ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

雪解けの季節!

2009-03-22 07:03:38 | Weblog




いよいよ雪解けの季節がやってきた。

日に日に、辺り一面を覆い尽くしていた
白い山の嵩(かさ)が、ぐんぐんと下がり、
微かにどこかで水の流れる音が聞こえ、
空を行く鳥の数も日ごとに増え、
屋内のパンジーやチューリップは既に芽を出し、
この大地全体が「ぅお~~~~~ん」とうなり声を
上げて春の兆しを喜んでいる。

桜の便りも南の方からチラホラ、
すでに海開きの終った地方もあると聞く。
「たてなが」な、この島国で、
西表島の向こうから、春は一気に駆け上がって来る。

子ども達が幼い頃、春休みフェリーに乗って(一番安い)
大阪のおばあちゃん家へよく帰った。
大阪でお花見をし、北海道でまたお花見をする
おめでたい?生活だった。

大阪に親と一緒に帰ろうという誘いに
付き合ってくれるのは、子ども達が小学生くらいまでで
中学生くらいになってくると、一緒に行こうとはしない、
皆、それぞれ、自分の時間を持つようになる。
親は親で内心「ほっと」している。

これから、北の大地は目覚め、一年で最も躍動的に
移ろう季節となる。
幾度冬を越しても、「わくわく」感は変わらない。
素晴らしい季節の営みとなる。

今日は、これから札幌に走る。
21:00時頃まで、缶詰状態になる。