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読売新聞英字版は、10年間も慰安婦を性奴隷と表記していたお笑い。

2014年11月28日 12時52分19秒 | 日記
 朝日新聞の慰安婦誤報問題のバッシングは、最近ようなく収まってきているようだが、この朝日に対して、読売、産経の保守系メディアの批判が強く続いていた。

 朝日の誤報が、慰安婦は性奴隷という見方を、世界中に広めて国益を損なった。徹底的にこの誤報の謝罪を、世界中にすべきだとのたまっていたのだ。

 ところが、今日28日の読売新聞が、おったまげた訂正記事を出した。

 読売の英字新聞(Daily YomiuriやJapan News)の表記で、慰安婦を「日本軍によって売春を強要された女性たち」などと定義し、「性奴隷」と変わらぬ表記を続けていたと言う。

 それも約10年間に渡って、続けていたと言う。

 何のことはない、読売新聞英字版の外人読者は、慰安婦を性奴隷と表記されていたから、そのように解釈していたのは、朝日のせいではなく、読売の表記のせいだったという事になる。

 これこそ、「泥棒を捕まえてみれば我が子なり」という笑い話になってしまう。

 まず、相手を攻撃する前に、わが身を良く良く調べることだ。

(読売新聞オンラインより貼り付け)

本社英字紙で不適切な表現…慰安婦報道でおわび
2014年11月28日 07時00分

 いわゆる従軍慰安婦問題の報道で、読売新聞発行の英字紙「デイリー・ヨミウリ」(以下DY、現ジャパン・ニューズ)が1992年2月から2013年1月にかけて、「性奴隷」(sex slave/servitude)など不適切な表現を計97本の記事で使用していたことが社内調査で明らかになりました。

 読売新聞は、誤解を招く表現を使ってきたことをおわびし、記事データベースでも該当の全記事に、表現が不適切だったことを付記する措置をとります。本日付ジャパン・ニューズにもおわびを掲載し、ウェブサイト(http://the-japan-news.com/)で対象記事のリストを公表しています。
          ◇

 慰安婦問題に関する読売新聞の翻訳やDYの独自記事で、「性奴隷」にあたる単語を不適切に使用していたものは85本あった。「慰安婦」(comfort women)という表現が関連知識のない外国人読者には理解困難だったため、外国通信社の記事を参考に「性奴隷となることを強制された慰安婦」などと、読売本紙にはない説明を、誤った認識に基づき加えていた。

 たとえば97年8月30日付の1面コラム「編集手帳」は、「『従軍慰安婦』などの記述について」としているのに、DYの英訳記事では「the issue of ”comfort women,“ who were forced into sexual servitude by the Imperial Japanese Army」(大日本帝国陸軍によって性奴隷となることを強制された慰安婦の問題)と記述した。

 「性奴隷」という言葉は用いていないが、慰安婦を「日本軍によって売春を強要された女性たち」などと定義し、政府・軍による強制を客観的事実であるかのように記述した記事も、12本あった。93年に発表された河野談話について、当初は「官憲等が直接これ(慰安婦募集)に加担したこともあった」と正確に訳していたが、その後、「軍当局による強制連行を認めた」と単純化し、誤解を招く表現を用いたこともあった。

(貼り付け終わり)