サポーター's DVD』など、
ブルーやその周辺をていねいに取材してまとめた作品はどれも見応えのあるものばかり。
『航空ファン』の連載では、そうした取材のなかで、バナプルだけが聞くことのできた
さまざまなサイドストーリーを紡いで紹介しています。


そんなバナプルが、満を持して子供向けのブルーインパルスDVDを発売します。



題して『きみもブルーインパルス』。ナビゲーターとしてイルカのキャラクター、
ドルフィンが登場して、チームメンバーとともにブルーインパルスの展示飛行や訓練、
T-4練習機や操縦法を分かりやすく説明してくれるほか、自衛隊の基地で見られる
はたらくクルマなども紹介します。

内容は子供向けとはいえ、空撮を含めたアクロシーンもたくさんあり、ヒコーキマニアの
お父さん、お母さんも楽しめること間違いなし。ぜひシーズンインを前に
親子でブルーインパルスの“予習”をしてはいかがでしょうか。

なお、オマケとして裏面に課目の解説が印刷された黒澤英介カメラマン撮影の
ブルーインパルスカードが6枚封入されていますが、カッコいいからと言って
お子さんから取り上げないようにしてくださいね!!



このDVDを含め、バナプルのブルーインパルス関連タイトルは弊社姉妹会社の
インターネットショップ、mono shopでも取り扱っています。

また、21日発売の『航空ファン』6月号では、2012シーズンを前に芦屋で訓練に励む
ブルーも紹介予定ですので、こちらもお楽しみに。




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自衛隊のコンビニDVD、ご覧になりましたか?

2012-04-16 18:21:43 | BLOG×記事
以前本ブログでもコンビニエンスストアで販売される陸海空自衛隊のDVDについて
紹介しましたが、販売元のリバプールではその第2弾を東日本大震災からちょうど1年の
3月11日に発売、現在全国のセブンイレブン、ローソンに並んでいます。



『航空ファン』4月号P.121ページでも紹介した『知っておきたい!』シリーズは、
昨年秋にリリースされ、シリーズ累計5万本というこの手のDVDとしては大ヒットを
記録した『自衛隊の力~すべては安心のために』シリーズの続編で、
それぞれの自衛隊のもう少し細かな部分を掘り下げるような内容となっています。
価格は前回同様それぞれ1,980円(税込み)と入手しやすい設定のまま、
内容は各巻約60分と、前シリーズよりも1.5倍以上のボリューム。

前作は自衛隊がどんな組織で、日頃どんな訓練を行なっているかを紹介しましたが、
今回は3自衛隊の主要組織にスポットを当て、『知っておきたい!~航空自衛隊』では
戦闘機部隊と歴代航空自衛隊戦闘機を紹介、現役の戦闘機はもちろん、
F-86FやF-104などの名機の貴重な映像も収録されています。
F-Xとして導入が決まったF-35に関しては岡部いさく氏が詳しく解説してくれます。
ちなみに『知っておきたい!~海上自衛隊』は潜水艦と対潜作戦、
『知っておきたい!~陸上自衛隊』は第1空挺団とレンジャーがテーマで、
各作品ナレーションは前回同様テクニカルイラストレーター、声優として活躍する
天神英貴氏が担当しています。

また、以前からアナウンスされていた自衛隊の東日本大震災における災害派遣を記録した
『絆~キズナノキオク』というタイトルのDVDも、4月25日に同じくリバプールから
リリースされることが決定しました。



こちらは今回の災害派遣活動に特化した作品で、3自衛隊が現地で記録した映像に
取材班が独自に記録した映像をまじえ、さらに災害派遣で実際に作業を行なった
さまざまなセクションの隊員26人にインタビューを敢行、これまで語られなかった
派遣時の実情を紹介しています。
こちらはなんと本編122分と2時間以上のボリュームで、3自衛隊が140日間の
派遣のなかでどのような任務を行なってきたかを細かく解説。そしてナレーターは
声優の山寺宏一氏が担当します(価格は税込み1,500円)。

どちらの作品とも売り上げの一部は義援金として被災地に送られるとのこと。
今年3月ごろはテレビも新聞も東日本大震災から1年ということでこれをテーマとした
番組や特集ばかりでしたが、いまはといえば瓦礫処理のための全国自治体の
受け入れ問題が話題になる程度で、被災地のことが置き去りにされている気がします。
もちろん自衛隊ばかりが東日本大震災で活躍したわけではありませんが、
震災を忘れずにいるというのは大事なこと。タイトルの『キズナノキオク』とは
まさにそういった提言からきているのかもしれません。

日本のすべての人が、本当の復興をめざしてまだまだ力をあわせなければなりません。
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