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スカイネットアジア航空、新ブランド「ソラシド エア」で再発進

2011-05-16 10:31:03 | BLOG×記事
1997年に東京と九州を結ぶエアラインとして設立され、
2002年の東京-宮崎線への就航を皮切りに、現在では
東京-宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分の5路線、
沖縄-宮崎、熊本、長崎、鹿児島の4路線で一日54便を運航している
スカイネットアジア航空が、新ブランド「ソラシド エア」として
生まれ変わることを発表しました。


ロゴのコンセプトは「人と人とが向き合うとき、笑顔が生まれる」。垂直尾翼
のロゴマークは、2色のグリーンで人が向き合っている姿と、同時に全体で
大きな笑顔を表わしている。ピスタチオグリーンは緑豊かな九州をイメージ
して採用された。


このほどスタートさせた中期事業計画(2年計画)では、
新型機としてボーイング737-800を6機導入する予定ですが、
今回のCI はこれにタイミングを合わせたもので、7月中旬に就航の1号機以降、
新型機はもちろん既存の機体にも順次新しいカラーリングが施され、
客室乗務員や地上スタッフのユニフォームなども一新されるそうです。
-800型機の受領予定は1号機に続き11月、2012年3月に各1機ずつと
2012年度中に3機で、その間に現有のボーイング737-400 10機のうち3機を返却、
2年後の-800型機6機、-400型機7機の計13機態勢を目指すとのことです。


キャビンも明るいイメージ。ボーイング社のスカイインテリア(LED)を国内で
初めて採用した。


5月12日、羽田空港第2旅客ターミナルで行なわれた発表会では、
日本のエアラインとしては非常に珍しい「ソラシド ピスタチオグリーン」という
グリーン系のコーポレートカラーと、英語表記のブランドロゴを
機体側面と下面にまで記入するという大胆な機体デザインが注目を集めたほか、
斬新なデザインの新ユニフォームもアピール度充分。
居合わせた空港利用者にも好評のようでした。


グレイを基調に、ピスタチオグリーンのアクセントを配した新ユニフォーム。 

なお「ソラシド」とは、新ブランドのコンセプトである
「空(ソラ)から笑顔の種(シード)をまく。」からとった造語で、
同時に音階の「ドレミファソラシド」のソラシドとかけて
上昇するイメージを表現しているとか。
約1時間におよんだ発表会は、伊東正孝社長の
「第2の創業とも捉えている。さらなる飛躍を目指したい」
との決意表明で終了しました。


社長を中央に記念撮影。下面のロゴは乗客やファンへのアピールを考えて。 
 

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2 コメント

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きばれ (飛行機大好き人間)
2012-03-02 00:48:47
先月ソラシドエアーを鹿児島東京で利用させて頂きましたが 羽田着陸でゆらゆら着陸 もう着地するかな、と思った エンジン音がちょっと高鳴って間をおき着地したなと思ったら 一回バウンドして着地 飛行機好きの僕にとっては たまらなく嬉しい飛行体験だった。
でも飛行機嫌いな人にとっては心臓がかなり高ぶったのでは! 気張れ ソラシドエアー

返信する
内容 (御手洗翔太)
2013-01-13 21:23:40
新ブランドでいいフライトができるとよいですね。
返信する

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