元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

VN・Cの神保・宮台氏の対談が取り上げたもの

2013年08月18日 12時12分50秒 | 日記
 筆者はネットのビデオ局であるビデオニュース ドット コムを良く視ていますが、今回の神保、宮台両氏のニュース・コメンタリーを視て、改めて日本の検察の劣化を思い知った。

 このようにいい加減な検察に日本国民の正義を委ねているのかと思うと、先恐ろしくなります。

 今回の市民団体の告発記事は、東京新聞でもごく小さな記事でしか見る事が出来なかった。ましてマスメディアの新聞やTVは、はっきり言って黙殺していたと思います。

 このビデオの対談の中でも発言されていますが、小沢一郎氏自身も、刑事告発されたり国民が受けた政治的な損失を考えると、何故声を大にして訴えないのでしょうか?

 真実は神のみぞ知るという泰然とした生き方も必要でしょうが、国民を引っ張っていく政治家としては、敢然と検察権力と戦うべきであると思います。

 今回の捏造調査報告書が生み出した物は、単なる小さな詐欺事件なんてものではないのです。

 場合によっては、メルトスルーしてしまった民主党には、なっていなかったかも知れない。民主党政権を潰す、日本の政界を覆う大きな黒い霧があったのではないだろうか?

 この小沢一郎排除の為の仕組みを進める指令が、どこから出ていたのか? 

 本当に優れたジャーナリストであれば、絶対に追求したいネタなのにと、筆者などは思ってしまうのですが、余りにも相手が巨悪で手が出せなかったのか?

 このコメンタリー部分は無料放送されていますので、是非ご覧になってください。

 http://www.videonews.com/charged/news-commentary/0001_3/002903.php

 少なくとも嘘で固めた田代検事の作成した偽造調査報告書を、大したおとがめなしで水に流そうとする検察のあり方に、日本の国家としての正義を任す訳にはいかないと、筆者は思いました。
(以下にコメンタリーの記事部分を貼り付け)
 ニュース・コメンタリー (2013年08月17日)

 田代元検事の報告書偽造問題はまだ終わっていなかった

 生活の党の小沢一郎代表が強制起訴した検察審査会に対する虚偽の捜査報告で告発されていた元東京地検特捜部の田代政弘検事の事件は、先週最高裁がこれを不起訴処分としたことで、一旦は収束したかに見えた。

 しかし、市民団体「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」は8月12日、田代元検事を別の事件で告発した。

 これは、田代氏が小沢氏の秘書だった石川知裕氏を逮捕するために、氏が取り調べに対して「生きていけない」などと供述するなどして、自殺の恐れがあるとの虚偽の報告書を作成し、裁判所から不当に逮捕状を取り付けたというもの。

 あらためて田代氏を告発した市民団体「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」の八木啓代代表は、田代氏が捜査報告書を偽造した根拠として、厚労省の村木厚子元局長(現次官)の事件で証拠を改ざんしたとして有罪判決を受けた大阪地検特捜部の前田恒彦元検事がYahoo!ニュース内に実名で投稿したブログ記事をあげた。記事の中で前田氏は、当時同僚だった田代氏から、小沢氏の犯罪への関与を立証するためにどうしても石川知裕氏を逮捕したかったので、虚偽の捜査報告書を作成したことを告白されたと指摘していた。

 八木代表は、前田氏のブログ記事が十分に信用できると考える理由として、前田氏の証言が、彼の上司だった大阪地検特捜部の大坪弘道部長らの逮捕・起訴の根拠となっていることをあげた。

 前田氏が書いている田代氏とのやりとりがまったくのでデタラメだということになれば、「大阪地検特捜部事件における検察の立証そのものが崩れてしまう」と八木氏は語った。
 別の事件で有罪判決を受けた検事が、同僚の検事を告発する形となった今回の告発劇から見えてくる検察の実情を、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。
(以上で貼り付け終わり)


コメントを投稿