元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

きな臭い北朝鮮情勢だが、心配する必要はない。

2017年04月12日 16時06分38秒 | 日記
 朝日新聞デジタルによると、「北朝鮮は4月11日に、国会にあたる最高人民会議を平壌で開くと発表した。
 最高人民会議開催の時期に合わせ、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する可能性もある」などと伝えていた。

 米のシリア軍事施設攻撃で、米国の本気度を見せられたせいなのか、北朝鮮はミサイル発射や核実験などを行わず、今のところ沈黙を守っている。

 しかも米軍の原子力空母が、朝鮮半島周辺で航行している。

 米国と北朝鮮の軍事衝突の可能性を解説する評論家がTVをにぎわしており、不安を感じている国民も多い事だろう。

 しかし、筆者は次のように予測する。

 米中首脳会談の日に、米軍のシリア攻撃が行われた。おそらくトランプ大統領は習近平主席に、北朝鮮のコントロールを、中国に強く託したのだろう。

 中国が従来通りの北朝鮮への対応であれば、米国は黙っていない。北の核実験施設はどうみても、米国の安全上問題がある。
 
 中国の説得が不調であれば、米国は北の核施設を攻撃するかもしれないと、中国にも脅しをかけている可能性がある。

 あの、米中の二日間の会談は、やはり二大国の会談だったと筆者は思う。

 日本では、日米の首脳会談は、首脳同士が、にこやかに二日間もゴルフも行い、日米同盟の固い絆ができていると思っていただろう。

 しかし、見ようによっては、親分と子分の関係に見えるほど、およそ世界をリードする国家間の関係ではない。

 それに比べれば、米中の首脳会談には、何とも言えぬ緊張感がみなぎっていた。

 二日目の会議では、両国の閣僚もテーブルをはさんで討議をしていた。

 これこそ大国間同士の会談ではないか。決して互いを許しあっている気配は、微塵も感じさせない。

 これからは筆者の推測だが、トランプは習に、中国と北朝鮮の交渉の後に、北朝鮮の首脳交代を画策するように依頼しているのではないか。

 マレーシアで殺害された金正男氏の息子さんに政権を禅譲するように、中国はこれから6か月から1年をかけて、北朝鮮と話し合うのではないか。

 中国の後ろには、かってとは本気度が違う米国の軍事力があり、中国も北朝鮮が下手な形で崩壊されると、多くの難民が中国に流入し、これは絶対に避けたい。

 北の国民も、今の政権にどこまで従順であるかは、分かったものではない。

 筆者の推測が正しければ、この一年以内に、北朝鮮の情勢が変わる可能性がある。

 トランプ、習の新ニ大国関係は、予想以上にアジアの情勢に安定をもたらすかもしれない。

 日本は安倍政権が目論んでいる軍事力を強化したりと、慌てふためく必要はないのに。