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安倍昭恵夫人には頑張って欲しいが、安倍総理の危険な政策には国民が結束して反対するしかない

2013年12月29日 14時13分39秒 | 日記
 今朝(29日)の東京新聞を読んでいて、興味ある記事を見つけました。

 昭恵夫人は安倍晋三総理の妻でありながら、思想的には完全なリベラル派で、週刊誌やマスメディアにも時々話題を提供している事は知っていました。

 安倍総理政権が発足して一年が過ぎ、東京新聞が第一面と二面にかなり大きなスペースを割いて、昭恵夫人のインタビュー記事を出していました。

 年末も迫り、さして大きな事件も少なくなったと言う時期でもあったからでしょう。

 ここのところ安倍総理の指揮のもとに、特定秘密保護法案の成立や原発輸出や再稼働へののめり込み、TPPや消費税の決定等々、与党勢力の数の力に物を言わせた政策推進を行っている。

 東京新聞は読売、産経等に比較して、かなり明確に安倍政権の政策に批判する姿勢を取っている。なかなか思うようにいかない現状に、うんざりしている様子が読み取れるくらいだ。

 昭恵夫人(ニックネームはアッキー)は「家庭内野党」と言っても違和感がないくらい、野党勢力の考えに沿っている。

 しかし筆者は思うのだが当たり前なのである。 安倍晋三首相が余りにも国粋主義的であり、昭恵夫人の考え方が我々には普通に考えている物の見方なのである。

 元々、10年前ころまでの自民党内の派閥勢力が優勢であった頃は、結構リベラル的な考えを主張する大物政治家も多かった。

 小泉元首相の「自民党をぶっ壊す」と言う方針以降から、各派閥の力が相対的に弱くなり、いつの間にか首相の力が圧倒的に強くなっていった。

 安倍政権のように国粋的な思想の持ち主が首相になった途端に、日本の政治が右寄りになってしまった。

 しかも、本当に大事な基本的な改革はできずに、既存勢力の維持に熱心な官僚が、我が物顔で政治家を操作するという、非常に嘆かわしい政治体制になってしまっている。

 いくらアッキーさんが批判的な講演をしても、旦那の安倍晋三首相の方針転換は出来っこない。

 やはり国民がこぞって、今の政権の誤った政策には反対の声をあげ、次の選挙でこのような政権を消し去るしかないのだ。

(東京新聞を以下に貼り付けます。第一面の記事のみ)

「国民の声に耳傾けて」 妻・昭恵さんが見た首相の1年

 東京新聞 2013年12月29日  朝刊

 第2次安倍政権が発足して1年が過ぎた。安倍晋三首相の妻、昭恵さんは講演などで夫と違う意見を発信し、自らを「家庭内野党」と呼ぶ。異色のファーストレディーから見た首相の1年とは-。安倍政権の政策や政権運営について聞いてみた。

 昭恵さんは首相公邸の会議室で約四十分間、インタビューに応じた。にこやかな表情で、時には大きな笑い声を上げたが、首相の政権運営について聞くと、厳しい表情に変わり「主人には自分に近い人の声しか届きにくいので、広くいろいろな声を届けたい。主人にはすべての国民の声に耳を傾けてほしい」と述べた。

 昭恵さんは脱原発を主張している。安倍政権の原発維持政策について「(東京電力福島第一原発)事故の後、次々と問題が明るみに出て、何を信じて良いのか分からない。怖くても逃げられない人もいる。再生可能エネルギーに転換すべきだ」と真剣な表情で訴えた。

 首相が成長戦略の柱とする原発輸出政策にも「福島で事故が起こって、まだ収束していないのに、原発を輸出するのはどうなんだろうと率直に思う」と夫に異を唱えた。

 昭恵さんは趣味で有機農業をしている。日本の農産物への影響が懸念される環太平洋連携協定(TPP)について聞くと、「遺伝子組み換え的な食品がどんどん入ってきて、消費者が分からないまま食べる状況になるのは怖い」と語った。

(貼り付け終わり)

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